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神戸はどうあるべき?

マスクがメッセンジャーバッグのマジックテープに引っかかると、

マスクがモケモケになり、それが内側だった場合、その後ずっと肌かゆくなって、

ポケモンで毒とかやけどとかを食らった感覚に似てるなーと思います。織田です。(はぁ?)

今日は織田の神戸はどうあるべき?の織田の意見です!
あくまでも織田の意見!笑

■観光では、ゴールデンルートから外れている神戸の戦い方

最近何名かの方に外から見た神戸の話を伺って面白いなーと思うことがあったのでシェアさせてください!

ターゲットが現地住民ではなく観光客の場合、神戸ってゴールデンルートから外れている、ということをある方から教えていただき、確かに、となりました。

関空からきて難波、梅田、京都によって場合によっては奈良にも寄って帰る。

神戸に行く導線ってなかなか作りづらいという話を聞いて、確かになーと思いました。


神戸に行く理由は?

となると、食や観光とする場合も、京都大阪も食と観光は強いがゆえに、う~んどうしよう、、となりました。


でも観光という切り口からいったん離れた場合、


先日チャレンジャー交流会を金曜日に実施し、

その手前でも神戸で起業をしている学生さんや若手起業家さんと話をしていると、

東京が

・わかりやすいもの

・お金になるもの

を神戸以上に必要とする(高い土地代を払ってい続けるために、それが神戸以上に必要になるし、そのために人も集まってくる)

となると、


東京ではできないけど、欧州的だったり海外から見て価値があるもの(ヴィーガン、ルール作り、教育など)

を神戸を選んで行なっているという方、多いかも、と思いました。


日本の中で一番欧州的価値観を実施できる都市の中で一番大きい街神戸、っていう価値もあるのかも?

そんなヒントをいただきました!

ここからは、神戸はどうあると良い?の織田の思想をシェアさせていただきます!

あくまでも、まだ織田個人の想いです!(10月4日の朝に書いてます)


■神戸は自己循環してるところに、何かしらのトガリジャンルを確立したり、創り続けながら、教育で人が入ってくるモデルがいいのでは?

都道府県別の、人気職種や、神戸から外に行く人の人数とか、そこらへんも見ていきたいですが、


基本的に人は「より都会」の方に流れていく、

つまり東京には各都道府県から来るけど、関東圏からは関西圏を見るベクトルが働きづらい、

というのはわかっていたけどかなり顕著だなーと思いました。


さらに、観光客も関空→難波→梅田→京都→難波→関空

となると、神戸って自己循環モデルが合うのではないか?


山も海もあるし、一定自己循環させられる大都市という珍しい部分で、

戦争が起きようとある一定食料など安定することが、神戸なら、他の大都市に比べてもまだできる気がしています。


イニエスタさんがいたり、ボージャンケルキックさんがいたり、

起業家さんもシンガポールにいたけどラーンネットがあるから神戸に来たり、


教育で際立たせて、(明石のようにお金ではなく、質にこだわる)

それが結構誘致という意味でも効果的な気がしています。


■「誘致」は結果であり、本来はサービスの向上と、「適材適所化」

本来的には、誘致は「結果」であるべきで、誘致というよりは「適材適所化」の方が大事

(日本人にとってはA県からB県に移動してもそれだけでは生活の質は変わらない)で、


それぞれのプレイヤーに合わせて、

その適材適所化のために各自治体がそれぞれの色が出す方が大事だと思っています。


同時にお金だと札束の殴り合いになるので、どちらかというとサービスの質で戦うべきだと思っています。


■織田のいる、新産業課は何をする?

そんな中で新産業課がしている、そしてしていきたいのが、下記。


1) グローバル(海外へ行く、海外から来る)

神戸から東京へ行く流れは一定あっていいけど、東京は東京で、効率の良いものとかわかりやすいものを育てる流れになっていると思います。

(土地代などが高いとどうしてもそれを回収しないといけない)

逆に欧州の考え方やモデルなどを目指している起業家さんが結構いらっしゃると思っていて、そういった人は東京を経由せず、海外に販路を拡大したい方も多い。


神戸をそういった海外へのゲートウェイにしつつ、同時に、英語の壁などはあれど理想としては、海外からここを目指す場所になってもいいなーと思っています。

これは見えない力ですが、港文化の神戸ならではとも思っています。

ただ、この「海外から」の要は下記に書く「ジャンル別」と合わせて「教育」だと思っています。


2) 起業家創出(挑戦者が奪取し続けるための環境、コミュニティ、インフラ)

神戸界隈の学生さんが挑戦するためのインフラを、相談の場、コミュニティなどで後押しし、

同時に、兵庫神戸内にあるプログラムやいる支援者さんの総力を効率的に届ける、可視化する、それによって相互がさらにブラッシュアップされることを目指しています。

  これは今時点ではどれぐらい他の自治体がしているかまた見ていきますが、究極いうと、この施策は神戸ならでは、とするよりも、

  理想で言うと、全国どこでも、どの大学に行こうと、ある一定、街や社会を通して挑戦者を応援する雰囲気と仕組みがある、ことが理想と思っています。

  ただ、神戸は特に、文系の大学の数と大学生が多いので、先ずは神戸から!していきたいです。


3) 神戸の次なるジャンルを創る

後は今年から始まったテーマ別のインキュベーション事業としてご一緒しているWさんとスタジオエントレさん。

こういった「今、部署としてはないけど、神戸が次に押し出していきたいジャンル」を作っていくことで、

「あのジャンルなら神戸だよね」の種まきをしていく。こうして、適材適所化をしていく、ができたらいいなーと思っています。


新産業課のいいところは「今部署としてないものも扱える」

それがなぜできるかというと、流動性のあるものに対応できる行政プロパー・イノベーション専門官両方のチームだからだと思っています。


ジャンルが確立されたら部署ができればよくて、それまでは参画推進課や、新産業課とか他の流動性を持った部署が作っていくのが良いと思っています。


■行政が追う指標って何でしょうね?

あと、人口オーナス時代の日本では


「人口増加率」は、あくまでも、いくつかの中のうちの1つの指標である、という程度にとどめるべきで、


本当は「市民の声回収率」とか「市民の満足度(切り口別)」とかに目標を置いて、

そっちを見たほうがいい気がしてきました。


税金額は増えたほうがいろいろできるかもですが、人口オーナス時代で、

各自治体も日本全体も、人口が多い=正義ではないと思っています。

ヨーロッパの国々みたいに、ある一定の人口規模でサクサク動くとかでいいんじゃないか、と思います。

(ただ、日本としてみた場合、中国とロシアとアメリカの間にあるという立地がヨーロッパのようにさせてくれませんが、、、)


今織田がしているKOBEワカモノやUIKやその他施策を考える土台でしたが、過程の共有でしたと共に、

またそれらの施策をなぜしているか?どうなるといいか?もまた共有させてください!

アート、教育、探究、子育て、生き方。アーティストとして、スクール長として、本音しか書きません!