市民の声を聞くべきだけど、参考程度に!従いきるのはむしろよくない
昨年度のUrban Innovation Kobeで、市民の方の声(若手の方の声も)を政策に反映する仕組みの実証をしました!
https://urban-innovation-japan.com/project/kobe-city/2022-9/citizens-voice/
「100万円あって、石屋川公園に使うとしたら?」などを議論していただき、かなり活発な意見が出て、
他の人の意見も参考にしながら意見を出せる仕組みすごくいいなーと思っています!
こういった「声の聴取」が手間なく効率的に、かつエンタメ的にできる行政、すごくいいと思っています!
(とはいえ、誰が言っているかや、そこに誰がアクセスできているかなどの方より課題は常にありますが、!)
そして、同時に!数か月前まで、市民の声は聞くべきで、市民の声をもとに政策を作るべき、と考えていましたが、少しそこは解像度が上がって変化があり、
その考えの共有です!(あくまでも一意見ですが!)
基本はあまり変わっていないし、市民の方のために税金を使うがゆえに、今もそう思う部分もありますが、
必ずしもそうでないと思い、そんなことを自分の頭の整理で書きます!
■市民の認識できる範囲と「数」
まず市民の人たちは「自分」と「認識できる範囲」が人それぞれあります。
あと、得ている情報の質や種類によって、その後の考えが変わります。
そうなったときに、未来を託せる市民なのであれば市民の声を聞いていればいいのですが、
そういった市民かどうかわからないけど、民主主義では「数」「まとまり」があるところの声が大きくなります。
■見えづらいジャンル
市民だと見えづらいジャンルもあります。
市民は「外交」などの目線は日々当事者意識的に持ちづらいです。
がゆえに、市民に聞いていたらおざなりになりかねないジャンルや領域がある。
また、市民が必ずしも未来を想定しているか、他社のことを思いやれているかというと、そうではないこともあるため、
共助の仕組みなどについては市民の声だけではできないと思っています。
■顧客の言うことを聞くな、ためになることをなせ
CCC時代も「顧客の言うことを聞くな、顧客のためになることをなせ」という言葉が10教訓の1つでありましたが、
行政でも同じだなーと思います。
ただ!大前提「顧客を一番知っている人間であれ」も10教訓の中にあったのですが、織田もすごく共感しています。
その前提があった上で、
いうことを聞くのではなくWOWと思ってもらえる提案に昇華しろ、というのが教えで、織田も今でも大事にしています。
(もっとこれができるようになりたい)
Cカルチュア:文化を
Cコンビニエンス:身近にする
Cクラブ
ということで、確かにツタヤがなかったら、中学生時代なんて、
あんなに音楽が身近になることはなかったなーと思うぐらい、織田の代以前とかは特にお世話になりまくったんじゃないですかね、、、!
1代でCCCツタヤを立ち上げた増田社長。
織田は直接お会いすることはちょっとしかなかったですが、
下記の言葉をCCCの教訓として残していて、
せっかくなので他も共有させていただきます!
・顧客に「ありがとう」といわれる仕事をする
・自分の志で人生を作り、世界一流になれる仕事領域を持つ
・約束は誇りにかけて守る。やりきる。できない約束は悪を作る。
・その場で決断をする。問題を伸ばすことが問題となる。
・現場、現物、現実の情報を組み合わせる。会社にいるな、世の中にいろ。
・好感度人間たれ。好かれなければ情報は集まらない。
・企画、企画、企画。勇気、勇気、勇気。失敗を恐れない。その先に成長がある。
・出を制して、入るを図る。
ということで、久しぶりに、カバンに入れているこの行動規範のカードを見て、
改めて織田も意識していきたいことまだまだあるなーと思い共有でした!
会社の社訓や行動規範って面白いですよね!
他にも皆さんが大事にしている言葉などあれば、是非教えて下さい!^^
今日も素敵な一日を!^^