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アンドレス・ライジンガー「Take Over」
アンドレス・ライジンガー「Take Over」
アンドレス・ライジンガー(Andrés Reisinger/Andres Reisinger)
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アンドレス・ライジンガー(Andrés Reisinger/Andres Reisinger,1990-/アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ、スペイン在住のアーティスト)
Andres Reisingerは、アーティストであり、ディレクター、また、学際的なデザイナー(製品、インテリア、3Dグラフィックス、インスタレーション)でもあり、Cassina, Patricia Urquiola, Ikea, Nike, Samsung, Rimowa and Massimo Dutti Audiの仕事をした。
「Take Over」
世界中の5つの大都市の建物に超現実主義的なインスタレーションを制作
東京のふわふわしたファサード(facade/建物の正面)からニューヨークのふわふわした玄関まで・・
デザイナーのアンドレス・ライジンガーは、東京、ロンドン、ニューヨーク、パリ、ローマの数多くの建物がピンクのファサードをまとっているデジタルインスタレーションを発表した。
「Take Over」と名付けられたこのプロジェクトは、ライジンガーが、世界中に行き、現実と彼自身の想像力の境界線を曖昧にした。シリーズ全体を通して、多少目立たないか、あまり目立たないと思われる都市の建物に、テクスチャーのある生地の形で、赤みがかったピンクの輝きが与えられる。
各イメージ全体で、それらのファサードは単純な石とレンガから、うねるピンクのテクスチャーに変わった。
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このプロジェクトの抽象的な理論的根拠
アンドレス・ライジンガーによるこのプロジェクトの抽象的な理論的根拠は、誰かが普通の人々の群衆の中で目立つときに、私たちが気付くかもしれない陰謀とそれを結び付けている。
「ピンクの毛皮のコートを着た淑女に出会ったことがありますか?」彼女は興味深いもので、ファッションショーや、その他で、現実の体験をからかうような視覚的な体験だろう。ピンクのレディーがどんな世界に連れて行っても、ピンク・レディーに従ってください」と彼は述べる。
ライジンガーが作成した各デザインは、部分的には、彼がそれぞれの都市に関連付けた属性にインスピレーションを得ている。パリの建物には洗練されたミニマリズムがあふれているし、ニューヨークは巨大な毛玉が主役となり「パフォーマンス的」になった。東京の雄大なプロポーションは、クリーンかつシンプルに表現されている。ロンドンはテクスチャを重ねて表現されている。そして、ローマは、チネチッタ映画(伊:Cinecitta /映画都市-街、そしてサウンド等の臨場感)の魅力にインスピレーションを得た「マント」を着ている、と彼は述べた。
「Take Over」はライジンガーの作品の典型的な作品で、柔らかなピンクの色合いを多用し、見る人に「現実とは何か?」という問いを投げかける。
次回も、アンドレス・ライジンガーのコンテンツの視点のムービーに続きます。お時間の許す折に・・・・
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