10/17(木))米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:9月小売り売上高(前月比)予想0.3%、結果0.4%⤴(前回0.1%)9月コア小売り売上高(前月比)予想0.1%、結果0.5%⤴(前回0.2%)と予想を上回る強い数字で市場はドル高⤴金利高⤴で反応しました。フィラデルフィア連銀製造業景気指数(10月)予想4.2、結果10.3⤴(前回1.7)新規失業保険申請件数 予想241K、結果241K(前回260K)失業保険継続申請件数 予想1870K、結果1867K⤵(前回1858K)

画像1 10/17(木)米国市場引け後 株式市場:TSMがASMLショックを吹き飛ばすような好決算を出し、ガイダンスもTOPラインを超える数字を算出 株価+9.79%と過去最高値を軽々と更新してきました。その他AVGO +2.66%、MU +2.57%、Dell +1.93%と連れ高の様相が。その他EnergyとFinancialセクターがプラスですが小売りが強かったにも関わらずCyclicalやDefensiveセクターはそれぞれマイナスでした。全体的には利下げ期待後退からの金利高影響なのか売られています。
画像2 10/17(木)米国市場引け後 指数:NYダウ 43239.05(場中に史上最高値を更新、前日比+0.37%⤴)SP500 5841.47(前日比-0.02%⤵)NASDAQ100 20191.0(前日比+0.08%⤴)NASDAQ総合 18373.54(前日比+0.04%⤴)Russell2000 2280.75(前日比-0.26%⤴)SP500 VIX指数 19.11(20を切りました、前日比-2.40%)債券MOVE指数 121.86(こちらも少し下がりましたがまだ高い水準です、前日比-4.22%)
画像3 10/17(木)米国市場引け後 指数先物:SP500 VIX Future 18.75(前日比-1.59%⤵)ドルインデックス 103.80(小売り指標、雇用面での指数影響でドルが買われる展開です)今年8月以来のドル高水準、原油WTI 70.77(前日比+0.54%⤴)金/ドル 2691.73と史上最高値を更新(前日比+0.67%⤴)BTC/USD 67066.6、ETH/USD 2602.10と仮想通貨は下落しております。
画像4 10/17(木)債券利回り:強い小売りや失業保険申請件数の予想通りの数字、フィラデルフィア連銀製造業景気指数が7月以来の高水準数字が出た事によってドル高方向、ドル円は150円台を付けております。景気は堅調と見る動きからか債券は各年限ともに大きく売られ利回りは4bp~10bp弱ほど上昇しました。(価格は下落)
画像5 10/17(木)Fear and Greed Indexは72でGreed、VIX指数は20を切る水準まで落ち着き株式市場は堅調に推移。債券市場は景気の先行き方向感がつかみにくい点や、大統領選挙の織り込みが難しくまだまだボラティリティが高い状態が続いております。
画像6 10/17(木)債券市場利下げ織り込み:強い経済指標の後でも金利据え置き予想はそこまで変わらず、11月25bpの利下げ織り込みは変わらずConsensusだと思われます。12月以降の利下げ織り込みには変化が出ており、金利据え置きの織り込みが前日比で倍になっております。年内利下げは1回のみの確率が上がって来た関係もあり、小型株が軟調方向です。

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