10/30(水)米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:ADP非農業部門雇用者数(10月)予想110K、結果233Kと大幅に上振れですが信頼度は低め、コア個人諸費支出価格(Q3)予想2.10%、結果2.20%⤴(前回2.80%)国内総生産(GDP、Q3)予想3.0%、結果2.8%⤵(前回3.0%)とGDPの予想下振れは今年の5月以来の数字です。GDP物価指数Q3(前期比)予想1.9%、結果1.8%⤵(前回2.5%)と雇用は強い数字が出ましたがGDPや物価面では予想値を下回る指標で金利は微上昇に。 7 Ken 2024年10月31日 06:31 10/30(水)米国市場引け後 株式市場:SMCIの監査法人の辞任によってNASDAQからの上場廃止リスクが懸念され、1日で32.68%も下落しました。連られるような形で半導体関連銘柄は下落、Nvidiaも-1.09%、決算懸念のAMDは-10.62%、同じくElillyは-6.28%と大きく下落しました。Googleは好決算を発表し+2.92%、ABBVも好決算が好感され+6.36%と上昇しました。セクター全体ではTech関連が-1.21%、Communication Service が+1.4%でした 10/30(水)米国市場引け後 指数:NYダウ 42141.54(前日比-0.22%)SP500 5813.67(前日比-0.33%)NASDAQ100 20399.85(前日比-0.73)NASDAQ総合 18620.26(前日比-0.49%)Russell2000 2232.50(前日比-0.25%)SP500 VIX指数 20.35と再び20を超えてきました、前日比+5.22%、債券MOVE指数は131.87と更に上昇しており金利のボラティリティには引き続き警戒が必要だと思われます。 10/30(水)米国市場引け後 指数先物:SP500 VIX指数 Future 19.30(前日比+2.89%)ドルインデックス 104.10と多少下落したもののドル高の流れは続いております。原油は69.09で前日比+2.80%と上昇、金/ドルは引き続き高値更新で2787.43(前日比+0.46%)BTC/USDは72852と最高値付近で推移、ETH/USDも2676.89と週間で約8%ほどの上昇となっております。 10/30(水)米国市場引け後 債券利回り:米国債相場はまちまち。この日発表された各経済指標を受け、市場では米利下げ観測が後退。金融政策動向に最も敏感な2年債利回りは7bp上昇しました。30日の発表によると来週実施する3.10.30年債の入札は発行額が計1250億ドル(約19兆1600億円)この規模は市場でも広く予想されていた。また同省は「少なくとも向こう数四半期」は中長期債の発行を増やす必要はないとのガイダンスも維持。債券ストラテジストの間では入札規模ガイダンスを財務省が修正する可能性があるとの意見も 10/30(水)米国市場引け後 Fear and Greed Indexは前日の60から2pt下落の58でGreed。大統領選を来週に控え強めの経済指標に2年債金利は約5bpも上昇し、株式市場では警戒する動きも一部あるようです。SMCIの監査法人辞任の件やAMDの決算後の下落は市場全体に不安な見通しを与えております。 10/30(水)債券市場利下げ織り込み:11月のConsensusは変わらず、12月の利下げ据え置き確率が上昇しております。その他1月以降でも金利据え置きの可能性が高くなっております。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #投資初心者 #経済指標 #金融市場 #株式市場 7