モンドリアンモードを、ほしいままに浴びることができる☀『モンドリアン展』@SOMPO美術館がスタート♪
様々な格子模様に赤・青・黄色が、あらゆるバージョンで配置されているあのスタイリッシュなパターンの発明者💡 今でこそ、好きな「画家」だけど、数十年前に意識し始めたころは、なんでこの単純なパターンが絵なんだろう?デザインなのでは?なんて思ってたかも。
しかも、最初にかっこいいと感じ始めたのは、イヴ・サンローランが1965年に発表したミニドレスのモンドリアンルックを見てからかも!黒の水平線と垂直線で分割されているワンピ👀そこに赤・青・黄色が絶妙に配置されているのが突き抜けて軽やか&クール♪ 平面的な絵としてだけでなく、立体としても「ばえる」カッコよさにノックアウトされたのでした。
展示会場フォトコーナーのレプリカワンピより
1.なんと初期はハーグ派様式の風景画!
ハーグ派と言えば、同じくオランダ出身の、あのゴッホが初期に学んだ手法。ゴッホが農民の生活を描いたものとして有名な《ジャガイモを食べる人々》とかの画風です。まず、そのあまりにも保守的なスタートを切っていたことにびっくり。そうしたら、最初にモンドリアンに絵を教えた叔父さんのフリッツ・モンドリアンは、なんとゴッホを指導したアントン・モーヴだったことを知って2度ビックリ👀
でも、おかげで、初期に木々や洗濯物の風景を描いていた理由がわかりました~。とはいえ、風景画の中にも、既にさりげなく、四角などの幾何学模様がいろいろ見え隠れしているのですよ。それを見つけながら進んでいくと楽しいです。
2.あの点描法に傾倒した時期もあった!
伝統的風景画の次に現れたのが、世にも美しい色彩のハーモニーが点描となった絵画の数々💛とても心地よく、家に飾りたいくらい好きだけど、まだまだいわゆる「モンドリアン」には似ても似つかないな~(;^_^A
3.ついに登場!ザ・モンドリアン
そして、展覧会を進みながら、モンドリアンは、ゲーテの色彩論を熱心に学び、独自の色彩論を執筆するほどに極めていったことがわかります。
キュビスムの影響も受けて独自展開そして水平垂直線と原色平面の「コンポジション」をストイックに追及していく姿を追っていくと。。。ついにモンドリアンスタイル登場☀
モンドリアンとともにこのスタイルにたどり着くまでの旅を共にしたような感動!!!
こんなフォトコーナーもあります♪
【展覧会概要】
タイトル:生誕150年記念 モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて
会期:2021.03.23(火)- 06.06(日)
場所:SOMPO美術館
※プレス向け内覧会にて許可を得て撮影しています。
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