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2024年10月のお礼と振り返り、雑談


※木曜のいつもの映画についての記事は、日曜に代替します。
 
 

皆様、こんばんは、そして、こんにちは。ミックです。

10月は個人的に結構忙しい月でしたが、皆様がいかがお過ごしでしたでしょうか。
 
改めまして、今月もありがとうございました。月末ということで、今月に書いた記事の簡単なピックアップでの振り返りと雑談をしたいと思います。




  



ピックアップ


 


 
今月一番スキが多かった投稿は、シャガールについての記事でした。デュフィや東山魁夷について書いた時もそうでしたが、色鮮やかな絵画って、やはり人気だなと思った次第。華やかな色彩は絵画の大きな魅力の一つですよね。
 



 
 
カナレットは、この展覧会の告知を見た時から、書きたいと思っていて、行くと予想以上に楽しめて発見があったので、一気に書いたものです。こちら、記事で取り上げていただいたりもしました。ありがとうございます。
 
この投稿の他にも、記事で取り上げていただいたり、お気に入りとしてマガジンに入れていただいた投稿が今月も複数ありました。ご迷惑がかからないよう、お名前は挙げませんが、全部読みに行っていますし、嬉しいです。本当にありがとうございます。





 
個人的なお気に入りは、この現代美術二人について。以前から好きだったので、共通項くくって書けたのが、楽しかったです。
 




 
『幻影堂書店にて』で書くのが大変だったのが、フォトグラムについて。でも、書くと、自分が無意識に感じていたであろうことを言語化できたようでよかった。書くことの楽しみの一つですね。
 
新しいアイテムも出せたので、更に色々連載内で、作品を出していきたいと思います。




スナップショット一言裏話

 
 


江戸川乱歩の短編に赤い部屋が舞台のものがあったと思っていて、内容は全く違いますがそれにインスパイアされた作品です。赤は血の色でもあり、夜と秘密に映える色ですね。




 
 
人を驚かせること、手品的な要素は芸術のみならず、人間の生の根幹にあるものではないかという思いで書いたもの。若い高校生カップルとか、恋の予感があるカップルは書いていて楽しいです。





 
私がアルバイトでやっていた塾講師の時に感じたり、出会ったりした人たちをモチーフにした作品。勿論、現実そのままでなくデフォルメですが。あと、野球の故野村監督の言葉も引用したり、割と色々詰め込めて満足。

面白かったという嬉しいお声も直接いただいたりしました。ありがとうございます。





 
架空の中世シリーズです。姉妹で女王になったことがある王族で、ピンときた方もいらっしゃるかも。現実の歴史にインスパイアされたものですが、権力の移行というのは、人類の歴史においてとても困難で、同時に様々なドラマを生み出してきたのだと、改めて思います。





たまに書きたくなる虚無の言葉のやりとり。一度は感じたことがある方もいるはず。




雑談


最近発見?したのは、この曲。
 
Flying Pickets - Only You
 


いや、ウォン・カーワァイの『恋する惑星』を初めて観た後に、次作の『天使の涙』を見て、そこで流れるこの曲にぐっと心を掴まれました。
 
ウォン・カーワァイは、『ブエノスアイレス』や『花様年華』は観ていましたが、90年代の初期作品は観ていなかったんですよね。しかし、この時代の香港の混沌としたエネルギーみたいなものに、改めて感心したり。何というか、銃撃戦ですら、儚い美しさがあって、凄惨さを感じないような、異様な熱気を堪能しました。
 

『天使の涙』


『天使の涙』で、夜をオートバイで駆けながらこの曲が流れる時、甘い夜の匂いが、絶妙に流れてきます。
 
もうそれだけで、この映画は素晴らしいという気持ちになってしまう。そういう「掴み」って大事だと思っていて、それが、音楽や物語以上の空気感としての匂いを作っているように思えました。
 
その映画の中のような出来事は無くても、その匂いは確かにかつて自分も感じたことがあるような。
 
芸術作品とは、基本的に視覚と聴覚です。そして、それらだけで、嗅覚や触覚、味覚まで再現してしまうことで、より広がりを持って、かつてあった/あったかもしれない、記憶を喚起してくれるように思えます。
 
私も書くことで、自分自身そうした生きている時間以上のものを掴みたいと思っている。そして、読んでいただいて、皆さんに参考になったり、面白いと思っていただけたり、何か人生以上のものを掴むきっかけになってくださったら、本当に嬉しいです。
 
今月もありがとうございました。来月もよろしくお願いします。




今回はここまで。
お読みいただきありがとうございます。
今日も明日も
読んでくださった皆さんにとって
善い一日でありますように。
次回のエッセイや作品で
またお会いしましょう。


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