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【開催記録】第54回アート対話カフェ 2023/12/18
本日は6名の参加者と共に、アート作品を鑑賞しました。
今回は会の初めに、まずA~Cの3枚の作品をみて頂き、その中から1つ鑑賞する絵を皆さんに選んで頂きました。
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そして今回、見て頂いた絵はこちらです。
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参加者の発言
左下の老人の体勢が変。
体と顔と手の向きが不思議で、違和感がある。右の女性が余裕のある表情。
男性に覗き見をされても構わないという表情をしている。女性は自分の姿を鏡を見ている。
鳥は外を向いて、女性の左足にはコウモリの様なものも見える。
老人の手にはドレスの様なもの。何かを奪っている様にも。
もう一人の奥の男性は、手前の鏡を除いている様にも見える。
女性以外の人たちは、女性を見ていないように見える。女性は老人たちに気づいていないのかも。
左の老人は着物まで奪って興味津々のように見える。
奥の老人も女性に興味がある。控えめにも見える。女性の正面のバラ枯れている。
鏡を見ているふくよかな女性は、自分にしか興味がなく、周りには目を向けていない様子なのでは?左の男性の手の曲がり方が変。頭頂部の描かれ方や眉毛のシワも、女性と比べて汚く描かれている。やりすぎな気もする。
奥の男性もやっと立っている。もっと元気に描いても良さそう…。わざと醜悪に描いている様にも見える。女性の視線に注目してみた。
女性は、一点だけ見ている様だが、周囲の様子は把握しているのでは。
余裕のある表情から、老人たちがいることには気にしていない様子。老人に挟み撃ちにされている女性はかなり危険なのではないか。退路がない。
危うい印象にも思える。
女性は水浴びをしているのではないか。女性の足元に髪飾りの様なもの。老人たちが近づいてきたら武器になる。
女性は水浴びをしている様に見える。
かんざしや、くし。硬い素材の衣装が見える。
この女性は、戦う人なのかもしれない。爺さんも女の人も本当は死んでいる?
鏡に映っていない。老人はお迎えに来ている?
動物たちはみんな背を向けている。中央の老人の格好は死装束?
周りの木々も細く、この絵から、生命を感じない。老人たちの動悸がわからない。
単にスケベな場面を描こうとしているわけではなさそう。ものを盗もうとしているのか。疑問を感じる。水浴びをしている女性。
老人は、女性の衣装を抱きしめている。「天女の羽衣伝説」を思い出した。
それを描いているのでは?絵の奥の石像がある。絵の左側にも。
この絵は、古代のギリシャやエジプトの神話なのでは?
参加者絵の質問
最初に見た3枚の中に、ひとつだけ女性の作家がいます。
皆さんはどの作品が女性が描いたものだと思いますか?
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Cだと思う。
本当にやめてほしい時は、この様な仕草になるのでは。
男性が作者であれば、ここまで怪訝そうに描かない。Aだと思う。
男子なら事象を簡潔に描きそう。
女性は話をするときに、様々な出来事を装飾的な風景も描きたいと思うのではないか。自分ならAの様に描きたい。Aだと思う。
絵の中の女性は顔より、体が大きい。
たくましさへの憧れを描いたのではないか。Cだと思う。
Aだと小物を並べすぎている気がする。
Bは、男性の手がリアルで、女性の手は平面的。
自分の手を見て描いたはず。
Cは自分の手を見て描かれている。
赤いマントの男性がとてもリアルなので、自分の嫌な人を書いたのではないか。Cなのでは?
女性が女性らしく、嫌がっている感じが描かれているので。
答え
女性作家はCでした。
女性は、この時代見られる対象でしかなかった様です。
女性作家が少ない中、女性目線で描かれた画期的な作品なのだそうです。
最後に
皆さんも1日の終わりに、対話型鑑賞会に参加してみませんか?
ご参加お待ちしております!
次回イベントはこちらから!
https://www.kokuchpro.com/group/adcf/