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アートは陰を陽に変える力を持つ。帝王が目指す陰中の陽のヒント?

■お金だけでは買えない文化

アート授業でよく言うネタなのですが、

絵は、平べったいところに絵の具を載せている、
原価だけでいうとそんなに高くなかったりもするし、

高くすればかなり高くも、できるし、何より、その創作、クリエイトには、プライスレスな価値がある。

0円から550億円(アラブの王族が持っているダヴィンチの絵、サルバドールムンディ)まで幅があるものって世の中にはあまりないと思っていて、

しかもそれは、機能的にはあまりないけど、付加価値や意味がすごくあるもの

絵を実際に売る身としても、

犬の時は、犬の冠婚葬祭費、
結婚式や誕生日、後はお店が開店した時の胡蝶蘭の代替など、
人もやはり冠婚葬祭のタイミングで

"意味"にお金を払っている感覚があります!

誕生日プレゼントとなると、費用対効果という概念は薄れる気がしていて、

そこに資本主義以外の文化の匂いがします!

■富裕層がアートを高額でも買う理由

そして、先日、DIC美術館の閉館のニュースがあり、

所蔵されてるモネの睡蓮などは、高く売られ、それは海外の富裕層が買い、海外に流れる可能性も高いと言われています。

この、絵というものが、"高いお金を出してでも買う"ことには

・経済的余裕がある国がそういう世界の名画や際立った文化を買う

・なんでも買えるぐらいお金があると、文化を買う。文化は、お金だけでは買えない(茶道で、何十年してる人の前にしか現れない器があるように)

・富裕層のための、芸術への財政優遇などが資本主義的にも、買うことを後押し
→でもそもそもそのルールの背景に、芸術、文化への思想が垣間見える

という、やはり絵やアートや文化ってすごく不思議なものだなーと思いますし、

例えばモナリザは、今売りに出されたらもっと高くなるけど、

売りに出されないから、買えない。

だからこそ、売られる時に、買いたくなる。

こういうところで今の国力や経済力、勢いも現れて、

でも文化法則的に陰と陽を行き来するからそれはそれとして、

面白いなーと思います。

■アートは陰を陽に変える力を持つ

余談ですが、陰と陽で、対応はどこにいることを目指すかというと、

陰中の陽。陰陽の図で表される、黒の中の白い●。

陽に転ずるきっかけとなり続けることを目指すと聞き、

アートは陰を陽に変える力を持つ(マイノリティがイキイキしたり、廃れた街がアーティストが移り住んで好転したり。発展さすぎるとまたアーティストは出ていく)

ということもあり、

支配層、富裕層はそれもあって、アートのそばにいたいのかも、と思いました!

最近描きたいもの、作りたいものがどんどん出てきて夜な夜なやお休みの日に創作をしていますし、

来年2/7-2/11にかけて、規模は大きくはないですが個展を予定していて


そこでしたいことも溢れてきていて、
・絵の展示(識シリーズ、byproduct、パイナップル、ゆらぎなど)
・もしかしたらVR内で描いた作品
・ベイブレードとポケカ体験会
・研究者さんなどとのトークイベント(水、意識、などのテーマを予定)
・狂うイベント
などなど4日間のスケジュールに何を入れるか、たくさんあって迷っています!

個展というイメージに沿わず、やりたいことをやりますし、

これまで絵を100枚以上、8年ぐらいかけて買ってもらいながら、

個展は費用対効果が悪いのでしなかったのですが、

個展をすると

・やりたいことができる、ジャンルバラバラでも
・久しぶりの人に会える
・実物が見れる

などメリットもたくさんあり、めっちゃ楽しみで、

織田も、陰中の陽ない続けたい(その方が楽しい。みんながアワアワしてる時にこそ、ボケ続けたい)

中で、創作意欲やアイデアが溢れてくるのはめっちゃありがたいなーと思います!

皆さん今日も素敵な1日を!

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アーティスト織田尭
アート、教育、探究、子育て、生き方。アーティストとして、スクール長として、本音しか書きません!