9/26(木)米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:新規失業保険申請件数 予想224K、結果218K ⤵ 失業保険継続受給者数 予想1828K、結果1834K ⤴ 8月耐久財受注(前月比)予想-2.8%、結果0.0% ⤴ 8月コア耐久財受注(前月比)予想0.1%、結果0.5% ⤴ 米商務省が発表した4-6月期国内総生産(GDP)確定値は前期比年率+3.0%と、下方修正予想に反し、改定値から修正はなかった。同期個人消費確定値は前期比年率+2.8%と、予想外に改定値+2.9%から下方修正された。

画像1 9/26(木)米国市場引け後 株式市場:モルガン・スタンレーのアナリストは、AIメモリチップメーカーであるマイクロンテクノロジー (NASDAQ:MU) の最新の決算報告を受けて、同社株に対する「Equal Weight(中立)」の評価を維持しました。AIおよびメモリ分野においては、特にエヌビディア (NASDAQ:NVDA) やブロードコム (NASDAQ:AVGO) などの株式の方がリスク・リワードの観点からより良好な機会があると考えています。
画像2 9/26(木)米国市場引け後 指数:NYダウ 42175.11(前日比+0.62%)SP500 5745.37(前日比+0.40%)NASDAQ100 20112.96(20000を回復、前日比+0.70%)NASDAQ総合 18187.12(前日比+0.58%)Russell2000 2206.75(前日比+0.42%)
画像3 9/26(木)米国市場引け後 指数先物:SP500 VIX指数 15.37(前日比-0.26%)債券MOVE指数 91.64(前日比-1.78%)ドルインデックス 100.57(前日比-0.33%)原油WTI 67.47(前日比-3.19%)サウジアラビアが12月に供給拡大に踏み切るとの報道を受け、売りが膨らんだ。リビアが中央銀行の新総裁を指名し、原油生産再開への道を開いたことも売り材料。サウジは原油市場でのシェア回復を目指して増産する用意があり、1バレル=100ドルの非公式な価格を断念するとの構え。
画像4 9/26(木)米国市場引け後 債券:失業保険申請件数の予想外の減少やGDP値の強さ、イエレン財務長官のコメントと7年債入札の堅調さを受けて債券市場はリスクオンモード。主に中期~短期債が売られ4bp~7bp程利回りが上昇(価格は下落)しました。
画像5 9/26(木)米国市場引け後 Fear and Greed Indexは昨日の67から一気に5pt上昇して72まで上昇しました。予想外の失業保険申請件数の低下(受給資格者が職を失っていないが、新たな移民者の職がどうかは不明)や4-6のGDP値が確定、経済は堅調との見方に傾きました。このままExtremeまで行きそうな勢いです。
画像6 9/26(木)債券市場利下げ織り込み:堅調な経済指標を背景にするも11月の利下げ織り込みはまだ50bpが多数派。経済指標が強ければ利下げは見送りの可能性もありますが、市場はそうは見ていないようです。

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