アート対話カフェ

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【開催記録】第64回アート対話カフェ 2024/5/27

今回も参加者と一緒に作品鑑賞をさせて頂きました。 今回の作品は、こちらです。 参加者の皆さんには、事前にタイトルと作者名を明かしてはいません。 参加者の発言  人と鳥の目の形が似ている。同じ種族? 中央右の人の笑っているような表情と鳥の表情も似ている。 同じグループにいる人たちに見えた。 不気味な感じがした。 赤と青の人は対極にいる。赤には赤ちゃんを抱いて母性を感じさせているが、青は。。。 「飛ぶ」というテーマが頭に浮かんできた。 体は馬みたいで、みんな飛んでいって

    • 【開催記録】第74回 アート対話カフェ 2024.10.28 mon.

      10月の仮装イベントと言えば、ハロウィーーーン! 今回は、アートの世界で繰り広げられる作品で、仮装を一緒に楽しんでもらいましたよー(≧▽≦)  *ちなみに、こちらの絵画は京都での「豊年踊り」を描いたもので~す! 参加者の発言 ●実際に起こったことを描いた絵と、想像上で描いた絵がありますが、これは想像上描かれたと思うんですが、日本では変身することがあったので、これは実際にあったのかな。こういうコスプレあるので、本当にあったのかなと思った。 ●おしゃれな絵だと思った。この人達

      • 【開催記事】第72回 アート対話カフェ  2024/09/30 mon.

        本日の作品:1作品 エドゥアルド・アロージョ(1937-2018) 「ハエの楽園、あるいはヴァンター・ベンヤミンのポル・ボウでの最期」 【参加者の皆さまの発言】 ・面白い絵だな、と思って人が2人いるな。海や島や…上空から見たような景色。周りに虫がある。なんで虫なのかな…。中央の白いのが操縦するようなもの ~略~ 虫の擬人化なのかなと思いました。 ・暗い絵なのかなと思いました。海が暗い。髭が生えている動物みたいのは可愛いようだし、暗いのかコミカルなのかどっちなのかな、と思

        • 【開催記事】第71回 アート対話カフェ  2024/09/28 sat.

          今回のふたつの作品は、どちらも見れば見るほど不思議な発見が次々と出され、鑑賞の醍醐味が感じられる鑑賞会になりました。 さて、ここでは発言された皆さまの声を一部ご紹介いたします。 <参加者の皆さまの発言> 【1作品目】 ●少女が木に水をやっている絵。木は本物で、大きく伸びたらどうなるんだろう?色合いから壁に描かれた絵です。左半分がコントラストの高さがリアルで、本物の木とわかった。色あせてないので、最近描かれたものではないだろうか。 ●合成写真で作っているのでは。木に水を

          【開催記録】第70回アート対話カフェ 2024/08/26(月)

          今回のワークショップのテーマは、「ふたり」。 冒頭の自己紹介にて「今あなたが気になっているふたり」を参加者の皆さんにお聞きしたところ、旬な芸能人や定番のキャラクター等様々な「ふたり」が飛び出てきて、和やかに会がスタートしました。 本日は、作者名と作品名を伏せた状態で2作品をじっくり鑑賞して頂きました。 1枚目の作品 参加者の皆さんの意見 一生懸命口説いている男性も後ろの男性も、漫画のひとこまのよう。ひたむきに口説いてるようにも見える男性が全然信用できない感じがなぜかす

          【開催記録】第70回アート対話カフェ 2024/08/26(月)

          第69回アート対話カフェ

          お盆も過ぎましたが毎日まだまだ暑いですね~。 今回は(運営メンバーを除く)12名の方々と鑑賞会を行いました。 2作品を鑑賞し、今回もまた様々な異なる視点での気づき、発見を共有していただけました。座談会もホッコリと和やかで楽しい時間となりました♪ 中には「この会は居心地が良いので…」とリピートしてくださる方も! とても嬉しい言葉、本当にありがとうございます!! 前半参加者からの声 天使が塔を壊しているからバベルの塔かな?と思いました。星が見えるから夜だけど、こんなに明るいの

          第69回アート対話カフェ

          【開催記録】第65回アート対話カフェ 2024.06.22

          今回は14名の鑑賞者の皆さまとにぎやかに鑑賞いたしました。2つの作品は、共にヒトにも見るけど…さて、鑑賞者の皆さまは、どんなふうに考え、感じたのでしょうか。 今回の作品はこちら 1作品目 <参加者の発言> ・バイオリンからコードが出ているところから、3Dのような。絵の具が自動的に出てくる最先端の技術のようにみえる。 ・ファンタジーの世界にみえる。音楽から絵が出てくるとか、バイオリンから出てくるとか、三角のレンズを使っているとか。実際にはありえないのが、想像を掻き立てられ

          【開催記録】第65回アート対話カフェ 2024.06.22

          【開催記録】第68回アート対話カフェ 2024.07.29

          今回は5名の参加者と、作品の不思議な世界を堪能しました。最初は見たままをお話しいただきましたが、作品から受け取った内面部分にも触れた鑑賞会となりました。 今回の作品はこちら… <参加者の発言> ●トランプ、サイコロ、チェス、駒があるお化けにみえる。糸がからまっているので、ゲームに取りつかれた人なんでは。暗い先を支配しにいこうとしてるのでは? ●トランプが立っている場所が氷で、その下に街がみえる。 ●トランプでできている、人間の形をしているので、刀剣を持っているように見

