9/18（水）米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標：8月新規住宅着工件数 予想1.310M、結果1.356Mと上昇、一戸建て住宅は16％近く増加し年率99万2000戸と、２月より後で初めて増えた。集合住宅は５月より後で初めて減少した。FOMC：政策金利を50bp下げ4.75～5.00％としました。また年内の金利誘導目標も4.25～4.5％と設定した為、残り2回のFOMCで50bpの利下げをする可能性が高くなりました。2025年の誘導目標も3.25～3.5％とし、100bpの利下げを示唆しております。
50bpの利下げが発表された直後は株価が大きく上昇しましたが、ドットプロットチャートが発表されパウエル議長の会見内容からタカ派的発言が見られドルは急反転、10年債も買い戻され株価は一転下落となりました。特にRussellの動きが激しく発表直後の急騰からの急転直下（ドットプロットチャートとタカ派的発言を受けて）という遊ばれた展開になってしまいました。
9/18（水）株式市場：政策金利発表まで株価はほとんど動かずの状態でした。50bpの利下げが発表された直後は株価が急騰しましたが、その後ドットプロットチャートが示され利下げのペースは早くない点を示唆。誘導目標金利が2.9％と示されパウエル議長の会見で超低金利時代には戻らないとのタカ派的発言を受けて株式市場は一転急反落状態に、特にRussellは急騰からの急転直下というまさに遊ばれてしまった展開になってしまいました。
9/18（水）指数：NYダウ 41503.10（前日比-0.25％）SP500 5618.26（前日比-0.29％）NASDAQ100 19346.34（前日比-0.44％）NASDAQ総合 17575.67（前日比-0.30％）Russell2000 2205.65（前日比+0.01％）Russell1000（Value）1839.05（前日比+0.01％）Russell1000（Growth）3680.35（前日比+0.10％）
9/18（水）指数先物：SP500 VIX 18.23（前日比+3.52％）債券MOVE指数 101.58（前日比+0.36％）ドルインデックス 100.99（前日比+0.10％）原油WTI 69.09（前日比-1.24％）金/ドル 2554.97（前日比-0.57％）
9/18（水）Fear and Greed Index は56でGreedに、FOMCで将来金利の方向感が定まった為ある程度相場は安定してくるのではないかと想像しております。