アイスブレイクで意識した遊びの4要素
先日アンカー神戸という神戸にある施設の2周年交流会でファシリ司会をさせていただきました!
目的は会員同士の交流!
知的交流拠点には色んな人がいてビジネスや各々の活動が加速するための交流を目的とした施設でして、その交流会のアイスブレイクで基本的に意図したことを書きます!
・後で名刺交換の際にビジネス関連の話はするだろう
・がゆえにアイスブレイクでは、普段と違う自己紹介をしてもらう
・サイコロの出目で自己紹介をしてもらう
・その後それらのキーワードを使って15分でビジネスアイデアを考えてもらい
・優秀者にはアンカー会議室利用権1万円!
といった内容でした!
■コミュニケーションの逃げ場
直接的すぎると、時間と空間とそのほか制約の中で、たまたまかみ合わなかったとしても
その後繋がりが消えるかもですが、
「間」がまだ早かったりすることもあるので、それに向けて「ゆるく繋がる」。
そのためにスポーツとか趣味とか、一見直接的でないものの共有とつながり、
ある意味、コミュニケーションの逃げ場が大事だと思っています!
■ジョンケージのチャンスオペレーション
ロジェ・カイヨウさんは遊びの定義として「予定調和のない非生産的なもの」といっていて
それらの要素分分解として「偶然」「模倣」「めまい」「競争」をあげていました!
遊びの要素は他にもありそうなのですが、
その中の「偶然」としてサイコロはすごくよくて、
6個の出目に割り当てた形容詞(大好きなとか)×名刺(偉人とか)で自己紹介をするのですが、
そのランダム性が混じった自己紹介、というだけで人は割と楽しめると思っています!
普段しない紹介も、ある意味その制約の中ですることになり、
制約はクリエイティブの種でもあると思うため、是非皆さん何かアイスブレイクの際はお試しください!^^
そしてこのサイコロは「普段の自分と違う自分」や、「自分のバイアスの外」にも連れて行ってくれて、
4分33秒という無音楽曲で有名なジョンケージさんも、
サイコロの出目で音楽を作ったりしていました!
こういった偶然を活用した表現をチャンスオペレーションというのですが、
AIの登場などである一定までのクオリティがコモディティ化してくる中
こういったプロセスや偶然性などはヒントになりえるなーと思っています!
ということで今日も皆さん、遊びと偶然性もある一日を!^^