人は如何にして体制翼賛へとなるか:視野の歪み、認知の歪みは如何にして「左翼」にもたらされていったか - 加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら(結1)
さて、文章を半月ほど書くどころではないくらいに弱っていましたが、再開しましょう。
終盤三章(第八章〜終章)に関しては、既に出尽くしてる論点の焼き直し以上の物がないので、まずは結んでしまいましょう。
実はこの間、「人は如何にして体制翼賛へとなるか」シリーズに関して、非常に構成に迷っていました。
連載は、こちらから:
というのも、私が批判してきた、加藤直樹くんの『ウクライナ進攻を考える 「大国」の視線を超えて』(あけび書房,2024 4月)なのですが、残り3章・残り約100ページ超がまだ残ってはいるのですが、正直な所、同じような批判しかしようがない。その位には退屈であるし、そもそも論として、事実に反するようなナラティブ・物語に基づいて、要は誤った前提で論理を組み立てつつ、現実から眼をそらして周りを納得させようとするがために、無理な理屈を積み重ねてるという、読んでいていたたまれなくなってしまう部分が大きすぎた。
前回はこちら:
※今回は、長くなったので、2分割しました。当面、両方とも全文無料で読めるようにはしますが、じきに一部についてご購入をお願いすることにします。
今の時点からお値段をつけておきますので、どうか、ご支援のために「投げ銭購入」や「サポート」の方を、どうか、どうか、よろしくおねがいします!!!
※2024-11-23: 本連載を読む上で参考になりそうな、2つの文章について、今月いっぱいをめどに全文無料でも読めるように致します。※2025-02-11: 「結」である、今回と次回、前半部分に当たる今回について、当分全文無料にします。お値段は付けておきますので、よろしければご購入やご支援をよろしくお願いします!
お値段は付けておきますので、よろしければご購入などお願いいたします。
自国第一主義者≒モンロー主義者であるドナルド・トランプが次期米国大統領となり、リアリズム国際政治学に明るい?石破茂が総理大臣を続けるということの、意味。
しかも、アメリカ大統領選ではドナルド・トランプが当選し、日本でも自民党や公明党や維新の会が議席を減らす中で、石破茂氏が今日・11月11日に第103代総理大臣となった。
これらによって、特に日本やアメリカに限らない西側の外交防衛政策も軍事的姿勢も変わるし、報道や情報の流れも相当変わってくるのが目に見えているんですよね。
要は、今まで無理を重ねて・事実に反することを真実だなんだと言い連ねてきたような、その情報のおおもと自体が実はウソをつきまくってました。その下にいる人たちがまんまと騙されまくってただけじゃなしに、人によってはウソを塗り重ねるのを積極的にやらかしてました。と言うのがはっきりとしてくる。と同時に、トランプ次期大統領は、いわゆる「モンロー主義」に近くてアメリカがよそにちょっかい出すよりも国内の経済を重要視しよう。と言う考えであるし、石破茂総理大臣も又、小泉政権や第一次安倍以降の自公政権や野田内閣とは違って、アメリカべったりの古臭い一極支配の世界観に拘ってなくて、どちらかというとリアリズム国際政治学を重んじて、多極化していく現実の中で日本をどう軌道修正して生き残れるようにしていくか。という方向での考えを持ってる可能性が非常に高いから、いろんな事がガラリと変わってしまう。
現状の戦況や国際政治の変動、特に日米政治の激変を踏まえて、先に結論を書いてしまったほうがいいと判断しました。
こういう色々なことを踏まえて、考えました。
まず、結論を先に書いてしまおう。本来、前章をガッツリ読み込み細かく批判した上で、最後に出す予定だった話を、先にしてしまおう。最早、本当の事実が誰の眼にもごまかせないような格好ではっきり表の場で示されてしまうか、こちらが書き上がるのが先か。という状況になっちゃいましたからね。
なぜ、リベラルが、左翼が、体制翼賛へと変貌してしまったのか?
