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#04 /オンラインで知り合った仲間と、おやすみなさいを言い合えるまで。

オンライン上で出会った仲間と打ち解けるには?初回ミーティングから中間発表まで、アイデア出しをスムーズに行うためのコツなど、オンラインミーティングを通して得た実感をお聞きしたいと思います。

「NARA(New Artistry Rest Area)プロジェクト」
実際に会ったこともない、学校も年齢も経験もバラバラな全国各地の学生が、このコロナ禍のなか、日本有数のものづくりの会社とともに、新しいものづくりの手法に挑戦しています。

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前回紹介した、オンラインサロン社外取締役の学生メンバー9名とアーティストリー 社員3名が、A、Bチームにわかれ、オンライン上で各々休憩所のアイデア出しを行っていきました。

今回は生嶋が、アーティストリー社員の津野(Aチーム)にAチームの初回ミーティングから中間発表まで、アイデア出しをスムーズに行うためのコツなど、オンラインミーティングを通して得た実感をお聞きしたいと思います。


アーティストリー社員津野の紹介

生嶋:津野さん、よろしくお願いします。
まずは、初登場ということで、自己紹介をお願いします。

津野:よろしくお願いします。naraプロジェクトでは主に休憩所の意匠設計、デザイン担当をしていますアーティストリーの津野です。絶賛、自分でタネを撒いた造形アイデアに首を締められています、、。

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普段は工房で木工家具職人をしていたり、3D設計、3D技術を生かしたデザインなどのお仕事をしています。仕事の依頼でも複雑なモデルを触ることが多いのですが今回のプロジェクトもかなり挑戦的。気合を入れてプロジェクトに挑んでいます。

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オンライン上で出会った仲間と打ち解けるには?

生嶋:Aチームの初回ミーテティングでの、皆さんの印象はどうでした?

津野:柔らかい雰囲気で超安心しました、、笑

初回以降もそうなのですがAチームはどんなアイデアでも耳を傾けて、どんどんストックしていくスタイル。提案のハードルがいい意味で低く、様々な意見が出ました。

年齢も近く、フラットな関係性でミーティングも取り組みやすかったです。
(Aチームの皆さん↓)

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生嶋:確かに。基本的に肯定的、建設的に話を聞いてもらえると、なんでも思ったことを話しやすくなって、自然といいアイデアが生まれたりしますよね。Bチームのメンバーもみんなそういう人たちでした。

Bチームは平均年齢がAチームよりも高くて、私も年齢が近い人が多かったので、安心感がありました。ミーテティングが始まってからも、全体的に落ち着いた雰囲気でした。
そのせいか、なんとなく息が合うというか、お互いが尊重しあってスムーズにミーティングが進んでいったように思います。(わたしだけかな?)
たまにメンバーの家族が後ろを通ったりして、笑いが起きたりしたときは距離が縮まった気がして嬉しかったです。

(Bチームの皆さん↓)

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津野:メンバー分けは企画の大西さんの策略があったのかな笑

生嶋:Aチームのリーダーはいませんでしたよね、経緯はどういうものだったんですか?

津野:そういえば居なかった笑

思い返せばリーダーという存在がいなくても、進むべき方向を見つけて主体的に動けるメンバーが多かったからだと思います。

例えばプロジェクトのゴールまでのタスクを洗い出し終わったら、指示されてやるのではなく、「僕、ここ得意なのでやりますよ」と自主的に取り組んでくれました。

リーダーという肩書がなくても、メンバーそれぞれが時にリーダー的存在、時にはサポート的存在と役回りを柔軟に使い分けるスタイルでチームワークしていきました。

生嶋:主体的に動くことはオンラインでものづくりを行っていくときは特に重要だと感じました。
Bチームも、初めはリーダーを決めましたが、他のメンバーも積極的に取りまとめてくれたり、支え合って進んでいったような印象でした。


オンラインのやりとりで大切なのは、温度感の共有?

