アートでハッピー

アートライター✨日本経済新聞「art NIKKEIおしゃべり美術展」公式ファシリテータ…

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アートライター✨日本経済新聞「art NIKKEIおしゃべり美術展」公式ファシリテーター✨小学館『和樂web』、読売新聞『美術展ナビ』等に執筆✨著書『アート×ビジネスの交差点』✨美術評論家連盟✨浮世離れマスターズ✨東京大学文学部卒✨ウォーリック大学修士号👑パトロンプロジェクト主宰

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    現代版のアートサロンパトロンプロジェクトの活動レポートです。

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60sポップアート由来のエネルギーと欲望の渦に心地よく飲み込まれる😃「田名網敬一 記憶の冒険」に出かけよう!官能的な女性像にも注目👀

88歳となった今も旺盛な創作活動を続ける田名網敬一(たなあみけいいち)さんは、近年、急速に国内外で再評価が進む日本人アーティストです。1960年代よりグラフィックデザイナーとして活躍し続けてきた田名網さんの作風は、「誘惑あふれる過剰」!展覧会に一歩足を踏み入れると、古今東西のあらゆるビジュアルが、目も覚めるような強烈なカラーとともに襲いかかってきます(笑)。 絵画、コラージュ、立体作品、アニメーション、実験映像、インスタレーションなど、ジャンルレスで縦横無尽。特に強烈に感じ

    • はにわに見るお茶目な人や動物にキュン!「笑顔で魔除け」とは?古墳時代ライフの魅力炸裂@東京国立博物館「特別展「はにわ」

      いまから1750年ほど前の古墳時代の人々も、今の私たちと同じように懸命に生きていた!その様子を生き生きとよみがえらせてくれているのが、あの「はにわ」たちです。ほのぼのとした姿形なのですが、実は想像以上に表情豊か。人間の上下関係や親子関係など、現代にも通じる普遍的な姿に思わず共感するのではないでしょうか。動物たちとの共存関係も垣間見えて微笑ましいです。一方で、笑っているようにしか見えない埴輪たちが実は魔除けだったという不可思議な古墳カルチャーにも遭遇。東北から九州まで全国の「は

      • 攻めてるハロウィンアフタヌーンティーはグルテンフリー!銀座ハイアットセントリックにて2024年10月1日~31日楽しめます♪【PR】

        数あるホテルアフタヌーンティーの中でも、とりわけ銀座のライフスタイルホテル「ハイアットセントリック銀座東京」の新作を私は楽しみにしています。ビジュアルの美しさやかわいらしさにひねりがあるだけでなく、チョコレートやシュガーなどの素材もオーガニックでハイクオリティーなものを惜しみなく投入してあるからです。 今回テーマはハロウィンですが、カボチャやオバケなどいかにもといった感じのキャラクターを一切登場させず、モノトーンでエレガントな演出を施してあるところに心を鷲づかみにされました

        • イギリス人スターシェフによる絶品金目鯛にほれぼれ@「東京エディション虎ノ門The Jade Room + Garden Terrace」🍷絶妙なワインセレクトにも驚嘆

          16回目の結婚記念日ディナーは、2年ほど前から気になっていた「東京エディション虎ノ門The Jade Room + Garden Terrace」に行ってみることにしました💒 イギリス出身のミシュランスターシェフのトム・エイキンズさんによる新鮮で革新的な料理をいただけるということで興味津々♪ 現在フランス国旗色に輝く東京タワーを目の前に、亜熱帯のようなテラス席に出られるのも魅力🗼 麻布台ヒルズが眼下に広がるので、へザウィック・スタジオがデザインしたうねるような建物の流線を俯

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          7本

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          2024年カリフォルニアの旅 バークレー(Berkeley)編  

          私の妹である、あゆみの夫の元(はじめ)さんが、2年間のサバティカルでカリフォルニア大学バークレー校へ行くことに!ということで2024年の春から、妹夫婦と娘のARUちゃんも一緒にUSAにお引越し。なるべく早く再会したい私たちは、早くも6月に彼らを訪ねることにしました。 私たちというのは母のゆうゆと私・麻衣子と夫の信。まあ、夫は何度か出張でカリフォルニアに行ったことがあるし、お付き合いという感じですが、飛行機や現地のUber(ウーバー)など色々手配してくれて感謝!母は75歳で、

          2024年カリフォルニアの旅 バークレー(Berkeley)編  

          シュルレアリストたちも夢中になったデ・キリコの「形而上絵画」とは?メタフィジカルをリアルに感じはじめたらもう抜け出せない!