なぜ、加藤直樹くんに限らない、杉原こうじさんや志葉玲氏、その他多くの「左派」「リベラル」が、旧ソ連諸国の80年代以降の近現代史をしっかりわかっていたならば絶対に(と敢えて書きます)間違わないような間違った情報を信じ込むことを多重に犯して、その間違った情報を基に議論を組み立てたり・「道徳」によって物事の良し悪しを決め、物事の良し悪しによって「戦争」という極めて厄介な物事と向き合ってしまったのか?
詳しくお知りになりたい方は、この辺りもご参考に:
2つの場合があると思うのです。
1つ目は、情報を得るソースが偏ってることに気づかなかった場合。これは特に、「時の流れ」を軽く見て、その場その場で起きた物事を見ては忘れ見ては忘れてしまったり、見ては忘れとはしなくても、そうやって溜まっていった自分の知見や情報を積み重ねてバウムクーヘンのような一つのお菓子に組み立て直して食べていく。と言う作業が実は出来てない場合ですね。
これは、日本の受験制度や学校教育と相性がすごくいい考え方なんです。昨今ちょくちょく言われてたりする「文系不要論」も、文系の学者さんでも目立ってる人たちや政治力などを持ってる人たちが、目先のことばかり考えて・鳥頭よろしく大半のことはすぐ忘れる上に、自分が教わった「正しいイデオロギー」で自動的に情報を捨てたりしちゃうから、結局、「正しいイデオロギー」を自分の中身が超えるということが出来ないことから来てたりするんですよね。そういうところで停まってるので、世の中全部をぶち壊しかねないような乱暴な結論をすっごくかんたんに出してしまい、それで法律を作れとかオープンレター出して特定の学者とか運動家を潰せとかやらかしまくってる訳で。
「優等生的」であるが故に、イデオロギーに沿った善悪で物事の善悪と可視・不可視を咄嗟に判断してしまう仕草を内面化しすぎてる。
そして、そうなってくると、現場に行ったにしても、眼の前で起こってることを自分の「正しいイデオロギー」でいいか悪いか速攻で判断しちゃうし、それだけじゃなしに、「正しいイデオロギー」とそぐわないことを感じるようなことが眼の前で起こってしまうと、それ自体をなかったこととして考えちゃう。
加藤直樹くんに限らない。私の昔からの友人たちでなおかつ左翼やアナキストを今も名乗ってる人たちの少なくない割合が、この構図にガッツリハマってるんですよね。そうでなかったら、ウクライナの左翼やアナキストが、今回の戦争の前夜から如何に「愛国的」であるか・悪のロシアに対してみんなで勇敢に戦うのが当然だ。と言う話ばかりをまくし立て・ウクライナの今の政権がネオナチに限らない極右に牛耳られていて、ドンバス地方などで乱暴狼藉や民族浄化を行っていたからロシアが戦争を起こす大義名分を作ってしまった。という、非常に基本的な部分が「間違いだ」「ロシアのナラティブ(物語)に騙されてる」「フェイクニュースだ」と、そういう事を言うようなウクライナの左翼やアナキストの物言いだけを信じちゃう。
2019年前後からのウクライナでの「反体制派排除」の法整備や官民挙げての異端狩りの横行を無視してる、加藤直樹くん達の掲げる「ウクライナの左翼・アナキスト」による情報発信。
既に、2019年頃やそれ以前から、ウクライナでは「共産主義者狩り」と称して、実際の所、当時力を持っていた極右勢力や後ろ盾であったアメリカ・イギリスなどに本気で歯向かうような人たちを簡単に逮捕して牢屋にブチ込んだりリンチしたり出来るような法律を急ペースで整備してて、はっきり言えば、今と言うか2022年の2月にウクライナに残っていた左翼やアナキストで、顔出して堂々と発言してたり・匿名であるにせよ国内から外国に論文を出せたような人たちというのは、政府と取引して都合いいことしか言わない・やらないという風に動いてる人たちしかいなかった。ということなんです。
既に、本当の意味で都合の悪いことを言ってた人たちは、ロシアに限らない非米的な外国に逃げ出してたか、捕まって牢屋にブチ込まれてるか、誘拐されてあの世送りにされてたと考えるほうが自然な状況だったんです。
ロシアやベラルーシ以上に旧ソ連的体質が残ってる「民主主義国」ウクライナに居続けられる左翼やアナキストと、追い出されたその手の人々との、決定的な違いとは?
