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探求文庫 #119 「学ぶ」は「まねぶ」
探求文庫 #119 「学ぶ」は「まねぶ」
学ぶ、という言葉の語源が「まねぶ」なのか、その真意は定かではないですが、こういうことをおっしゃる方はいらっしゃいます。
「人は、真似をすることで学ぶのだ」と。
確かに、なんでも「真似」から入るというのは一つの成長の方法です。実際、子供は自分の周りの人間を真似しながら成長します。動物も人間もそうです。
メンタルや自己啓発業界でも「モデリング」という手法もあるくらい、真似をするって、確かに効果的であり、実は音楽などの技術系の世界なんて、もうとにかく「モノマネ」ですよ。
誰かの曲を演奏することを「コピー」って言いますからね。だから楽器始めのバンド小僧は、とにかく弾けそうな曲をコピーしてコピーしてコピーして…、それが練習になるんです。
僕も数々の歌手の歌を真似して、さまざまな発声テクニックを身につけてきたものです。
ただ、自己啓発などで語られるような「幸福感」とか「豊かさ」って、真似をするという対象外のものです。
しかし、とにかく「幸福な人」「豊かな人」をモデリングせよ!、的な教えは未だに根強いですね。「なりたい人と同じように振る舞い、モデリングする」。
このやり方が王道なのは、それはやはり一定の効果のようなものが得られるからでしょう。しかし、デメリットもあります(後半に述べます)。
モデリングってどうするかってというと、なりたい人、憧れの人の、立ち振る舞いや言葉遣い、服装、行動(行くお店、食べるもの)など、なんでも真似をしろと…。
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