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インフレや季候の急変、そして戦争のきな臭さがある中で「あの子もトランスジェンダーになった」翻訳版出版中止騒動のダメ絶対音感の高さについて考えてみる。

割引あり

さて、前回から約一ヶ月。
 気温が急激に下がって、体調がガタガタです(;´Д`)
 しかも、ちょっと身内のことでバタバタしてたり悩んでることがあったりして、まぁ、なおさらフラフラです(´・ω・`)

 しかも、この物価高に公共料金値上げ!!(´・ω・`)

 毎月糖尿病を診て頂いてるお医者さんから、痩せる速度が速すぎるから、薬の影響もあってタンパク質まで身体が燃やしてる可能性があるよ。最近、お肉とかのタンパク質足りてないんじゃないの?って事で、減ってるようだからまずはたくさん食べなさい。って言われてるのに、あんまし食べられてないものだから、フラフラ具合がちょっとやばくなってきて、最終的に、奮発して鶏肉沢山買ってきて手持ちの野菜と大鍋で煮てクリームシチューでっち上げて四五日ほどで完食するようにしてたら、確かに調子が戻ってきましたね(´・ω・`)

もうすぐと言うかたぶん来週くらいにも血液検査とかをするので、ちょっと(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブルしております(´・ω・`)

前回と前々回は、こちら:


「あの子もトランスジェンダーになった」日本語版出版中止事件が、波紋を呼んでいる。

 さて、イスラエルがガザに対して行ってる虐殺といっていいような状況が止まらない一方で、ロシアとウクライナの戦争では、アメリカがウクライナに軍事支援を続けるための予算が繰り返し否決されたり・戦争の状況で散々ウクライナが有利だとかロシアが不利だとか言われていたことの多くが、実はウソでしたとかウクライナが有利でもそんなでもありませんでした。とか、このテロや破壊工作は実はウクライナが行ってました。とか、そういう感じで、色々と化けの皮が剥がれ始めていて、どういう形にせよ、ロシア・ウクライナ戦争が一段落するのも近いのだろうと思います。これについては、書ければ、後ほど

 もう一つ、先週末になっていきなり、アメリカで出たある本がKADOKAWAから翻訳されるとなり、売り出される直前に「トランス差別だ」「デマだ」と一方的に言われて炎上し、出版自体が中止に追い込まれた事件がありました。

 この問題、トランス女性やトランス男性の権利を主張する運動家の一部の人達が、この本はデマだとか差別を煽ってるとかチェリーピックだとか言って、翻訳本を出版させるな!と「呼びかけ」、それに自称反差別団体とか自称リベラル運動家とか、果ては日本共産党まで同調して、KADOKAWAに圧力をかけたり脅迫電話等がされたりして、抗議集会をKADOKAWAの本社前で行うと予告した当日、出版中止が決められてしまいました。

 多くの学者や運動家・文化人や作家が、この「出版中止」を求める動きに同調してしまった訳ですね。そして、当然ながら、それを批判する人たちもたくさん出て議論になっている。


ひょっとしたら関係してくるかも知れない、少し前に書いた文章をいくつか紹介しておきます:

https://note.com/artanejp/n/nec3c63666dd2



問題の本は何を言おうとしていたのか、大まかな話から整理してみる。


問題の本の原書を入手してないので、実際に読んだ方の話を見てまとめ直すと、

  • アメリカでは自分の身体の性に違和感を感じる人たちを、積極的に、手術や薬で”トランス治療”させようとする動きがある。

  • 「トランスジェンダリズム」とも呼ばれてるような思想的な動き・運動がそれを後押ししてて、法律や医学に介入して、簡単に”トランス治療”出来るようになってる地域が出始めてる。

  • そして、性的違和感を感じやすい思春期前後の子供や若者が、違和感を感じたときにすぐに”トランス治療”を行うようなケースが後を絶たなくなってる

  • 更には、それに対して親などがストップをかけようとすると児童虐待として子供から引き離されるようなケースすら出ている。

  • ”トランス医療”を受けようとする人たちの中には、学校の中や友達同士や社会の”空気”で強迫観念的に違和感を感じるようになって求める人たちも少なくない。

  • そして”トランス治療”を受けた何年か後で、「気が変わったのに」身体が元に戻せない事や一生薬漬けになること、そして場合によってはレイプなどの性被害を受ける結果につながるような場合もあり、後悔してる人が少なからずいる

