今日の経済11月22日 つみたてNISA延長へ。問題は投資信託の選び方!
11月22日付 日経新聞から
投資を始める方にとってオススメしたいのが少額投資非課税制度「つみたてNISA」です。期間は最大20年間、年間40万円まで投資信託に投資をして利益はすべて非課税という制度です。現行制度は2037年までの制度でしたが、いつ始めても最大20年間投資ができるようになりました。「つみたてNISA」の一番のメリットは「複利の効果」を享受できることです。複利とは利子にまた利子が付くことでじっくりと資産を育むことができます。例えば年間40万円を20年間貯金しても800万円ですが、「つみたてNISA」で年間利回り10%で運用すれば1600万円を超えることになります。10%はとても上手くいった場合なので、現実的には利回り7%~10%を目指すことになりそうです。
運用商品は投資信託のみで個別株はありません。数ある投資信託の中で何を選ぶかというと、基本的には運用手数料が安く市場全体に分散投資をするインデックスファンドを選択すべきです。プロが運用するアクティブファンドはほぼインデックスファンドに負けてしまいます。
筆者が実際に運用しているのが運用手数料が安い「eMAXIS Slim 先進国株式インデックスファンド」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。この2本で米国全体と先進国(米国寄りですが)に分散投資ができます。証券会社は楽天証券で楽天カードによる引き落としでポイントも付きます。
今後数十年は米国経済が世界をリードすると思います。なぜなら先進国の中で数少ない人口増加をしている国だからです。「つみたてNISA」は資産運用をする上で欠かせない制度です。ぜひ活用することをおススメします。個人的には年額上限と運用年数が伸びることに期待です。