マインドフルネスお絵かきという癒し。
最近、セルフケアを探究している。
僕は仕事、副業、趣味、なんだって全力でやりたい。やりたいことができるなら睡眠時間を削ってもいい。やりたいことをやればやるほど、人生は楽しくなる。
でも、楽しい日々を過ごしていると、急に体の調子が悪くなる。そして、1日中寝込んでしまう。やりたいことを何もできなくなる日が突然やってくる。
僕は「ああ、無限に調子がいい日々が続けばいいのに。」と悩み続けていた。
半年前からセルフケア探究を始めて悩みは解消された。
マインドフルネスお絵かきで今を見つめることができ、随分と楽になったと思う。
今回は、僕が絵を描くときに考えていることや、絵を描くことでどのように自分を癒しているのかを紹介し、実体験を語る日記にしようと思う。
前回のセルフケア日記はこちら↓
マインドフルネスとは
何年か前から、マインドフルネスが流行している。それから、今の自分を見つめよう、というキーワードをよく聴くようになった。
ちなみに、個人的にはマインドフルネスってこんな感じだと思う。
過去でも未来でもなく、今に意識を向ける。すると、未来の不安や過去の苦しかった記憶が心から離れていく。ネガティブな感情、ストレスで疲れた身体の反応を感じる。評価しない、ただありのまま認識する。すると、自分の状態をクリアに把握できる。モヤモヤしていたことの原因が明らかになり、内省が進む。最終的に、悩みが解消され、癒しにつながる。
マインドフルネスは慣れが必要。知識なしで実践すると、いまいち効果を感じられない。個人的には、一冊読んで実践がおすすめ。
全部買ったけど、一冊目だけで十分だった。
マインドフルネスお絵描き
マインドフルネスお絵かきは、お絵かきをして今に意識を集中する。ただ、やればいいのではない。コツがあるので、3点にまとめてみた。
①具体化しない
今の状態に気づくためのマインドフルネスお絵かき。なので、絵を上手に描く必要はない。今の意識を絵で表現する。クオリティは気にしない。評価を手放し、ただ色を塗り、線を描く。そうすると、今に意識が集まってくる。
②隠さない
時に、ネガティブな感情が色に出て、気持ちの悪い絵になる。それでも描き続けよう。「今、瞬間の気持ち」「今ある身体状況」をイメージのまま描く。自分には何も隠さず、グロテスクでも、イメージしたそのままを描く。
③勢いに乗る
絵を描いていると意識が体に訴えかけてくる。突然、ひらめいたことをやりたくなる。手のひらで絵の具を混ぜ、顔に塗りたくる。キャンバスに鉛筆を刺す、紙を破く。全て思うままにやる。自分の勢いに乗る。ひらめきを歓迎する。
手順
道具が家になければ、まずはamazonか100円ショップで絵の具、筆を購入する。1紙はなんでもいい。余った紙をパレットにすればいい。
部屋はなるべく静かに。一人きりがいい。
個人的には以下のステップがお気に入り。
忙しいと呼吸が浅くなる。肉体の発している音に意識が向かない。だからこそ、深呼吸して心臓の鼓動に耳を傾ける。すると、一気にマインドフルネスモードに切り替えられる。
マインドフルネスでなくとも、モヤモヤしたら心の声に「」をつけて他人事のように相槌を打つと、落ち着く。
まずは「血管がどくどくいってるな。」「ひざかゆい。」「心臓の音うるさいな。」など、ただ事実を心の中で言葉にしてみることから始める。
ここで「さっき言われた一言嫌だったなあ。」「明日のプレゼン大丈夫かな?」という事実ではない、感情を含んだ言葉が出てきたらチャンス。「さっき言われた一言嫌だったなあ。」って、思っているんだ〜。「明日のプレゼン大丈夫かな?」って、思っているんだね〜。と、いかにも他人事のように相槌を打ってあげる。段々と、他人の話を聞いている気分になる。客観的に感情や体の反応を観察できる。
ここからは、実際に描いた作品を紹介する。せっかくなので、絵を見たときに抱いた感想に「」をつけて他人事のように相槌を打ってみて欲しい。
どの作品にもタイトルはない。しかし、感情は覚えている。感情とは不思議なもので、ネガティブとポジティブがセットで噴き出してくる。あまりに同時に出てくるので言語では手に負えない複雑な感触がある。だから、お絵かきは複雑なイメージを複雑なままに描き、観察するのにとても便利だと思う。
最初は絵が上手い下手が気になる。でも、誰にも見せなくていい。どれも自分自身を表現した作品だから、いずれ愛おしくなる。
みんなもぜひやってみてね。
ちなみに、興味はあるけど一人でやるのは難しい人向けにアート制作を通して自己探究する講座を開いている。どの講座も制作物は異なるが、マインドフルネスお絵かきに非常に近い体験ができる。
講座でなくてもお絵かきしよ〜と誘ってくれたらいつでも一緒にやります。
そして、いしかわしゅんのセルフケア日記は続くのであった。
次回へ続く。