10/3(木)米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:新規失業保険申請件数 予想222K、結果225K⤴、サービス業購買担当者景気指数(9月)予想55.4、結果55.2⤵、マーケット総合PMI(9月)予想54.4、結果54.0⤵、ISM非製造業景気指数(9月)予想51.7、結果54.9⤴、ISM非製造業物価指数(9月)予想56.3、結果59.4と雇用面では少し軟調な指標ですが、非製造業の景気指数は堅調に推移していると思われます。

画像1 10/3(木)米国市場引け後 株式市場:イスラエルによるイラン石油施設への攻撃を協議中とバイデン大統領が発言した関係で中東地政学リスクを懸念する投資家が増大、原油価格は5%超も上昇しました。Energy以外の銘柄は基本的に売り先行の中昨日のNvidia Huang CEOのBlackwell 需要の件でのコメントや、JPモルガンのNvidia 継続評価と相まって3%超の上昇を見せました。Meta +1.74%、Tesla -3.35%、PLTR +4.67%(高値更新)
画像2 10/3(木)米国市場引け後 指数:NYダウ 42011.59(前日比-0.44%)⤵ SP500 5699.94(前日比-0.17%)⤵ NASDAQ100 19790.62(前日比-0.06%)⤵ NASDAQ総合 17915.87(前日比-0.05%)⤵ Russell2000 2177.05(前日比-0.82%)⤵ と4指数は全て下落、中東リスクからSP500 VIX指数は20.49と前日比+8.41%も上昇しました。債券MOVE指数は102.17(前日比-1.89%)です
画像3 10/3(木)米国市場引け後 指数先物:ドルインデックス 101.97(前日比+0.28%)⤴ 今週じわりと上昇して来ております。原油WTI 73.76(前日比+5.22%)イスラエルがイランの石油施設への攻撃を米国と協議しているとの報道が流れ原油価格は急上昇、1バレル73$のラインを突破してきました。金/ドル 2656.36(前日比-0.09%)⤵ BTC/USD 60727.9 ETH/USD 2339.98
画像4 10/3(木)米国市場引け後 債券:米先週分新規失業保険申請件数は予想以上に増加、ドル伸び悩む 米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(9/28)は前週比6000件増の22.5万件と、前回の5月来の低水準となった21.9万件から予想以上に増加した。しかしISM非製造業の景気指数は予想を上回り米景気の底堅さを引き続き表す指標となりました。さらに原油の急上昇を受け債券は各年限ともに大きく売られ利回りは全体的に上昇(価格は下落)しました。
画像5 10/3(木)米国市場引け後 Fear and Greed Indexは中東地政学リスクが高まるも依然として67のGreedにとどまっております。債券が大きく売られた点を見ても米経済の底堅さを見ている点も多く、今晩の雇用統計の結果で短期的な方向性が見えて来るかと思います。
画像6 10/3(木)米国市場引け後 債券市場利下げ織り込み:ISM非製造業景気指数の堅調さやインフレ懸念がじわり再燃する可能性も見るや11月のFOMC時は25bpの利下げと見る関係者の方が前日より増えた感じです。本日の雇用統計でまた動く可能性がありますので引き続き注視したいと思います。

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