ウクライナは、ロシアやベラルーシ以上に、ソ連的な体質が残ってる国です。正確には、ブレジネフ政権時代のソ連の悪いところと、資本主義・それもえげつない新自由主義が悪魔合体してて、しかも、経済の多く・一説には三分の一程が反社会勢力・マフィアによって担われてるような、そういう非常に危うい国です。ロシアやベラルーシ同様、秘密警察もガッツリ残ってる上に、彼らの今の主はアメリカやイギリスと、その後ろ盾を得た極右の人達であるのだから、ある意味やりたい放題な所がある。否、あった。
戦争による社会の疲弊だけでなく、2014年以降強権に強権を重ねたウクライナ政府によって疲弊し尽くした「社会」が反撃の牙を本格的に剥き始めている。
今年(2024年)に入り、戦争の負けが積み重なったことで社会が疲れ切ってるウクライナでは、街角にいる人を強制的に徴兵しようとする徴兵官を多くの人たちが取り囲んで「奪い返し」たり、逆に市民が徴兵官をリンチして返り討ちにするような話が急激に増えてきました。これ自体は、実は、2022年の終わりくらいからチラチラとテレグラムあたりでは出ていたのですが、これだけ大規模になったのは、2024年の春くらいからだ。
🇺🇦ウクライナのオデッサで、民間人が強制徴兵に連れて行かれようとして喧嘩になった場面。
— yanase kouichi (@KouichiYan61008) September 7, 2024
オカシイって一般のウクライナ民は、分かっている。これくらいに対抗しないと😎
pic.twitter.com/xUDgOxMWCa
ゼレンスキーの手下共が教会に乗り込みウクライナ市民を強制徴兵のため拉致しようとしたところ、市民が反発してゼレンスキーの手下共に催涙スプレーで対抗して一斉に追い出す。#ウクライナ情勢 #ウクライナ戦況 pic.twitter.com/MCUsGLVuEl
— Buntaro 3.0 (@Tak44311407) October 17, 2024
勿論それだけじゃなしに、働き手を兵隊に取られ、今まで本気出してなかったとしか言いようがないロシアの空爆などで電力もガスも本格的にボロボロにされるようになり、物も出回らなくなってきて、生鮮食料品だって腐っていてもあれば恩の字。と言う感じに、24年の夏にはなってしまってた事で、色々な街や村での暴動も増えてきてるようです。
そのようにして、恐怖支配と「ウソをつける愛国心あふれる”左翼”」だけが左翼として存在できる社会であったウクライナも、そろそろ色々メルトダウンしてきてるとはいえ、「ウソをつけないから売国奴とそしられて追い出されもした左翼」は、まだまだ戻って来ようがない。
ウクライナ国内での社会の「反撃」が本格的に露出し始める中で、加藤直樹くんの本が上梓されたという、最悪のタイミング。
そういう中で、加藤直樹くんの「ウクライナ侵略を考える」が出版され、その後も、この本に書いてあることがほとんど正しいと思ってしまうような人たちは、相変わらず、そういう風にメルトダウンして本当の現実という炉心がむき出しになってる今のウクライナを眼の前にしても、それは「正しくない」姿だからと、拒絶してる。
「正しさ」は、本当に自発的であったのか?
