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「A Time」Robyn Denny 1968-1969

「A Time」Robyn Denny 1968-1969年


A Time

ロビン・デニー、『A Time』、1968-1969年

キャンバスに油彩
244 x 198 cm

絵画は、瞬間的な衝撃で伝えたいことをすべて表現してはいけません。抽象絵画、つまり主題にこだわらない絵画は、それが、優れたものであるためには、過去のどんな重要な絵画もそうであったように、経験として多様で、複雑で、奇妙で、説明がつかず、名付けられないものでなければなりません。」 -Robyn Denny/1964

-Robyn Denny/1964

ロビン・デニー (Robyn Denny)

Robyn Denny

ロビン・デニー (1930-2014,Robyn Denny/UKのアーティスト)
 は、1950年代、60年代、70年代のイギリス美術を変革し、それを国際的な主流へと導いた、国際的に評価の高いグループの1人だ。彼の大規模で、断固として都会的な抽象画は、当時のクールで近代的な雰囲気を捉えながらも、陰鬱で謎めいた存在感があり、逆説的に時代を超越しているようにも見える。

ロビン・デニー、ロンドンのフランシス・ワーフにあるスタジオにて、1973年

ロビン・デニーのアートワーク

参考文献-Penguin New Art 3 - Robin Denny /ISBN 0 14 070623 2 他(写真等の学術使用)

最後に

抽象表現主義(Abstract expressionism/1940年代後半のアメリカで起こり、世界的に注目された美術の動向)、アメリカ映画、大衆文化、都市近代化に触発されたロビン・デニーたちは、抽象絵画は、自分たちが考えた。そこには、従来系の風景画をベースとしたセント・アイヴス派の主流に反発している状況がある。
(註)セント・アイヴス派は、コーンウォールの町セント・アイヴスに住み、活動する芸術家の集団

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