「目覚めよ!日本人」 平等な世界に向けて。
*3日間限定無料記事
今日も、我々「日本人」としてのアイディンティティに関するお話です。
「日本人シリーズ」リンク貼ります。
・日本の本当の歴史と、GHQによる作戦。現代の日本の状況とこれから→ 目覚めよ!日本人!
・日本は世界の雛形。閉じられていく世界と、これから開くために、岩戸開きと日本神話。→ 立ち上がれ、日本人!神話と共に“世界維新”を始めよう!
・この困難と「戦う」ことが、我々のやるべきことか?戦いとはなにか?戦う先になにがあるのか?日本人は戦ってきたのか?→ 思い出せ!日本人。ー戦いの世界からの脱却ー
・人と人は違う。しかし、同じ山を登る仲間。どんな山頂を目指すのかを考える→ 続・目覚めよ!日本人!“心を「ひとつ」に”
・多神教の文化から、西洋的“一神教”の支配。植民地支配されなかった、技術の日本についてなど→ 今こそ「日本人」として生きる!
前回、日本はアジアやアフリカ諸国で、唯一“ヨーロッパの植民地支配を受けなかった国”だと書いた。
当時、ヨーロッパではカトリック教会は勢力を伸ばし、政治と結託し、絶大な権力を誇っていた。王侯よりも宗教の方が強かったのだ。一神教の支配による、宗教支配が確立された頃だ。
余談だが、ヨーロッパにも、縄文文明などとルーツを同じくする、多神教国家は中世まで残っていた。ロシアや北欧の「ルーシ」。そして、アイルランドのケルトだ。
しかし、一神教のカトリック教団は、彼らを「邪教徒」として迫害した。ドルイド僧は血を好み、人肉を食らう悪魔の邪教だなどとでっちあげて、国民感情をまとめ、正義感と宗教への情熱を燃やす若い男たちに戦場に行かせ、ルーシやケルト民族を徹底的に滅ぼし、彼らの歴史を葬り去った。
イスラム過激派を「テロ組織」と、オイル塗れの海鳥の写真を使って、中東=悪の枢軸として、国民感情を盛り立てて、爆撃を行い、なんの罪もない人々を殺戮しているどっかの国のやり方とそっくりだ。この頃から、政治的プロパガンダと情報コントロールに長けていたグループが暗躍していたのだ。
一神教のカトリック集団は航海技術と造船技術、鉄砲などの圧倒的武力により、その後アフリカを制圧、インド、東南アジア、次々と武力支配し、植民地化して行った。
ある程度、武力のある国家だと、イエズス会を使って布教し、鉄砲貿易を使って衰退させてから支配するという狡猾な手法。
しかし、日本は他の諸国では作れなかった鉄砲を量産し、信長はそれを利用したが、秀吉の頃になるとキリスト教支配に気付き、外国勢力を追い払い、江戸時代には鎖国に入った。当時、江戸幕府の持つ武力や、銃器の数はかなりあった。欧州勢も攻めきれないほど日本は強かったのだ。
秀吉の頃から、キリスト教勢力との戦いが始まったと書いたが、秀吉は、ポルトガルの奴隷船を厳しく取り締まったという記述が残されている。
ヨーロッパ人たちは、植民地支配した国々の人たちを「奴隷」として売買し、強制労働をさせたことは有名だ。
今、ヨーロッパにいる黒人のほとんどの先祖が、アフリカから奴隷船で連れてこられてきた人たちの子孫だ。
ヨーロッパ人にも、言い分があった。
上記したが、カトリックのヨーロッパ人たちは、他民族を「邪教徒」としていたので、彼らを侵略したのではなく、
『悪い神を信じている可哀想な人たちを、正しい神の使いである我々が助けてあげる』
という大義名分があった。実際は、強奪、虐殺、レイプ、なんでもありだが、それも彼らの信条にある『邪神を信ずるものは悪魔なので殺しても良い』という教えにはなんら反していないのだ…。
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