9/19(木)米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:新規失業保険申請件数 予想230K、結果219K ⤵ フィラデルフィア連銀製造業景気指数 予想-0.8、結果+1.7⤴ 8月中古住宅販売件数 予想3.92M、結果3.86M⤵ 雇用は比較的堅調に推移、市場に一定の安心感を与えております。FF連銀製造業も予想に反してプラスに推移、製造業の景気が戻ってくれば経済の基盤が強くなるのでこちらも景気に対して明るい材料です。

画像1 9/19(木)米国市場引け後 株式市場:FOMCでの利下げ幅を警戒して売り展開だった昨夜から一転、株式市場は半導体銘柄、Technology銘柄を中心に大きく反発しました。しかし多くの銘柄は上ひげが長い陰線(取引開始時より引け時の方が価格が低い)で終わっている銘柄が多く散見されます。これは継続的な株価上昇を期待するロウソク足ではなく、逆に一時的な反発としてとらえる方が良いかもしれません。この後大統領選を少しずつ織り込んでいくと思いますが、経済指標の方が重要ですので引き続き注視して景気関連指標を見て行きます
画像2 9/19(木)米国市場引け後 指数:NYダウ 42025.19(新高値更新、前日比+1.26%)SP500 5713.64(新高値更新、前日比+1.70%)NASDAQ100 19836.88(前日比+2.55%)NASDAQ総合 18011.51(前日比+2.49%)Russell2000 2252.85(前日比+2.11%)Russell1000(Value)1835.87、Russell1000(Growth)3668.13
画像3 9/19(木)米国市場引け後 指数先物:SP500 VIX指数 16.33(前日比-10.42%)債券MOVE指数 98.61(前日比-2.92%)ドルインデックス 100.63(前日比+0.03%)原油WTI 71.14(前日比+1.80%、原油は今週2.6%上昇)じわりと上昇して来ております。金/ドル 2587.02(前日比+1.08%)
画像4 9/19(木)米国市場引け後 債券利回り:FOMCで利下げが決定され短期債が買われ、長期債が売られる純イールドの展開です。短期債は1bp前後の利回り下落(価格は上昇)長期債は2bp前後の利回り上昇(価格は下落)です。
画像5 9/19(木)Fear and Greed Indexは前日の56から一気に10ptも上昇に66のGreedに。年末までの経済見通しが立ってきた感が見えてきた為、市場は強気方向に動いている様に見えますが個人的には中立の見立てです。引き続き警戒する点は警戒し、押し引きを進めていきたいと思います。
画像6 9/19(木)債券市場利下げ織り込み:年内残り2回のFOMC時に合計50bpの利下げを支持した投票者の数は19人中10人。つまり逆を言えば半数の人は25bp以下の利下げ意見でいる事になります。市場が楽観モードになればこの点は見過ごされると思いますので、引き続き経済指標には十分注意して見て行きたいと思います。

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