「価値観が違う」ということ
先日のこちらのイベント。
改めて、たくさんの方に足を運んでいただき感謝です。
「オンラインはないんですか?」
というお問合せがけっこうありました。
元々、黒斎さんの活動もオンラインコミュニティがメインですし、そもそも僕のような「ガチンコ肉体派」じゃないので(笑)、
黒斎さんのフォロワーさんたちは、主にスピリチュアルなどの「知識」を知りたい方がメインです。頭脳派、思考派な方がメインだと思います。
しかし、黒斎さんも、「もう知識だけじゃ足りない」、と感じて、僕に声をかけてくださいました。
ただ、はっきり言って「イベント」というビジネス的には、黒斎さん一人でやった方が、
明らかに集客できたでしょうね(-。-;
だって、僕と絡む以外のイベント、ガンガン集客してるもん…。
まあ、僕の不徳の致すところ以外何者でもなく、こんなこと言うのも情けない話ですが、「大島ケンスケ」とやらがいることで、集客力が減少するのは、今に始まったことじゃなく(笑)。いろんなインフルエンサーの方とコラボイベントをして何度も痛感してきました。
いつも、人気者たちに迷惑をかけてしまってるような気がしてならない…。
今回印象的だった話で、
「大島ケンスケって、あの人は“ホンモノ”ですか?」
と、黒斎さんは何度も質問を受けたそうです。
そうですよね…。まあ、何を持って“ホンモノ”とするかはともかく、
そりゃどこの馬の骨かもわからないですよね(笑)
そもそも僕って、とくに目立った「実績」とかもないし、インフルエンサー業やるには、「カリスマ性」とか「存在感」みたいのが薄く、華がないんです。
技術や知恵を分かち合うのは好きですが、スピリチュアルもある種の「人気者業」なので、そう考えると僕はこの仕事が向いてないとすら思っています。
それなのに、さらに拍車をかけるように僕が発信している内容って、正直わかりずらいというか、掴みどころがないんです。明確な答えがあまりないから。
だから「そんな得体の知れない男の話聞きたくない」と思って当然です。そんなところにお金払いたくないでしょうし、貴重な時間を使いたくないでしょうね。
だからせめて「本物ですか?」と黒斎さんに尋ねて、「本物だよ」とお墨付きや保険を欲しがる気持ちもわかります。
みんな、不安ですからね。自分で考え、自分で決断するって、なかなかできません。
だれか「すごい人」、それこそ「本物(と自分が思ってる人)」に決めてもらえるととっても楽(らく)です。
だけどそんな中で、直接足を運んでくれた人もいたわけです。感謝です。そんな「大島ケンスケ? はぁ?何それ、美味しいの?」のハードルを超えてやってきてくださいました(笑)
東京、大阪と、
来てくれた方に、一体どれくらい僕の話が響いたかわからないけど、いくつかの実践的なワークを通して、体が反応して、それが日常にもすぐに役立てれるってことを、伝えることができ、同じ空間を共有し、何より近くで顔を見ながら交流ができて良かったです。
こっから本題。
ただし当たり前ですが、黒斎さんと僕では、一緒にイベントしつつ、考えや価値観がすべて同じ、なわけではないです。
例えば、瞑想へ考え方や取り組み方はもちろん、目覚めや覚醒への概念も違うでしょう。社会情勢への見方も違うと思います。
瞑想では、「マントラ」というものに対して、僕はどちらかと言えば「それはいらない」という立場を取ってますし、公言しています。でも黒斎さんや、そのコミュニティでは、マントラの瞑想を重視しています。イベントでもマントラの瞑想の話をされていました。
ちなみに、僕はマントラを否定はしてるわけではないんです。実は僕も「マントラ」や「言霊」を普段から使いますし。
ただし、マントラや言霊、ある種の記号や模様などが意識に作用し、瞑想へ「機能」するには、何より「肉体の生命エネルギー」や「繊細な感度」が必要と思っています。
自分でも散々試し、いろんな人を観察した上で、ただ闇雲にやっても、あまり効果がないように感じられます。
だからまずは体のエネルギーを巡らすこと、
なんですが、そのためには何より脱力すること、でも、脱力の前に、自分が無意識で力を入れてしまってる“癖”に気づくこと、と順序を踏みたいのです。
まあ、こういうこと言うから明らかに「面倒臭そう」と思われるのは致し方ないですね。
それより「〇〇さえ使えば誰でも簡単!」と言ってくれた方が楽です。でも入門者にはそういうアナウンスは必要です。
しかしそういうものをきっかけに瞑想の習慣がついて、初心者に毛が生えたくらいになったら、マントラに「期待」したり「スーパーパワーを得て超越するため」の飛び道具だと思わない方がいい、と考えています。
なぜならその期待と執着が、意識が上昇し飛び立つのを一番邪魔をするわけですから。それほど、そのエネルギーって重いです。
でも、こうして「価値観が違う人の話」を聞くって大事だし、なんでもそうで、「両方の意見を聞く」のは必要です。
そして、自分自身も「価値観が違う者同士で、同じ目的を持つ」ことが大事なのです。良いパートナーシップって、そういうものです。
価値観のすり合わせって大事だけど、ぴったり同じになるわけなんてないです。夫婦なんてその極みじゃないです?(笑)
だからこれって「矛盾」や「混乱」を招くし、常にその危険性を孕んでいるってことです。
でも、それでいいんです。
だって、
地球ってそういう場所でしょ?
