10/1(火)米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:ISM製造業購買担当者景気指数(9月)予想47.6、結果47.2 ⤵ ISM製造業雇用指数(9月)予想47.0、結果43.9 ⤵ 製造業購買管理者指数(9月)予想47.0、結果47.3⤴ JOLT求人件数(9月)予想7.640M、結果8.040M 米9月ISM製造業景況指数は予想下回る、JOLTは増加、ドル軟調 全米供給管理協会(ISM)が発表した9月ISM製造業景況指数は47.2と、8月から上昇予想に反し同水準にとどまった。

画像1 10/1(火)米国市場引け後 株式市場:シティのアナリストがAppleの9月/12月四半期時iPhone出荷台数見込みを200万代下方修正し株価-2.95%、ここ数ヶ月続いている月初の株価調整が今月も起きているのか半導体関連、クラウドソフトウェア関連が大きく売られNvidiaは-3.5%の下落し他の半導体関連も軒並み3%前後売られる形になりました。その他イスラエルとイランの緊張が高まり原油は3%以上上昇し、関連銘柄は大きくプラスになりました。
画像2 10/1(火)米国市場引け後 指数:NYダウ 42156.97(前日比-0.41%)SP500 5708.75(前日比-0.93%)NASDAQ100 19772.84(前日比-1.43%)NASDAQ総合 17910.32(前日比-1.53%)Russell2000 2195.85(前日比-1.53%)債券MOVE指数 94.61(前日比+2.25)
画像3 10/1(火)米国市場引け後 指数先物:SP500 VIX指数 20.45(前日比+8.53%)原油WTI 70.68(前日比3.68%)ドルインデックス 101.20(前日比+0.42%)金/ドル 2659.47(前日比+0.94%)BTC/USD 61229.2(前日比-3.48%)ETH/USD 2479.38(前日比-4.57%)VIXが再び高騰し地政学リスク懸念から原油も上昇、ドル指数も雇用市場が予想外に強い数字がでた影響もあり上昇しております。
画像4 10/1(火)米国市場引け後 債券:イランがイスラエルへの攻撃間近との緊張から市場はリスクオフモードへ、債券が大きく買われ金利は低下(価格は上昇)ドル円も大きく下落し一時142円台を付けました。
画像5 10/1(火)米国市場引け後 Fear and Greed Indexは昨日から6pt下落して69のGreed。地政学リスクの懸念からリスク資産の売却調整、債券購入による金利の低下、VIX指数の急上昇も影響し下落しております。
画像6 10/1(火)債券市場利下げ織り込み:ISM製造業景気指数の予想に反した下落、製造業雇用指数の軟化で製造業全体の雇用が弱いのかと思いきやJOLT求人件数が予想に反して増加、製造業の雇用は少し弱いままだが米国全体での求人は増加傾向という指標でした。これを受けて利下げ織り込み数字は前日とほぼ変わらず25bpの利下げ織り込みが約62%となっております。

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