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四年に一度の「2月の肉の日」に、ウクライナを応援する我々の許しがたい罪についてもう少し深く考えてみる。

割引あり

今日は、四年に一度の「2月の肉の日」ですが、それはさておき、前回の続き。

さて、こんなツイート(ポストというのも味気ないので)を眼にしました。

私も、この意見に同意でして、要は、2年前にウクライナとロシアが「本格的な」戦争を始めてから3月にトルコのイスタンブールで行われた停戦交渉で、多少不利でも「痛み分け」と言う事で双方矛先納めてれば、こんな悲惨なことにならなかっただろう。と思う訳です。

日本の自称左派や自称リベラルで流行っていた「力による現状変更は許されない」なる、ダブスタとしか思えないような薄っぺらい世界観、2014年どころか21世紀に入ってからずっと、ウクライナがアメリカ・イギリスとロシアの間で振り回されてる上に14年の「クーデター」からは東側を中心に民族浄化が国の政策に持ち上げられて、内戦状態であった事を、一切「なかった」事にした上で言われてる世界観や「道徳的態度」が、日本に限らず西側の多くの国々でも同じ様になっていたことが、停戦交渉をブチ壊す動きを助けたどころか、歓迎していたことを、私は忘れない。


90年代の怨念から「次は勝つ」決意で国を固めてきたロシアや中国と、驕り高ぶった西側の格差。

私が度々このnoteシリーズで書いてるように、ロシアのプーチン政権は、90年代にエリツィン政権が米国や英国などの企業の植民地のような状態にロシア国内をしてしまい、「自由にはなったけど、一般人にはわめく自由と死ぬ自由だけがある」とでも言わざるを得ないような大惨事を引き起こしたことを受けて、「今度西側と戦う事になるのならば勝たねばならぬ。備えなければならぬ。」と、産業や軍事を建て直し続けていた。

経済面でも軍事面でも、中国などと手を組んで、アメリカやイギリス・日本のような金融大国が支配して「アメリカが白を黒と言ったら黒と言わなければ制裁して」きたような世界経済を多極化させることを加速させて、西側を先進国では無くすことに必死に動いていた。

その辺りの仕込みは上々、今のような経済制裁を行われた場合にどうすべきか。ということを大いに含めたシミュレーションも相当正確にクレムリンや中南海(中国の政権中枢)では行われてたのでしょう。その事を、西側のネオコンと呼ばれる人たちも、私たちの大半も、多くが軽く見すぎていた。薄っぺらい道徳観や一方的な情報である事を意識できないように巧みに「キュレーション」された情報に浸る中で、西側がエコーチェンバーにハマり、ウクライナ頑張れ・悪魔のロシアは負けろ。って、我々は、工業も農業も自前で十分にできない所まで衰えてるのにも拘らず、身の程知らずにもやらかしつづけてる。

今更、ニ年遅れで「眞相はかうだ」みたいな真似をしだしてる、日本や西側のマスメディア。

こう言う中で、色々なメディアがウクライナが不利になってる。ウクライナがじつは酷いことをやってる。と、2年遅れで言い出してる訳です。

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前回も、ぜひお読みください。

今回の参考になりそうな過去の、いくつかのnoteの紹介をしておきます。

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