2つ目は、更に深刻な話であるし、実はこの連載をせねばならないと思った最大の理由でもあります。
その「正しさ」は、内外の悪意ある人々・勢力によって植え付けられたものであるし、その「正しさ」を満足させるような、ジャンクフード的な情報を、この手の「左翼」の人たちが信用してるメディアや人脈・グループからバンバン発信させて、ジャンクフードな情報で、頭をパンクさせ続けた末に、戦争が起きてしまったら…この本のような「厄介な」物の見方で凝り固まってしまう人たちがたくさん出てしまう。
アメリカの民主党支持者の物言いが最近話題になってますが、それも同類のことですが、そのあたりに関しては省きます。
※2024-11-17:ここから先は、ご購入の上でお読みください。執筆のモチベーション維持もかねて、どうか、ご購入や「サポート」でのご支援を、どうか、どうか!よろしくおねがいします m(_ _)m
マガジンとしてまとめてるのは、こちらから:
後半は、こちらから:
ジャンクフード的な情報に左翼やリベラルを溺れさせた、ある、左翼グループの機関紙の存在。
加藤くんたちにせよ、多くの情報が、「かけはし」という、いまは第四インターナショナル日本支部を名乗っている左翼組織の機関紙に掲載されたものが基本になってる。ということがあります。この「かけはし」、2021年にリニューアルするのですが、その前は、2019年辺りまではウクライナ・ロシア情勢に関しては本当にわずかしか載ってなかった。しかも、僅かながら載ってたその手の情報は、期待に反して(?)、かなり真っ当な中身のものの割合が少なくなかった。
※
2021年4月19日のキャプチャー:
2021年5月5日のキャプチャー:
この間に第四インターナショナルの国際組織への再加盟に伴う全面的なリニューアルがされたことになる。
2019年のリニューアル後に、それまで無関心だったウクライナ情勢に関して、ネオコンの意に沿った「報道」や論文掲載を頻繁に行うようになった、「かけはし」(新時代社)という機関紙の存在。
2019年の終わりくらいから、これが一気に変わります。
ウクライナとロシアの情報が結構頻繁に載り始める、しかも中身がガラリと変わってて、加藤直樹くんなどが今信じ込んでる、アメリカやイギリスのナラティブというか、要は、仮想現実・ヴァーチャルリアリティがすっごい勢いで展開されていってる。ジャンクフード情報の洪水とでも言えるような感じになっている。
他の左翼論壇誌や情報誌の少なくない割合も同様だったでしょう。
※注:文末に、調査時のメモを添付しておきます。(”参考:「かけはし」WEBサイトの不思議(ロシア関連から)(2024年5月15日の私の調査メモより)”項)
シリア政府側からの取材というのはほとんど見なくなり、シリア政府はウソしか言わないだなんだとけたたましく書きまくってた。
2010年代後半、第一次トランプ政権前夜からエスカレートしていた、米系SNSの偏った検閲や西側各国マスメディアでの情報操作。
同時期。既に、Twitter Filesとして一部が暴露されてるように、アメリカ系のSNS(Facebook, Instagram, Twitterなど)が、物凄い情報統制や情報操作を、2015年か16年辺りからやってて、特定のメディアの情報をゴリ押ししたりする一方で、アメリカ政府や大企業に都合の悪い事を書くメディアや人間を徹底的に「見えなく」したり、アカウントを奪ったりしてた。
2年前に私も一部について詳しく書いてますが:
その後、META社やGoogle, Appleの検閲があまりに凄まじかった上に今も続いてるということがどんどんと明らかに。
戦争に限らず、ワクチンの薬害をめぐる問題や、コロナ禍での健康被害、人種差別問題やジェンダー問題で利害が対立してる間の片方の意見は正しくてもう片方は嘘だと一方的に決めつけて「見えなく」していく。検閲をし、人もアカウントバンやシャドウバンの格好で「焼いていく」。
日本でも、バズフィードニュースやハフポスト(旧ハフィントンポスト)などの新興「リベラル系」ネットメディアが、露骨な情報操作や感情動員を行い、リベラル中心にエコー・チェンバーの泥沼に引きずり込んでいっていた。
