10/10(木)米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:9月消費者物価指数(前年比)予想2.3%、結果2.4%⤴ 9月消費者物価指数(前月比)予想0.1%、結果0.2%⤴(8月0.2%)9月コア消費者物価指数(前年比)予想3.2%、結果3.3%⤴ 9月コア消費者物価指数(前月比)予想0.2%、結果0.3%⤴(8月0.3%)とインフレは後退していない可能性があると見れる指標の為、評価はまちまちでした。新規失業保険申請件数は予想231Kに対し結果258Kと先週の225Kから大きく増加し短期債が買われました 3 Ken 2024年10月11日 06:38 10/10(金)米国市場引け後 株式市場:インフレ期待が後退していない指標を受け株式市場は軟調な反応を見せました。買われている銘柄は個別要因によるものが多く、セクター別ではEnergyとBasic Materialsがプラスですが他はほぼマイナスでした。新規失業保険申請件数も先週と比べ増加した点も株式には売り材料となりやすかったと思います。CRWD+5.56%、AMD -3.88%、CELH+14.5%、NET+8.78% 10/10(木)米国市場引け後 指数:NYダウ 42454.12(前日比-0.14%⤵)SP500 5780.05(前日比-0.21%⤵)NASDAQ100 20243.49(前日比-0.13%⤵)NASDAQ総合 18293.90(前日比-0.04%⤵)Russell2000 2186.55(前日比-0.64%⤵)と4指数共に微減で思ったより下げず。SP500 VIX指数 20.93(前日比+0.34%⤴)と小幅な上昇、債券MOVE指数 122.39(前日比-1.11%⤵)に留まりました。 10/10(木)米国市場引け後 指数先物:SP500 VIX指数 Future 21.40(前日比+2.40%⤴)ドルインデックス 102.86(前日比-0.07%⤵)原油WTI 75.62(前日比+3.25%⤴)金/ドル 2630.15(前日比+0.86%)中東でイスラエルがヒズボラに対し空爆を仕掛け緊張が高まっている関係で原油価格が再上昇しております。 10/10(木)米国市場引け後 債券:インフレ懸念が後退していない指標と新規失業保険申請件数の予想外の増加からFEDの政策方針にインフレと雇用の両問題が再燃、この方向性に大きく影響を受ける2年債が買われ利回りは5bpほど下落(価格は上昇)しました。30年債の入札は好調な結果で最高落札利回りは4.389%、テイルはマイナス1.5bp。 応札倍率は2.5倍と過去6回入札平均と2.38倍を上回り需要は好調でした。 外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は80.5%だった。 10/10(木)米国市場引け後 Fear and Greed Indexは前日とあまり変わらず71のGreed。インフレの減速が小休止し失業保険申請件数が増加しましたが短期的には利下げの方向感は変わらないとの市場判断、VIX指数も落ち着いており大勢に影響はないと判断している投資家が多い様です。 10/10(木)債券市場利下げ織り込み:11月の25bp利下げは変わらないだろうと見る投資家が多い反面、12月や来年の利下げ期待が後退しております。次のFOMCまでに月末のPCEと来月頭の雇用統計がありますので、今の段階ではちょっと織り込みずらくなったのではと予想いたします。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #経済指標 #経済・金融 #投資の勉強 3