こういう感じのようなのです。

 要は、今、日本でも頻繁に言われてる「トランスジェンダー」のイメージのキラキラっぷりを「光」とするならば、問題の本は、アメリカでは政治的な理由やキャンセルカルチャー的な理由などでなどで触れられることが少なかった「闇」の部分に敢えて絞って、当事者たちのことを報じた本だという事ですね。

 そして、アメリカなどでも、差別本だという批判が確かに少なくない一方で、批判的に見てない人もいて、最終的には、トランス女性を社会から排除するような一部の左右フェミニズム(TERF)や宗教的な意味でLGBT自体を否定したい右翼の側と、トランス女性やトランス男性になることを素晴らしいと手放しで推し進める自称リベラルな人たちとの間の、極めて政治的で暴力的な争いの道具化しちゃってる本でもあるということですね。

関係してるかも知れないししてないかも知れない、過去の文章を:

「光」があるなら、「闇」の部分もある。「光」ばかりが持て囃されるところに投げ込まれた「闇」を報じる本。

 この部分をざっくりとでもいいからきちんとわかっておかないと、日本でこんなことになってるという話のわけがわからないのでもありますが、日本の場合は、最低でも今は前提になってる状況が違いすぎる訳ですよ。

 幸か不幸か、日本の場合はアメリカやイギリスと違って国民皆保険がきちんと機能してて、医療の側で性別違和に対して決めたガイドラインが相当部分今は働いてるし、”トランス治療”を無理やり受けたい子供と親などを無理やり引き離すというのも簡単にできる状態ではない。

https://www.jspn.or.jp/modules/advocacy/index.php?content_id=23

 従って、問題の本でアメリカのような人が多く出るような状況でもなく、逆に、時間をかけてきちんと”トランス治療”を受けるだけの覚悟を固めれば、出来るというようにもなってはいる



焚書坑儒を煽ってる「運動家」「インテリ」たちの行動原理を考えてみる。

 さて、ではなんで、この本の翻訳本を出すな。と日本で一部の「運動家」が煽りだして、政治家や学者や作家までもがそれに乗っかったのか?と言う問題が出てくる訳ですよ。乗っかった人たちの多くは、本を真面目に読んでいなさそうだ。というのが、ツイッターなどを見ていると見えてきてて、そもそも、身近なところや友人知人にトランス女性やトランス男性がいたという経験すらないような人が、どうも、妙な正義感から暴れてる感じがしたんですよね。

 で、そういう「トランス当事者」のごくごく一部の「運動家」的な人達や一部の学者などが、本を出させるな!差別だ!と周りの人たちを暴れさせてもいる。

 そして、それ自体が実は、トランスジェンダー・とりわけトランス女性を世の中から根絶やしにしたいような自称フェミニスト達(TERF)と保守というより極右というべきような人達の悪魔合体状況を却って強化する結果につながり続けてもいたりするのですね。


ひょっとしたら関係してくるかも知れない、少し前に書いた文章をいくつか紹介しておきます:

https://note.com/artanejp/n/n4ed973af6b42



焚書坑儒を煽る側に入ってない、大半の「当事者」や一般大衆が置き去りにされる中で起きた、不幸。

 ほとんどの「当事者」は、完全に置き去りにされてるし、せいぜい「闇」の部分だけまとめたような本は差別的だからよくないよね・翻訳本を出させた上できちんと批判すればいいんじゃないのか?と言うふうに言う人達がいるような感じ程度のようなんですよね。その人たちですら、「光」の部分以外がなかなか報じられていないで「闇」を見ること自体が容易にタブー化されてて、左右の政治的な争いの道具と化してるアメリカの特殊な事情を把握してるとは限らなくて、「闇」の部分もそれなりに報じられてきてるという前提で考えてるっぽいのが目につくんです。
 だから、当事者の殆どが完全に置き去りにされている。

※2024-01-17:
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「投げ銭購入」「サポート」でのご支援を、どうかよろしくお願い申し上げます。
現在、月数本を目標に試行錯誤をしております。

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