そういう事が、当たり前の光景になってた。日本でも、ハフポストやバズフィードはものすごくゴリ押しされてるのに、それらが言う「ワクチン薬害被害を訴えてる人たちは頭がおかしいだけ・ワクチンは絶対安全、これは真理だ!」とか「原発事故は大した被害出ていない。被害を訴える人やこれからの健康被害を怖れてる人たちは”福島差別”をしてる嘘つきだ!」とか、そういう話ばっかりが出回る一方で、実際に薬害で死ぬよりつらい思いを強いられてる当事者の人たちや介護してる家族達、製薬会社や国の責任を問う人たちやなんでそういう被害が起きてるのか真面目に研究してる人たちは、「消された」だけでなく、足も引っ張られまくってた。
2020年に言及してる文章を:
原発事故の被害だって、今普通に見えてる「声」は、事故の被害なんて大したことないのに騒ぐな。的な「模範的県民」ばかりで、実際に健康被害を受けて苦しんでる人たちや、魚を獲っても汚染が厳しくてダメなのが未だに減らない種類も少なからずあるのに「汚染水」こと「処理水」流すな!って怒ってる多くの地元の人達は、見えなくされてるだけでなく時折見えたら嘘つき・頭がおかしいと袋叩きにされるばかりだけど、それはあの頃はもっとひどかった。
「人の心というものは、ある種の専門家や悪意ある人々から見たらチョロすぎる」。
かようにして、SNS全盛時代だから。というのではなく、人の心というものは、ある種の専門家や悪意ある人々から見たらチョロすぎるんですよ。
それが、ウクライナ・ロシア戦争が正式に始まった2022年の2月24日よりも数年前から、周到に地ならしがされて行ってたんですよ。
そして、正義や善意にあふれた「左翼」の人ほど、この罠にまんまとかけられて行ってた。
2年前の11月29日にあった、暇空茜氏とエコーニュースに対する「公開処刑記者会見」も、今回戦争を巡る問題と一直線で見る必要があるのではないか。
同じことが、2022年11月29日の「公開処刑記者会見」「リーガルハラスメント記者会見」以降、一気に人々が飛びつくようになった、WBPC問題に限らない、「フェミニズム」やその周囲がやらかしてる問題でも起きてる。
少し時間を戻して、2015年。その「公開処刑記者会見」で「古参のストーカー」と呼ばれ、その後左翼の人たちの多くから「ネトウヨのまとめサイト」と中傷されてたりするエコーニュースが一般社団法人Colaboを巡る不自然な状況に注目して、ほそぼそと調査報道を開始してたんですよね。
「一般社団法人Colaboの研究 第41回、第42回」では、Colabo代表の仁藤夢乃氏が、どういう形で一気に出世したか。と言う話が調査報道されていて、よほど強い警察官僚が後ろ盾になってないと取り上げられることがないような、警察の「業界誌」に登場していた。ということが取り上げられており、「第43回」では、日本財団=旧笹川財団の後押しで、安倍昭恵・元総理婦人とも懇意にしているということが掘り出されている。
そして、この連載では、主に自称フェミニズム運動と日本財団=笹川財団や日米ネオコン、そして警察官僚との不自然な密接さや持ちつ持たれつの関係の中で政治力を手にして法律を作る現場に介入して自分たちにだけ都合のいい法律を作ったり法改悪をしていくという「左派泥棒政治」の核心が浮き彫りにされていってる。
「一般社団法人Colaboの研究」シリーズを始めとするエコーニュースの調査報道が明るみに出した、一部の左派・リベラルとネオコン・「アベ人脈」や警察の一部の間にある共生関係は、本戦争での左派・リベラルの「大政翼賛会化」でも発揮されてるのではないか。…そして、(結2)へとつづく。
同じことが、ウクライナ・ロシア戦争での、日本の「左翼」の不自然なまでの姿勢にも反映してるんですよね。
2022年2月24日に正式に開戦した時、なぜ、数日もせずに、野党にせよ左翼の大半にせよ、ウクライナ頑張れ・ロシアは出ていけ・ロシアに制裁を!「力による現状変更」を許してはならない!などと、ものすごい勢いで、ウクライナの後ろ盾になってるアメリカやイギリスのネオコンと一体になって、大政翼賛会を作って行ってたのか?
