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【二十四節気】芒種
6月5日 13時58分 太陽黄経75°
二十四節気「芒種(ぼうしゅ)」を迎えます。
(二十四節気は毎年同じ日時ではなく、芒種は6/5~6/6頃になります。)
芒(のぎ)とは、稲や麦などのイネ科の植物の先端にある、トゲのような突起がある部分のことを言います。
つまり、芒種とは稲や麦など穂の出る穀物の種を蒔く季節という意味です。
また、種蒔きが始まると農家は繁忙期に入りますので、「これからはゆっくりする暇がなくなる」という意味もあったようです。
沖縄の方言に「小満芒種(すーまんぼーすー)」というものがあるそうです。
「梅雨の始まり」という意味です。
沖縄では、小満から芒種にかけて梅雨入りするので、「芒種」と一つ前の節気である「小満」を合わせて「小満芒種」なのですね。
沖縄に限らず、6月は梅雨入りの季節。
二十四節気は旧暦に対応しているので、以前は種蒔きの目安だった「芒種」も、現在では梅雨入りの目安とされています。
夏の水不足を防ぐためにも、梅雨にはきちんと雨が降ってほしいものですが、じめじめしてカビや食中毒などにも注意が必要な時期。
梅の実が黄色く色づいて熟す頃でもあります。
お弁当によく入っている梅干しには、様々な殺菌効果があります。
雨が続くこの時期。
梅干しや梅酒作りを楽しんでみるのもいいですね。
氣学の講座や鑑定のお問い合わせは、ココロの色鉛筆 まで。(羽澄季)