          「シュール」という言葉は、現実離れした状況を気軽に表すのに便利なので、私もよく使います。この「シュール」の語源をたどると、フランス語の「シュルレアリスム(surréalisme)」。超(sur)現実(réalisme)ですので、読んで字のごとくです。そのコンセプトは、現実世界を超えた潜在意識下の世界を追求した芸術表現に発展しましたが、そのような活動をした人々が、ダリなどのシュルレアリストですよね。 前置きが長くなりましたが、そのシュルレアリストたちの父とも言える存在がデ・キリ

          シュルレアリストたちも夢中になったデ・キリコの「形而上絵画」とは?メタフィジカルをリアルに感じはじめたらもう抜け出せない!

          ダリのシュールな絵の中に入る夢が現実に!角川武蔵野ミュージアムの劇場「サルバドール・ダリ」体験記

          ダリのシュールな絵の中に入ってみたいと思ったことはありませんか? 私はあります!そしてその願望が叶う場所が今、東所沢の地に開かれています。 その場所とは、角川武蔵野ミュージアム。このミュージアムは、たたずまいがそもそもシュールなので、ぴったりの場所。360度巨大映像空間に没入する体感型デジタルアート劇場「サルバドール・ダリ ―エンドレス・エニグマ 永遠の謎―」が開催されているのです。会期:2023年12月20日[水]〜2024年05月31日[金] サルバドール・ダリは、スペ

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          アートフェア東京2024レポート!「幽玄」をテーマに巡ったら掘り出し物が続々

          今年で18回目!アートフェア東京2024が始まりました。3月10日まで@東京国際フォーラム。古美術・工芸から、日本画・近代美術、そして現代アートまで、幅広い作品のラインナップが、世界的に見てもユニークなアートフェアです。 コロナ禍の渡航制限も解除され、アフターコロナの開放感に溢れたアートフェア東京のカムバック。海外ギャラリーの出展が少し増えて、来訪者も海外の人々を多く見かけました。 それを象徴するようにインターナショナルだったのが、無料エリアのロビーギャラリーにて今年新た

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          梅原龍三郎の「牡丹」、鏑木清方の「歌舞伎」など巨匠の変化球が充実!最高額で落札された工芸品は?2024年1月のシンワオークションレポート

          2024年最初のシンワアートオークションが1月27日に開催されました。出品作品は、近代美術とコンテンポラリーアートが中心です。 意外と知られていないかもしれませんが、オークション当日は、出品作品そのものは展示されず、画面でしか見ることができません。実物を見たい方々のためには、オークション実施日の3日ほど前から前日まで開催される「下見会」が設けられています。展覧会形式で出品作品全てを見ることができる「下見会」は、美術館ではあまり目にしないような巨匠のレア物が展示されていたりして

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          アメリカに印象派を広めた画家・ハッサムに注目👀「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」がより面白くなる~!

          印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会が始まりました。 この展覧会では、本家本元パリで生まれた印象派の傑作とともに、アメリカ各地で独自に展開していった印象派の名作をたっぷり鑑賞できるのが醍醐味です。 東京都美術館にて4月7日まで。 展覧会公式サイトにもある通り、「海を越えて花開いた“アメリカ印象派”」が今展見どころの柱なのですが、あまりなじみがないのでとっかかりを探していると......。輝く陽光の中で白いドレスの女性が庭園で花を摘む絵が目に飛び込ん

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          中尊寺金色堂が東博(上野)にやってきた!堂内に入って平安時代の極楽浄土を体験するような感覚にうっとり

