10/11(金)米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:9月生産者物価指数(前月比)予想0.1%、結果0.0%⤵ 9月コア生産者物価指数(前月比)予想0.2%、結果0.2% ミシガン大学向こう12ヶ月期待インフレ率 予想2.7%、結果2.9%⤴(前回2.7%) ミシガン大学消費者信頼感指数 予想70.9、結果68.9⤵ 一方でインフレ減速の指標(PPI)が出るも一方では期待インフレ率と消費者信頼感指数が良くないミックスな状態。FED政策と相関性が高い2年債は買われ11月25bpの利下げを織り込む形に

画像1 10/11(金)米国市場引け後 株式市場:好調な3Qの決算を発表した金融関係セクターが+1.74%と良いスタートを切ってくれたと思います。Industrialも強く(特に航空会社)1.55%、Real Estate(不動産)やHealth Careセクターも1%以上の上昇を見せダウ、SP500共に史上最高値を場中で再度更新いたしました。Teslaはロボタクシーイベントが投資家の失望を招き-8.8%と大幅下落、
画像2 10/11(金)米国市場引け後 指数:NYダウ 42863.86(場中で史上最高値更新、前日比+0.97%⤴)SP500 5815.03(場中で史上最高値更新、前日比+0.61%⤴)NASDAQ100 20270.73(前日比+0.14%⤴)NASDAQ総合 18341.76(前日比+0.33%⤴)Russell2000 2231.95(前日比+1.99%⤴)SP500 VIX指数 20.46(前日比-2.25%)債券MOVE指数 116.56(景気先行き不透明感からかなりボラが高い状態)
画像3 10/11(金)米国市場引け後 指数先物:SP500 VIX指数 Future 21.20(前日比-0.91%)ドルインデックス 102.93(前日比-0.06%)原油WTI 75.50(落ち着いてはいるものの引き続き高い水準です)前日比-0.46% 金/ドル 2657.26 史上最高値圏で推移しております。(前日比+1.04%)BTC/USDは63038(+6.71%)ETH/USDは2455.39(+4.35%)と市場は短期的にリスクオンモードに入った可能性が高いです。
画像4 10/11(金)米国市場引け後 債券:インフレ減速を示唆するPPI指標と景気減速を示唆するミシガン大学消費者信頼感指数のミックスから11月の25bp利下げがほぼConsensusに。FEDの政策と相関性が高い米2年債が売られ利回りは5bpも低下(価格は上昇)しております。主に短期債が売られ長期債が買われる純イールドの方向感で現在は進んでおります。
画像5 10/11(金) 米国市場引け後 Fear and Greed Indexは前日より3pt増加し74のGreedです。マーケットの方向感はインフレ減速と堅調な雇用という指標を受けリスクオンモードに移行していると思います。不透明感は大統領選挙や議会改選選挙だと思いますので、この辺は引き続き追っていきたいと思います。
画像6 10/11(金)米国市場引け後 債券市場利下げ織り込み:昨日のCPIや失業保険申請件数、本日のPPIと消費者信頼感指数から11月FOMCでは25bp利下げ織り込みがほぼConsensusになりました。しかし12月の金利据え置きの可能性、来年の金利引き下げ見通しに関しては若干後退した感じかと思います。高官の方々の発言にもあるように焦らず急がず徐々に金利は引き下げの方向に向かう様です。

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