第59回ヴェネツィアビエンナーレ:2022 Venice Biennale-59th
第59回ヴェネツィアビエンナーレ:2022 Venice Biennale-59th
第59回ヴェネツィアビエンナーレ
第59回ヴェネツィアビエンナーレ(2022 Venice Biennale-59th)は、2022年4月23日から11月27日にかけて開催される国際現代美術展。
ヴェネツィアビエンナーレは、イタリアのヴェネツィアで隔年で開催される展示会だ。
ハイラインアートのチーフキュレーター(芸術監督)のCecilia Alemani(チェチリア・アレマーニ,1977- /キュレーター)が中央の国際展示会のキュレーションを行う。
アートビエンナーレは、もう1つの主要な現代アート展であるDocumenta15と同時期に開催される。
BIENNALE ARTE 2022
Venice Art Biennale 2022: The Milk of Dreams / Arsenale/10min
360°: Venice Art Biennale 2022 – The Milk of Dreams: Giardini/4min
このビエンナーレへの参加は
このビエンナーレへの参加は、現代アーティストにとって名誉あるイベントだろう。
このフェスティバルは、その年の芸術監督によってキュレーションされた中央展示会、各国が主催する国立パビリオン、ヴェネツィア全土での独立した展示会など、一連のショーになっている。
ビエンナーレの関連組織は、建築、ダンス、映画、音楽、演劇など、他の芸術の定期的なフェスティバルも開催している。中央の国際展示会の外で、個々の国は、国の代表として、パビリオンと呼ばれる独自のショーを制作している。ヴェネツィア・ジャルディーニ(歴史的な街ヴェネツィアの公園の1つ)に収容されている30棟など、パビリオンの建物を所有している国は、維持費と建設費も負担していのだ。また、専用の建物のない国々は、ヴェネツィアのアルセナーレ(旧国立造船所)にパビリオンを作り、街中にパラッツォ (Palazzo/イタリアの比較的大きな建築物) を作り展開している。
「The Milk of Dreams」
中心的な展覧会のテーマは「The Milk of Dreams」だ。「The Milk of Dreams」には、213人のアーティストが参加する。
このテーマは、レオノーラ・キャリントン(Leonora Carrington、1917 - 2011/イギリス人の画家、彫刻家、小説家)の著書から引用されている。
彼女のショーをフェミニストだとは説明してはいないが・・・この宇宙の固定された中心とすべてのものの尺度としての白人男性の「理性の男」の普遍的な理想に疑問を投げかけている。
その展示は、具体的には、「身体の表現とその変容」「個人とテクノロジーの関係」「身体と地球のつながり」という3つのテーマだ。
日本館はダムタイプ
また、日本館はダムタイプ(Dumb Type)が代表作家だ。
(註)1984年に設立され、京都市立芸術大学在学中から海外公演を含めた活動を行う。
建築、美術、デザイン、音楽、ダンスなど異なる表現手段を持つメンバーが参加し、芸術表現の可能性を模索する。京都を拠点とし、海外公演を中心とした活動を行う。
次回からは、ランダムになりますが、招待作家の作品などをコラムにして参ります。お時間の許す折に・・・
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