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エキサイティング過ぎて眠っている場合ではない!最新の現代アートホテル@日本橋のビジネスモデルが凄い✨

「アート作品に泊まることでパトロンになれる」という世界初のアートホテルブランド「BnA HOTEL」!4年前に最初の「BnA HOTEL」を立ち上げたのは、若き日本人起業家・田澤悠さん。

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ここ4年間で次々と拠点を増やし、国内外の注目を集めています。高円寺(2016)、秋葉原(2018)、京都河原町(2019)に続き、今年は三井不動産株式会社と協業して東京日本橋エリアで「BnA_WALL」が完成☀2021年の2月にオープン予定です。

攻めてますね👑そして、攻めているといえば、超アヴァンギャルドな部屋たち👀!なんと、完成した客室に作品を展示するのではなく、空間そのものをイチからアーティストと制作するから(^^♪

例えば、最新のアートホテル「日本橋WALL」には、日本を代表する気鋭のアーティスト、アートディレク ター23組と共に制作した宿泊型アート作品26部屋が!それぞれの部屋の形も間取りも全然違うのです✨

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さらにさらに、このホテルに泊まりに来るアンテナの高いお客さんたちは、現地のクリエイター達との交流を求めている!ということで、交流したり、そこから新たなプロジェクトが生まれたりするような仕掛けも充実しているのです♪全文は月刊誌『国際商業』で「アートとビジネス」について語る連載に掲載中なのですが、ここではエッセンスをダイジェスト☀

なぜアートホテルを思いついたの?

アメリカでの大学時代、普通に生活しているだけで、アートを目にしたり、アーティスト達と交流したりする機会がたくさんありました。自分自身もアートを作るパーティーを主催したり、アートフェスティバルに参加したりするようになり、アートには人生を変えるほどの魅力と力があると実感した
のです。by 田澤さん

手掛けていた民泊事業にアートを取り入れてみようということになり、アーティストと一緒にDIYのようにして制作した作品のような部屋に泊まれる物件を池袋にオープンしたのが2015年。ランスの雑誌『ELLE DECO』「東京で泊まるべきホテル」コーナーでは、「ザ・リッツ・カールトン」、「アマン」、そして「BnA池袋」という風に一流ホテルと並んで紹介されて大ブレイク!

その後アートホテルの一店舗目として始動したのが、「BnA HOTEL 高円寺」

高円寺 (2)

高円寺 (3)

アート効果:稼働率は?

宿泊料金の単価は3割から5割増しにしても、稼働率90%を保つことができます(コロナ前の数字)。宿泊客の7~8割がアンテナの高い海外の方々で、特別なアート体験ができるのであれば、多少値が張ってもかまわないという人々にリーチできていることが奏功していると思います。by田澤さん

すごい!!!その上で、世界で初めて、宿泊費の一部が部屋を制作したアーティストに還元されるシステムを開発したというのですから!!!

それで「アート作品に泊まることでパトロンになれる」ホテルなのですね☀

宿泊客がホテルに関わったクリエーターと交流できる?

「BnA HOTEL」では、ローカルに根付くクリエイティブシーンのキーパーソンと協業してアートホテルをプロデュースしてきました。彼らと一緒にアーティストを選び、バーや共有スペースなどコミュニティーと宿泊客との接点を作ることで、地域カルチャーのハブとなる場所作りを目指しているのです。by田澤さん

魅力的~💛

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シドニーで開催されるビームス・アート・フェスティバルのディレクターが泊まりに来ていて、日本人アーティスト2人に現地での壁画制作を依頼したり、アメリカから来ていたお客さんが、部屋を制作したアーティストを気に入ってコミッションワーク(委託制作)を依頼したりということがありました。また、宿泊したギャラリストのおかげでサンフランシスコでの展示が実現したアーティストもいます。by田澤さん

ステキすぎる!

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塗り替えられる6メートルの「WALL」?

宿泊者以外も利用可能なバー・スペースを併設したロビーラウンジがありまして、そこでホテル内外から夜な夜な集まるアーティストやクリエイターと自由なコミュニケーションを楽しむことができます。
そこには、ロビーラウンジからガラス越しに見える大型壁画「WALL」は、1~2か月に1度塗り替えられるので、その制作過程をリアルタイムで体感できます。覗くと見える地下が工房になっているので制作現場に同席している臨場感があります。by田澤さん

ホテルがまるで劇場だ!👑

塗り替えられる「WALL」は6メートルあって、大規模な壁画を制作できる環境が極めて限られる日本のアーティストがより大きなパブリックアートを制作する実力を磨くための練習の場にもなっているとのこと。至れり尽くせりだな~(^^♪

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BnA_WALL_日本橋 (3)地下から見上げた壁画

菊池:日本橋「WALL」では、企業向けのアートプログラムも計画しているとのことですね?

田澤さん: アーティストと一緒に「会社のビジョン」をディスカッションしてここのウォールに作品としてアウトプットするというプログラムを考えています。会社のビジョンって、意外と改めて社員同士で話し合うことがないですが、ビジュアルとして共有することで具体的に腑に落ちるのではないでしょうか。しかも、アーティストと協力して完成した作品が、大きな壁画として出現するのです。完成品の画像を自由に活用していただき、ロゴにしたり、商品化したりしていただくこともできます。試験的にこのプログラムを一緒に実施する企業を募集していますので、ご希望がありましたらご一報いただきたいと思います。

とのこと!!!私もトライしたいです!!!

【田澤悠さんプロフィール】
神戸市出身、ペンシルバニア大学卒
スペイン・イギリス・アメリカ育ちの起業家。ボストンコンサルティンググループを経て独立、ジャカルタでのサロン事業や、ヘルスケアアプリ開発、民泊事業などを国内外で幅広く手掛ける。
HP: https://www.bna-corp.com/

【菊池麻衣子 プロフィール】
東京生まれ。東京大学文学部卒業。英国ウォーリック大学にてアートマネジメントの修士号取得。化粧品会社の広報室を経て2014年にパトロンプロジェクトを設立。同プロジェクトは、参加者が美術家と親しく交流しつつ応援しながらアートを楽しむ会。美術館貸切イベント、アートフェアツアー、アトリエ訪問などを実施。美術出版社のアートニュースサイト、男子専科WEB版などの記事を執筆。『月刊美術』に「菊池麻衣子の東京ワンデイアートトリップ」連載中。中小企業庁ミラサポ登録PRプランナー。ホームページ:https://patronproject.jimdo.com/

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