テクノロジーの普及と共に変化する身近なギミックを考えてみた
テレワーク促進が主流になり1年と4ヶ月が経過しました。それに伴いオフィス環境も変化に対応したビジネスツールがどんどん刷新されていってます。私の周囲もデバイス関連にものすご〜くお金使ってます。
特にオンライン会議が進んだ為にTeames、Zoomの導入はもちろん、マイク、PCカメラ、果ては背景に映り込みの装飾のための絵画まで売れ出しました。消費の変化が市場の変化に繋がった典型例です。昇降デスクや配線処理アイテムもマストアイテムになりつつあったり。
本日は自分の頭の整理のためにニュースに取り上げられない地味な変化を挙げてみます😁テクノロジーだけじゃなく気象変化とかも混ざっちゃったのはご了承ください💦
(AIなどのメジャーテクノロジーによる変化ではありません)
思いつく地味な変化【これまで】
ビジネスリュックの普及
10年くらい前はビジネスマナーの観点からスーツにリュックはNGとされていましたが、いまやどこ吹く風です。この変化はスマートフォンの普及率と一致しています。スマホをいじりたいために「両手をあけて移動する」というニーズが諸に反映された結果です。
手持ち・肩掛け扇風機の普及
温暖化に伴い、やたらと普及した扇風機。小型化を可能にしたチップ・バッテリーが成し得た普及で、これからは冷風機の更なる開発が進みそう。昨今の原価率最強のかき氷ブームも温暖化が原因かも🍧
アウトドアグッズの普及
第2次キャンプブームからのアウトドアグッズの普及。ちなみに第一次キャンプブームは1990年代らしいです。これはeコマース(Amazonなどのネットショッピング)の発展が一因と考えられています。
アウトドアグッズは基本的に嵩張る、大きい、しかも扱っている店舗は少なく郊外にしかないといった販売環境でした。しかし、eコマースの浸透に伴いアウトドアグッズはその恩恵を特に受けやすいことが普及の原因と予想します。
思いつく地味な変化【これから】
小銭入れ・カード入れがない財布の普及
電子決済の普及に伴い小銭を使用する頻度が激減しました。同時にショップのポイントカードなどもアプリ化していき、私たちが外出時に必携する財布の形状が変化していくことが予想されます。すでにコンパクト財布などがレザーショップのラインナップにありますが、さらなる改良が進んでいき、近いうちに主力品は変わるでしょう。財布の薄型・小型化が進むことでアウターの内ポケットの形状も変わるかも。
薄型TV台の普及
薄型TVではなく、TV台の普及です。軽量化に伴い物理的に壁掛けを可能になったことでデットスペースがなくなりました。その一方でTV台そのものは既存のままです。TVの下に全くなにも置かないのは空間資産の未活用なので、薄型のTV台が普及してくるかも。
紛失防止タグ付きの結婚指輪の普及
なくして困るものの代表は「財布」「鍵」「携帯電話」ですが、既婚者にとっては「結婚指輪」もあげられるのではないでしょうか。AirTagが爆発的な売り上げをみせたように落とし物対策は今後当たり前の生活様式になっていくことでしょう。ちなみに人工ダイヤモンドは脱炭素のブームを受け、今後活用促進が期待されています。人工ダイヤモンドであれば紛失防止チップを内蔵することも技術的に可能であり、結婚指輪の付加価値として開発が進んでいくかもしれません。ただし、夫婦同士で確認できる紛失防止タグでは男が全力で反対することでしょう。
電子決済対応の賽銭箱
そのまんまです。これって既にあるんですかね?そろそろ導入しないと神社の寄進とかに翳りがみえてくるのでは?神仏と人の接点である賽銭箱に電子決済をいれるとちょっとありがたみが無くなってしまうのがボトルネックでしょう。その心理を回避するために、今まで以上に職人漆塗りや彫金細工の金物を施した上でインターフェースの役割を担うとグッドかも。
医療機器とVRゲームのコラボ
これは既にマッキンゼーから疾病管理の可能性として発表されていますがその通りだと思います。精神疾患や不眠症、果ては認知症の予防など、領域はニューロに限定されるでしょうが、非常に期待している分野です。
対面サービスの価値向上
あらゆるサービスがオンライン化していくことで「対面(オフライン)」によるサービスが当たり前ではなくなり、それが高価値になっていくと確信しています。Google、Amazonは基本的に全て非対面対応ですし、電話対応を取り下げる部署も増えてきました。クラウドソフト関連はチャット対応は無料で電話対応は有料という制度を導入しています。
徹底したIT管理の生産性向上を図ると共に対面対応のありがたさを思い知る機会も増えてきたのではないでしょうか。
コロナワクチンの時の予約システムが示しているように、結局のところアナログ対応というのは万人が等しく理解できるサービスです。
「弊社は営業マンが対面で行います!」「すごい!」という時代になってもいいですね。
小さなサインを見逃さず、くだならい空想を楽しむ
「少子高齢化で介護ビジネスが普及します、この為〜」などという10年以上前から使われている提案書のフォーマットは見飽きてるコンサルタントも少なくないのではないでしょうか。
私は仕事では上流変化の思考法を要求される分、プライベートでは日常に潜む小さなビジネスチャンスをかき集めて事業構築を予想するのが好きなのです。「エンジニア業務が普及するにつれ、タイピング主体の高給取りのために高級おにぎりを開発したら爆売れするのでは?」とか🤔「結婚式ばなれが起きてるから祝義がわりにECサイトで欲しいものをおねだりできるサイトを作っちゃえば?」とか。
「ビジネスフレーム+俗世間的」な目線で物事を考えるとたのしいな〜♪
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました🙏
KCC