9/30(月)米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:シカゴ購買部協会製造業景気指数(9月)予想46.1、結果46.6 パウエル議長は講演で米国経済がインフレ鈍化の軌道に乗っており、これによりベンチマーク金利のさらなる引き下げが可能になる可能性があると示唆した。テネシー州ナッシュビルで開催された全米経済学会(NABE)の会議での準備された発言の中で、パウエル氏は、FRBが金利調整に関して予め決められた道筋に従っているわけではなく、会合ごとに双方向のリスクを考慮しながら決定を下すと強調した。

画像1 9/30(月)米国市場引け後 株式市場:引け15分前からのNvidiaが急激に買われ僅か15分で一気に$1.5も株価が上昇しました。Nvidia +0.80%、Apple +2.24%、Microsoft +0.49%、Google +1.15%、Meta +0.90%、Amazon -0.87%、Tesla +0.45% セクター別ではCommunication Servicesが+0.71%、不動産 +0.49%、ヘルスケア +0.46%と続き素材が-0.76%、消費財が-0.52%でした
画像2 9/30(月)米国市場引け後 指数:NYダウ 42330.15(前日比+0.04%)SP500 5762.48(前日比+0.42%)NASDAQ100 20055.75(前日比+0.24%)NASDAQ総合 18184.18(前日比+0.36%)Russell2000 2226.15(前日比+0.06%)SP500 VIX指数 16.73(前日比-1.36%)債券MOVE指数 92.53(前日比+2.65%)
画像3 9/30(月)米国市場引け後 指数先物:ドルインデックス 100.77(前日比+0.39%)原油WTI 68.33(前日比+0.22%)天然ガス 2.907(前日比+0.17%)金/ドル 2633.65(前日比-0.93%)BTC/USD 63695.2(前日比-3.22%)ETH/USD 2614.81(前日比-1.72%)
画像4 9/30(月)米国市場引け後 債券利回り:パウエル議長の講演終了辺りからドル円が急上昇し143円台半ばまで進みました。それに伴い短期債が売られ短期金利はドル円に沿った形で急上昇、長期債の方はそこまで大きく売られませんでしたが3bp程上昇しております。
画像5 9/30(月)米国市場引け後 Fear and Greed Indexは75と先週末の68から一気に7ptも上昇して遂にExtreme Greedの域へ。マーケットが景気に対して安心感を深め、FEDの利下げも市場に織り込まれてきた証拠ではないかと予想いたします。
画像6 9/30(月)債券市場利下げ織り込み:シカゴ製造業購買部協会景気指数が予想よりも良かった事や、パウエル議長が講演で「この先、経済がおおむね想定通りに進展すれば、政策は時間とともにより中立のスタンスへと移行するだろう」と語った事や、ドットプロットで11月、12月に25bpずつ利下げを支持する投票者が多数おられた事を認めました。

いいなと思ったら応援しよう!