          【開催記録】第68回アート対話カフェ 2024.07.29

          【開催記録】第66回アート対話カフェ 2024.06.24

          今回は、2作品を鑑賞しました。今回の隠しテーマ?は、画中画。1作品目の作品がポーズは変わっていますが2作品目に描かれています。皆さんと一緒に鑑賞いたしました。 <1作品目> <参加者の発言> ・ 赤いマフラーと袖口の赤が同じでお洒落な男の人かな?と思いました。 右の後ろ、奥に人影があり帽子が警察官ぽかったり、手前の男の人を追っているのかな?と思いました。   ・これポスターなんですかね?読めないがアールデポーの時代に描かれたもののように見える。マフラーを主張しているのか、

          【開催記録】第66回アート対話カフェ 2024.06.24

          【開催記録】第58回アート対話カフェ 2024.02.19

          6名の参加者の皆さんと共に鑑賞しました。 今回は、写真作品と思わせ、実は画像にある東日本大震災後に創られた「偽バス停」が作品だということを徐々に明かし、参加者と一緒に作品から震災について話し合いました。最後はこの作品の作家である美術作家の佐竹真紀子さんにも参加していただき、作品が創られた背景や想いなどをお話しいただきました。 そして、今回見て頂いた作品はこちらです。 参加者の発言 作品1 ・養魚場前とあるので地域の過疎地というか自分たちで回っているところのランドマーク

          【開催記録】第58回アート対話カフェ 2024.02.19

          【開催記録】 第67回 アート対話カフェ 2024/7/27(土)

          今回のテーマ 今回のワークショップは「Visual Thinking Strategies(VTS)でアート作品をみる」をテーマに、2作品をじっくり鑑賞。14名の参加者で様々な意見が交わされました。 ”わかる”考え方が身につくVTS 美術館に行くとついキャプションに目が行ってしまう…という経験はないでしょうか。VTSでは、作者名や作品名、時代背景を覚えるのではなく、「自分の眼で見て、考える」ことを大事にしています。ファシリテーターからの3つの問いかけに参加者が答えるとい

          【開催記録】 第67回 アート対話カフェ 2024/7/27(土)

          【開催記録】 第62回 アート対話カフェ 2024/4/22(月)

          今回のテーマ 今回のワークショップは「Visual Thinking Strategies(VTS)でアート作品を見る」というテーマで開催されました。 VTSは、ファシリテーターからの主に2つの問いかけに参加者が答えるという問答から始まります。 この問答とそれに続く対話と議論を通じて、アート作品を注意深く分析的に観察し、論理的に考え、それを説明するというプロセスが生まれます。 そして、この方法によってアート作品の理解が深まり、「分かった!」という感動を体験することができま

          【開催記録】 第62回 アート対話カフェ 2024/4/22(月)

          【開催記録】第60回アート対話カフェ 2024/3/18

          今回は、5名の参加者と一緒に作品鑑賞をさせて頂きました。 今回の作品は、こちらです。 参加者の皆さんには、事前にタイトルと作者名を明かしてはいません。 参加者の発言 中央で相撲を取っているような2人が見える。この2人が主人公なのかもしれない。右下に樽。お酒が入っていたのかもしれない。宴会場で相撲を取っているのではないか。 自分も宴会かと思った。神様の宴会、パラダイスのような場所。 年取った人の表情が子供のようにも見える。子供たちもみんな同じ表情。 ただ、ひたすら楽しさ

          【開催記録】第60回アート対話カフェ 2024/3/18

          【開催記録】 第59回 アート対話カフェ 2024/3/16(土)

          今回のテーマ 今回のワークショップは「アート作品を分析的に観察し論理的に考える」というテーマで開催されました。 VTSは、ファシリテーターからの主に2つの問いかけに参加者が答えるという問答から始まります。 この問答とそれに続く対話と議論を通じて、アート作品を、注意深く分析的に観察し、論理的に考え、それを説明するというプロセスが生まれます。 そして、この方法によってアート作品の理解が深まり、「分かった!」という感動を体験することができます。 1枚目の絵 1枚目はこちらの

          【開催記録】 第59回 アート対話カフェ 2024/3/16(土)

          【開催記録】 第57回 アート対話カフェ 2024/2/17(土)

          今回も沢山の方と一枚の絵を通して対話を行いました。 【前半】 前半では皆さんに見て頂いた絵は、こちらの絵です。 描かれているものをよく観察し、言葉にして頂くことを目的としました。 参加者から出た意見  ロケットが見える。真ん中の白い部分。左上がロケットが飛んでいるよう。 黄色いギザギザがすい星に見えました。流れ星。先が丸く、後ろがロケットとおっしゃった方と同じように流れているように見えた。 1/4に分割すると、左側がネコの頭に見える。 右下がトリのくちばしに見え

          【開催記録】 第57回 アート対話カフェ 2024/2/17(土)

          【開催記録】第56回アート対話カフェ 2024/1/29

          今回は、6名の参加者と一緒に作品鑑賞をさせて頂きました。 今回の作品は、こちらの作品です。こちらの作品では絵をよく見て頂き、遊び感覚で対話を行って頂きました。 参加者の発言  季節、時間。昼間かな。山に雪が積もっているが、緑が多いので、季節が読みにくい。秋口から冬にかけなのか、冬から春にかけての時期なのかな。 川の滝の部分に2段目の下から滝が出ているのが、不自然。上の崖と違うものが水面に映っているので、現実ではないのでは。 山と上の間に緑の物体があります。だまし絵の

          【開催記録】第56回アート対話カフェ 2024/1/29