さて、今回かなり長くなったのでここから、後半(結2)に続きます。
参考:「かけはし」WEBサイトの不思議(ロシア関連から)(2024年5月15日の私の調査メモより)
以下、私が2024年5月15日に、「かけはし」WEBサイトで
web.archive.org に記録がされているものを調べた時のメモ:
「かけはし」WEBサイトの不思議(ロシア関連から)
ロシア・ウクライナ関連記事の長期の欠落
・「ウクライナ」欄の記事が、2021-04-28より前には、ない。
・「ロシア」欄の記事が、2021-02-18より前が、一気に、1999-07-12に飛んでいる。
https://www.jrcl.jp/region/russia/page/9/
https://web.archive.org/web/20240515110441/https://www.jrcl.jp/region/russia/page/9/
「かけはし」は、2021年にWEBサイトリニューアルされてるっぽい?
新サイト
https://jrcl.jp
https://web.archive.org/web/20211020035206/https://www.jrcl.jp/
旧サイト(2021-04-21で終了か?)
アーカイブされたもの:
https://www,jrcl.info
本来あった所:
http://www.jrcl.net/
アーカイブ一例(2019-01-200:
https://web.archive.org/web/20190120193653/http://www.jrcl.net/
2019-01-20アーカイブ版での「世界のたたかいから」
https://web.archive.org/web/20210419022308fw_/http://jrcl.net/p03.html
全世界の多くの地域で
抑圧に抗してたたかいつづける人々の真実のすがたを
新聞やテレビなどのブルジョア・マスコミは、
自らの政治的経済的動機から、或いは「国益」的理由から無視し、
または事実をゆがめて報道しています。
私たちは、世界中から独自に入手した資料をもとに可能なかぎり事実に即し、
被抑圧者の観点に立った報道と分析をおこなっています。
最近の注目すべき記事を下記の4つの地域にに分類し納めてありますので
地球ボタンをクリックしてご覧下さい。
2020-12-02にアーカイブされてるもので「ヨーロッパ」を出すと、なぜか、空。
http://jrcl.net/p03europa.html
https://web.archive.org/web/20201202092257/http://jrcl.net/p03europa.html
「重要記事・論文集」(2017-01-21アーカイブ)
https://web.archive.org/web/20170121161721fw_/http://jrcl.net/p02.html
●「WORLD PEACE NOW」の課題と可能性/ふじいえいご
●憂慮する人びとへの新しい手紙――CPP(フィリピン共産党)からの脅しを受けているフィリピンの進歩的・革命的運動への連帯をこめて/ピエール・ルッセ
●1960年代半から現在まで-ヨーロッパのラディカル左翼の2つの世代といくつかの「緊急の課題」について/ピエール・ルッセ
●新しい左翼組織の統合へ討論を開始しよう―JRCL中央委員会(2005年)
■資料 ワシントンとロンドンにとって、問題は始まったばかりだ/ジルベール・アシュカル
●イスラエルの国家、市民社会、そして軍隊
●アルゼンチンの経済危機の中のポルト・アレグレ
●1047名の解雇撤回 国労定期全国大会 四党合意大会承認阻止する 方針討議に入れず休会(2000.10.30)
●続開臨時全国大会開催強行糾弾「四党合意」承認一票投票撤回、四党合意中執承認を撤回せよ
●国労臨時全国大会に関する本部中央執行委員会見解を撤回せよ
●「防災」に名を借りた9.3東京都の自衛隊治安出動訓練反対
●7.1 国労臨時大会-闘争団壇上占拠で「四党合意」承認を阻止
●脱原発へのオルタナティブ
●大阪府知事・横山ノックによるセクシャルハラスメントについて