生嶋:みなさんとのコミュニケーションで心がけていたことはありますか?

津野:オンラインミーテングの頻度とミーティング以外のコミュニケーションを大切にしていました。

Aチームはキックオフの全体ミーティングがお昼に行われた日の夜、早速ミーティングを立ち上げたんです。(会議内容はあえて決めず)

つまり雑談だけをするつもりで第一回の雑談会を設けたんです。

これから意見を持ち寄って議論する仲間のことを知らずに提案をするより、メンバーの人となりを知ってから提案をした方がキャッチボールのハードルが下がるし、変な緊張感も緩和されました。

スタートが雑談会だったこともあって会議中や会議後も「今の話に全然関係ないんですけど、、」みたいな感じでプロジェクト以外の話を自由にする文化みたいなものが生まれましたね笑

あとはプロジェクトを進めていくにあたって温度を常に保つこと。

ミーティングの頻度を確保することもそうですが、グループラインなどで作業の進行状況をシェアしたり、参考になるwebサイトなどを頻繁にシェアしました。細かいコミュニケーションを頻繁に取ることで、メンバーの親密度もかなり高まりましたね。

生嶋:Aチームはミーティングの頻度がとても多かったですよね。

Bチームでも、雑談したりはしましたが、ミーティングの頻度はAチームほどではなかったです。それぞれのスケジュールも考慮して必要最低限にしていました。
その分、ミーティングがない日でも各自情報を共有したり、ミーティングの日に出られない人でも資料をまとめて事前に出してくれたりと、オンラインならではの時間や場所に縛られないやりとりができていたので、不都合は感じませんでした。


オフラインでの交流

生嶋:途中でAチームのShunjiさんがアーティストリーに直接来てくれるという、オフラインでの交流もありましたよね。
オフラインで会うことで何か変化はありましたか?

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津野:実際にあったらどんな人なんだろうと思っていたんですけど、オンラインで会っていたshunji君そのもの笑

きっとオンラインに馴染みのある僕らは、オンラインでもオフラインでも素でいられるんですよね。

でもオンラインで気軽にコミュニケーションが取れる中、実際に足を運んで会うという行動に対する価値が高まった気はします。いくらオンラインで会っててもやっぱり実際にあった人の特別感は違いますね。

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生嶋:人の体温みたいなものはモニターでは再現できないものですよね。
でも、オンラインで交流してからオフラインで会うと、びっくりするくらいすぐ打ち解けられる気がしました。

私たちの世代には、オンライン、オフラインの垣根はかなり低いのだなと
実感しました。


まとめ

テーマ、オンライン上で出会った仲間と打ち解けるには?について、重要なキーワードがいくつか出てきましたね。

・他人事とせず、主体的に動くこと
役回りを柔軟に使い分けるスタイルなど、リーダーに頼らず自主性を持って取り組むことはオンラインでもオフラインでも、プロジェクトを行っていくにあたり大切なことですね。

・温度感を共有する、保つこと
ミーティングの頻度をや、作業の進行状況をシェアしたり、細かいコミュニケーションを頻繁に取り、メンバーの親密度をあげることで、モチベーションをあげることができます。

・実際に足を運んで会ってみる
オンラインで気軽にコミュニケーションがとれるからこそ、実際に足を運んで会うという行動の価値がより高まりました。実際にあった人の体温を感じることで、その後のオンラインでのやりとりも、より密度の濃いものになっていきました。

他にも、打ち解け方は十人十色で色々あると思いますが、NARAプロジェクトでは以上のようなことを心がけることで、いいコミュニケーションを図りながらプロジェクトを進めていくことができました。

次回

次回のテーマは、「オンラインでの設計のプロセス」です。
最後までお付き合いいただき有り難うございました!


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リアルタイムのNARAプロジェクトの様子は
アーティストリー公式Instagramにて随時配信中!

アーティストリー公式HP→http://www.artistry.co.jp/index.html
 instagram→日常:artistry_everyday
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twitter→ @artistry_1994

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