![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91514379/rectangle_large_type_2_8149be984bbc40a379e705eadef16f7a.jpeg?width=1200)
筆を落とそう
血が通っていないように感じても
煮詰まっていないと思っても
まとまらないと感じても
痛くて寝ていたいと思っても
それでもあなたは
筆を画布に落としなさい。
人は足を前に出して「歩く」という行為をして
はじめて体にスイッチが入るという。
頸椎の持病で首が鋼鉄のように固くなって
血流が悪くなり痛みが増しても、
それは寝ていて過ぎ去りますか?
半世紀経ってもいまだその身体と暮らしているのです。
だから
線を引きましょう。
筆を画布に落としましょう。
そうすれば、
何を描きたかったのか
何を描くべきなのかが
あなたの空の
雲の屏風が開かれて
閉じていた部屋が見えてきます。
筆を落とそう。
血が通っていないように感じても
煮詰まっていないと思っても
まとまらないと感じても
痛くて寝ていたいと思っても
![](https://assets.st-note.com/img/1668838348793-6rthXsE3G6.jpg)
いいなと思ったら応援しよう!
![秩父のゴッホ 香本博 Hiroshi Komoto](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/1367370/profile_50d17faf7c8587faab2f0e8ef1481bc9.jpg?width=600&crop=1:1,smart)