●パキスタン、軍事クーデター反対、労農臨時政府の下での総選挙を即時実施せよ
●東海ウラン臨界事故に関する声明 原子力資料情報室
●インドネシア―軍部支配に反対する闘いへのPRDによる連帯の呼びかけ
●インドネシア東ティモールをめぐる諸勢力の動向
●成田空港滑走路暫定案白紙撤回を求める声明
●ユーゴ空爆はなぜ強行され、何をもたらしたのか(下)
●ユーゴ空爆はなぜ強行され、何をもたらしたのか(上)
●台湾、戒厳令解除から11年 ――労働運動・社会運動の現状(下)
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●雇用破壊・首切り自由・賃下げ横行を許さぬ闘いを
●雇用破壊・首切り自由・賃下げ横行を許さぬ闘いを
●労働者派遣法改悪案と職安法改悪案が衆院で可決
● ─現場からのレポート─5年目に入った被災地神戸はいま
● ─現場からのレポート─なぜ医療過誤事件が続発するのか
● 北朝鮮社会はいま、どのようになっているのか
● 明仁「即位10年式典」と天皇訪韓に対決する闘いを 8.9号
●敦賀原発2号機冷却水漏出事故 7.26号より
●最悪記録を更新し続ける完全失業率(上)
●最悪記録を更新し続ける完全失業率(下)
●君が代・日の丸学校現場での強制の実態と広がる抵抗闘争(上)
●君が代・日の丸学校現場での強制の実態と広がる抵抗闘争(下)
●国労臨時大会 改革法承認を糾弾する
●新ガイドライン関連反対闘争の総括のために
●共同行動の原則と内ゲバ主義について
だんだんヒットし始める。
2014年インデックス
https://web.archive.org/web/20150422213941fw_/http://www.jrcl.net/frame2014b4.html
『最も重大なことは「民衆の春」の欧州到達だ EU加入含むウクライナ人の民主的自己決定権を尊重せよ ーズビグニエフ・マルチン・コヴァレフスキ」(「かけはし」2014年4月7日号)
https://web.archive.org/web/20150515062244fw_/http://www.jrcl.net/frame140407f.html
一握りの支配層が国を窮地に追いつめた ウクライナ 急進左翼のマニフェスト 問題は地政学的関係ではなく寡頭支配を終わらせることだ ー 左翼反政権派コレクティブ(「かけはし」2014年2月10日号)
https://web.archive.org/web/20170421003144/http://www.jrcl.net/frame140210f.html
陰の取り引きに反対する ロシア プーチンの侵略行為ノー 真の住民自決に向けエリートや民族主義者の権力横領に抵抗を 「オープンレフト」(「かけはし」2014年3月17日号)
https://web.archive.org/web/20150515001020/http://www.jrcl.net/frame140317f.html
犯罪的私有化反対が急拡大 バルカン ボスニア・ヘルツェゴビナの社会反乱 ー カトリーヌ・サマリー(「かけはし」2014年3月17日号)
https://web.archive.org/web/20171213234453fw_/http://www.jrcl.net/frame140317g.html
” シリアの内戦で、反政府勢力(反アサド・反ロシア武装勢力)の支配地域を「取材」して、ロシアや政府軍だけが野蛮なことをしてる。反政府軍は人権を重視してるし化学兵器も使ってない。などと、まぁ、ホワイトヘルメットのように、シリアの一部を占領して石油を採掘しまくってるアメリカなどの息のかかった組織とおんなじことを言う「戦場ジャーナリスト」が同時期から目立ち始めてもいた。”
web.archive.org に記録がされているものを調べた時のメモ:
※今回は、長くなったので、2分割しました。当面、両方とも全文無料で読めるようにはしますが、じきに一部についてご購入をお願いすることにします。
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