          岩手県にある中尊寺金色堂は、2011年にユネスコの世界遺産に登録された、日本の代表的な仏教建築です。900年前に建てられたにもかかわらず、金色堂で使用されている構造と部材のほぼ9割が未だ現存しているというのですから驚きです。建物自体も国宝なのですが、堂内の仏像や工芸品も多数国宝に指定されています。 奥州藤原氏の祖である藤原清衡(ふじわらのきよひら)が贅を尽くして建立したこの黄金づくしの建物は、もしかしたらマルコ・ポーロが『東方見聞録』に書いた黄金の宮殿かもしれない!そう考える

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          天才美食家と料理人の愛が極上の食と共に展開!映画「ポトフ」は大人の味

          新たなるグルメ映画の金字塔! この言葉を聞いただけで、「見てみたい」と心踊るのは私だけではないのでは? 生きるために食べなければならないのは、私たち動物のさだめ。どうせ食べるならとことん美味しい方がいいですよね。火を使えるようになり、どんどん知能を発達させてきた人類は、他の動物からしたらびっくりするような多様な食材とスキルを駆使して美味しい料理を生み出してきました。 この映画は、美味しい料理をとことん極めた美食家ドダン(ブノワ・マジメル)と料理人ウージェニー(ジュリエット・ビ

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          「Digital Art Week Asia 2023」@銀座でゲームを活用した新たなアート体験!NFTオークションでは80%の作品が落札

          ゲームを使用した新しいアートの可能性(ゲーミフィケーション)をテーマにした「Digital Art Week Asia 2023」が、銀座のShinwa Wise Holdingsにて開催されました。作品を販売するアートフェアも兼ねたこのデジタルアートウィークは今回で3回目。国内外からデジタル分野を得意とする著名なアーティストが多数集結。展示会場には、ARアートや江戸のメタバース空間「EDO VERSE」の体験コーナーも用意されていました。 触れるeBoyのピクセルアートま

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          アートウィーク東京のバスルートからシャンパンメゾン・ルイナールのブランチを体験@バンクギャラリー🍸サステナブルなほうれん草詰めのソーセージが絶品!

          1729年に世界で初めてシャンパーニュメゾンを開いたルイナール(RUI NART)は、設立当初よりアートのサポートに熱心であったことでも知られています。そのルイナールの物語に触れながら、テイスティングセッション、ブランチ、ディナーを通して味の魅力にも浸れる期間限定エキシビジョンに行ってみました。10月28日(土)〜11月5日(日)の期間だけ神宮前原宿に出現したエキシビションの名は「RUINART MAISON 1729」です。このことを知ったのは、ART WEEK TOKYO

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          ゴッホの静物画からは彼の五感があふれ出てくる!きっと生きるのが好きだったんだ~SOMPO美術館「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」展(~2024年1月21日)レビュー~

          日本でもたくさんのゴッホ展が開催されてきましたが、今回のように静物画だけを集めた展覧会は珍しい!そして想像以上に見ごたえがありました。なぜなら、花や食器や果物といったゴッホの一番身近にあったものたちを描いているので、彼の日常が生き生きとあふれ出てくるからです。きれいな色、良い香り、ささやかな音、はたまた痛みや寒さなど、ゴッホが五感で感じたことが今ここにあるような新鮮さを感じます。 今展では、ゴッホの同時代前後(17世紀から20世紀初頭まで)の静物画の中にゴッホの静物画を織り交

          ゴッホの静物画からは彼の五感があふれ出てくる!きっと生きるのが好きだったんだ~SOMPO美術館「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」展(~2024年1月21日)レビュー~

          キュビスムの全体像をつかめるぞ!ピカソ&ブラック発、ダイバーシティに満ちたキュビスムの物語が国立西洋美術館にて展開

          キュビスムと言えば?ピカソ! ピカソと言えば?キュビスム! このように、お互いがお互いの代名詞になるほどこの2者は切っても切り離せない関係にあります。ということで、2023年10月3日から国立西洋美術館で始まった50年ぶりの大型「キュビズム展―美の革命」の見どころの一つは、ピカソによるキュビスム作品12点です。中でも、パリポンピドゥーセンターから来日した「輪を持つ少女」は、マル・サンカク・シカクを巧みに組み合わせたカラフルなキュビスム少女が浮かび上がってきて、イチオシです 

          キュビスムの全体像をつかめるぞ!ピカソ&ブラック発、ダイバーシティに満ちたキュビスムの物語が国立西洋美術館にて展開