ってことです。
人間世界は矛盾だらけです。人間の二元論で考えると、おかしなことだらけです。
多様性なんて言葉も流行ってますが、いろんな人がいて、いろんな考え方があって、その上で、
「私はどう生きるか?」
を選択しないとなりません。
どっちが「正しいor間違ってる」どっちが「本物orニセモノ」じゃなくて、どっちも知らないと、人は偏ります。
人はどちらかに偏ると、エネルギーは巡らず、生命力は枯渇します。
だから、生きていると食いい違いやすれ違いがあれども、人の世はおもしろきということで、イベントに来た人にも、色んな価値観を提示できてよかったかなと思ってます。
何度も言いますが、誰が「正しい」ではなく、
自分がどう生きるか?
それだけですから。
と、いうわけで、大島ケンスケのことがいまいち信用できない方(笑)、価値観があまり合わないと感じる方も、まあ一度ワークショップにご参加してみては?
(下記のお知らせの後に、最近の日記を少々掲載してます)
☆ イベント・ワークショップ
Youtube更新
アーティストチャンネル
こっから日記的なあれ。
翌日、コミュニティ「麒麟の会」のメンバーと、京都で神社巡りなど。
こちらは、100円払って奥の磐座へ行くこともできます。絶対行った方がいいです。10分ちょっとあれば登れます。
続いて、同じく亀岡市の、
鍬山神社。実はここに行きたかった。
その後、京都市内へ戻り、
松尾大社へ行きました。
その前に、駐車場から、37度とかの猛暑の中を10分ほど歩き月読神社を往復。
松尾大社のお茶屋さんで涼みました。
で、僕は冷たい煎茶とこちら、
この団子、今まで食べたみたらし団子で、一番美味かったかも?ってくらい美味かったです。おすすめです。
遠くで雷がゴロゴロと鳴り出して、とりあえずすぐ近くの梅宮大社へ。
こちらは、参拝が目的というより、
猫さんに会いたかったのです。
こちらには猫さんがたくさんいてとても癒されます(もちろん参拝もしましたよ)。
この日、新幹線が運休。東京から来ていたメンバーは帰れず…。
(黒斎さんは、8時間かけて大阪から鈍行で帰ったらしい…)
帰れなかったメンバーと居酒屋飯。
翌朝は、
こちらのお店で朝食。
とにかく猛暑。
午後から個人セッションが一件入ってましたが、その前に、お気に入りのカフェへ。
二条城の北にある、「Yoshihara Coffee」さんへ。
静かなお店です。小さなお店で、長居する感じではないです。だから静かに味わい、静かに過ごし、静かに出ていく。
まだお若いご夫婦二人の息遣いが聞こえるような、上品な空間。
もちろん、上質なコーヒーと、奥様の作るおやつやパンが絶品(ここに来たら小麦粉を容赦無く食べます!)。
本当は教えたくないけど、コーヒーが好きな人には知ってほしいお店。一人が二人で行くお店です。
そんなわけで、今回の関西滞在も、充実の数日間でした。
って、また週末から京都へ行くんですけどね(笑)
(このnoteの冒頭に、京都でのワークショップの案内があります)