アートとは?を言葉にするっちゃ
関学の高等部でアートとは?をさせていただいていて
自分なりのアートとは?を言語化してみました!
アートとは?
現代アートとは?
なぜアートをするのか?
を考えた頭の中を今日はこのまま出します!!!
■まず織田は、なぜアートをするのか
売りたいわけでもないし、売れたいわけでもない。
むしろ売れるなんてことは世の中に中指立ててたロックンロールの中指を向ける場所を失うような行為にもなりうる(そうならない人は本当にすごい)と最近思うのと、
僕はTwitterやインスタやブログを過去頑張ってきたときに数千人程度のフォローや月1-3万程度のブログのPVから来る人たちからの連絡とかで
もうお腹いっぱいで、
犬の絵を100枚売ってきて思ったのは"もう犬は描きたくない"ですし
そこからは、
作りたいから作ってるから、作りたくない時は作らないし、
嬉しい時はさわやかで、
怒ってる時はとげとげしいアートが出てくる
というただそれだけで
普段生きてる中で社会とかに対して思うことや幸せと思うことなどがただ形になった"副産物"だと思ってます。(織田の考えです)
スタイルなんて求めてないから、同じ手法には興味がないし、
ギャラリーに出したこともなければ、美術界に入り込んでいないし、
でも、多分そこら辺の人よりはかなり売ってきてるし、アーティストであると言ってるからアーティストであるというタイプのアーティストなんだと思います。。
■アーティストとは?
アートだけで食う人がアーティストだ!という人もいるけど、
でもアートだけで食ってる人の中で、
食うためにアートをするようになりアーティストっぽさを失う人もいるし、
だからこそ、
そうじゃなく自分の表現だけで食べてるアーティストは本当にすごい。
でも"アーティスト"の枠狭めたらそれはそれでアーティストって少ない方がいいんだっけ?とも思うから、アーティストの中でもいろんなフェーズをもっと明確化した方がいい気がするのと
アートで食っているのがアーティストっていう場合は、
資本主義という枠の中であり、ある種他人軸も入ってはいるとも考えられる。
■資本主義ど真ん中からサンクチュアリまで
さらにはアートはある意味0円以下から500億円までは幅があり、
めっちゃ資本主義ど真ん中もあれば、
資本主義から離れたサンクチュアリのような側面もある。
その包括性や幅がアートでもあると捉えられる。
■アートの語源と、アートとデザイン、アートとは?
こんな広い意味のアートで、アートとはを探るために語源に遡ると、
arsが語源で
方法や手法や技術のような側面が強い言葉で、
でも今世界が捉えてるアートという考え方とニュアンスが違ったりもする。
アートとデザインを比較すると、デザインは課題解決で、アートは問題提起であるとよく言われて、
織田個人としては現代のアートとこの"問題提起"はすごくしっくりくる。
■アートの問題提起を分解する、現代アートとは?
問題を提起するには、
現状を捉えて、あるべき姿を設定し、その間の溝が"問題"となり、
例えば資本主義などの世界で多く使われてるルールなどをとらえると、
その資本主義と、自然の中の人間や自然や宇宙などの"理"とのギャップや、
資本主義で起きることによって動く感情に向き合って、その違和感をもとに問題を可視化して世界に問題を提起する
というのが結局のところ今のアートの根っこだと思っていて、
さらには、バンクシー、ダミアンハースト、村上隆、草間彌生など有名なアーティストがいる"ハイアート"界は
その自然の摂理や理と人間や資本主義というギャップからの問題提起ももちろんするものの、
それ以上に
"これまでの人間の歴史、世界史、美術史、社会史の文脈(コンテクスト)を踏まえた上で、それに対して新たな視点や価値観を出す問題提起"
で、
ある意味大喜利とか
美術史という名前のお題がついた笑点っぽさもあると思ってます。
■ハイアート以外のアートとは?
じゃあそのハイアートに載らないアートの価値や意味は?となると
・その作家にとっての価値(描くのが好き、とかもそう)
・作品をたまたま好きになった人にとっての価値(真善美は人によって違うから、好きなアート作品に出会うかは相性マッチングのような部分もある)
・それらを凌駕して、文脈とかも関係なく、美しいもの
・美しくもないけど、上記のハイアートに近いけど美術史とかを前提としていない普遍的な問いや概念、問題提起
・それを活用して陰(例えば寂れた街)を陽(人が集い、賑わうなど)に変える力
などなのかなーと思いました!
ということで今日はなんの話やねん!でした!笑
お付き合いいただき、ありがとうございます!