Chips|ブルーピリオド展に行くなら
せっかく展覧会に行くなら、その日一日を存分に楽しみたい!
今回はブルーピリオド展をメインに、新橋やお台場周辺を対象に5つのお出かけプランを考えてみました。お試しで途中から有料にしましたので、よかったらご購読いただけると嬉しいです!(ブルーピリオド展の会期が終わったら無料にする予定)(やり方わかんないけど) →無料記事にしました(2023/9/26)
寺田倉庫G1ビル5F
ブルーピリオド展
2022年6月18日〜9月27日
藝大受験とその後の学生生活を描いた人気マンガ、山口つばさ「ブルーピリオド」。会場では、アーティストや学生によって描かれた作中画約50点が展示されるほか、没入型シアター、藝大を目指す道のりを追体験する展示、名画の見方を解説を解説するコーナーもあるようです。マンガの世界を体感し、アートの世界へ足を踏み入れるきっかけにもなってくれそう!
①アートって、サブカルチャー?コース
ダイバーシティ東京 プラザ
「アートにも興味が出てきたけど、やっぱりマンガが好き」という方は、実物大のガンダムがそびえ立つ商業施設へ。ガンプラの聖地・THE GUNDAM BASE TOKYOはもちろん、ドラえもんやキン肉マンのオフィシャルショップもあります。
買い物や食事もできるので、お台場周辺の施設はここを拠点に巡るといいですよ!
日本科学未来館
きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?
2022年3月18日〜 8月31日
大きな地球儀がシンボルの科学館で、私もYouTubeを愛聴しています!
常設では、落合陽一さん監修の「計算機と自然、計算機の自然」、微生物多様性をテーマにした最新展示「ビジョナリーラボ セカイは微生物に満ちている」がオススメ。
今回の特別展では、人間とロボットの関係性を通して「人間とはなにか?」を問いかけながら、人間とロボットの未来像を思い描きます。
時代を代表するロボットが大集合! 年表には、ロボット(オートマチックな機械)開発の歴史のなかに、鉄腕アトムやドラえもん、攻殻機動隊といったSF作品も盛り込まれています。実際に操作を体験できる&触れ合える展示もあるので、時間と体力に余裕を持って別日に行くのも手ですね(リピーター割引もあり)。
②アートって、トキメキか? コース
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
〜2022年8月31日
「彼女と来ました」「子どもと思う存分楽しみたい」という方は、写真映えする空間で思い出づくりはいかがでしょうか?
世界で活躍するアートコレクティブ・チームラボが手がける常設施設。多彩なエリアをボーダレスに巡ることで、空間と溶け合うような没入感が得られるでしょう。自分が描いた絵を作品内で動かしたり、グッズにして持ち帰ることもできるので、オンリーワンの体験もできます。
2023年に東京都心部で新たなチームラボボーダレスを開館予定とのことで、今年の8月までの開催だそう。興味のある方はお急ぎください!
難しいことはわかんないけど、なぜだか心を打つ。
ようこそ!それがアートの入口です!
③アートって、才能か?コース
パナソニック汐留美術館
イスラエル博物館所蔵ピカソ ― ひらめきの原点 ―
2022年4月9日〜6月19日
会期が2日しか被りませんが、マンガのタイトルの元となったピカソの展覧会が、汐留で開催中です!
パナソニック汐留美術館は家電のパナソニックが運営する美術館で、「建築・住まい」「工芸・デザイン」をテーマに展覧会を開催。フランスの画家ジョルジュ・ルオーのコレクションでも有名で、常設のルオー・ギャラリーもあります。
天才画家と聞いて、一番に思い浮かぶであろうピカソ。ですが、彼も何の苦労もせず、何も考えずに作品を生み出してきたわけではありません。名画の模写を繰り返し、同時代の芸術動向やアフリカ彫刻などに影響を受けながら、ブルーピリオド=青の時代と呼ばれる時期からバラの時代、キュビスム、シュルレアリスムへと作風を変化させていきました。
ピカソの試行錯誤の軌跡、表現の紆余曲折は、登場人物たちと重なるところがあるのではないでしょうか?
④アートって、ビジネスか?コース
WHAT MUSEUM
OKETA COLLECTION「Mariage -骨董から現代アート-」展
2022年4月28日〜7月3日
ブルーピリオド展の会場がある天王洲エリアは、寺田倉庫が運営するミュージアムや天王洲 銀河劇場がある、広大な土地を生かしたアートスポット。
WHAT MUSEUMは寺田倉庫が作家やコレクターから預かっている作品を公開。同施設内の「建築倉庫プロジェクト」では、建築家や建築事務所から預かっている建築模型が展示されています。商売上手!
本展では、ファッションビジネスに携わる桶田夫妻のコレクションを紹介。李朝の陶磁器から北大路魯山人や河井寛次郎といった名工の陶芸作品、動物の剥製にガラス球をつける名和晃平、ポップでちょっとダウナーなキャラクターをモチーフにするKAWS(カウズ)まで、古今東西のさまざまなものが集結。
現代のアートビジネスの一端に触れられるかも? とにかく刺激を受けたい方 or ガッツリ現代アートに興味のある方向けです。
⑤アートって、頭使うな?コース
浜離宮恩賜庭園
旧芝離宮恩賜庭園
「ブルーピリオド展の余韻を味わいたい」「頭を使ってつかれちゃったな」という方は、ボーッとお庭を眺めてリラックス。
樹木や草花、石や池を素材に見立ての美を造りあげる庭園って、実はアートなのかも?
浜離宮恩賜庭園は、新橋駅から黒川紀章設計の中銀カプセルタワービル(解体が決定しましたね、悲しみ)を横目に進んでいくと見えてきます。都内で唯一の海水を使った大泉水や樹木、花畑とビルの借景というコントラストが特徴的です。
旧芝離宮恩賜庭園は浜松町駅が最寄りです。ひと目で見渡せるコンパクトさがありながら、かつての所有者である大久保家の藩地であった小田原産の石をはじめ、ゴツゴツとした岩が池の周囲に配され、見応えのある庭園です。
いかがでしたか?本記事を参考に、周辺エリアを目一杯楽しんで頂ければ幸いです。