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『人間』こそがエンターテイメント。「人間観察」しよう。
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もう先々週だが、この映画を観た。
トーキング・ヘッズというアメリカの80年代〜90年代初頭に活躍したバンドのボーカルの「デイヴィッド・バーン」による、ブロードウェイで行われたパフォーマンスを撮影したものだ。
もう、上映館は限られているが、ぜひしっかりした音響で鑑賞してほしい作品だ。
久々に、真の「エンターテイメント」を見た、そう思った。世の中のエンターテイメントと呼ばれるものの大半が“アトラクション”に過ぎないと、オレは思っているので、なかなかエンターテイメントのショーに出会うって貴重だ。
それともう一つ、今回テーマに上げたいのが、この映画。
「七人の侍」
言わずと知れた『黒澤明』監督の名作…、しかし、お恥ずかしながら、実は今まで見た事がなかった。
なんかここ最近は、読書と音楽鑑賞ばかりだったが、映画を見たくなり、Amazon primeでレンタルして鑑賞した。
まさしく、これも真の映画であり、エンターテイメントであった。
先程も述べたが、我々はつい「アトラクション」的なものを、エンターテイメントとして扱っているが、やはりそこは“線引き”があってもいいとオレは思っている。
この説はそもそも「井筒監督」の受け売りなのだけど、オレなりの解釈も踏まえると、
アトラクションとは言わば“遊園地”のような、驚いたり、目を引いたりするけれど、終わってみても心の深い部分に何も残らないショー。「あー、楽しかった〜」って感じ。
エンターテイメントは、さらにそこにメッセージ性とか、哀愁、郷愁、洞察などが残り、そして生命力を喚起するようなもの、と思っている。
さて、まずは「アメリカン・ユートピア」の話から始めよう。
ブロードウェイで行われた『LIVEショー』なのだけど、あのLIVEショーは、主役が「人間」なのだ。
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