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24年10月の話。【友達ってなんだろう】

夜食でポテト&サイダーでお腹がパンパンのhrkです、こんばんは。


今月の振り返りです。



今月の頭、ちょっとだけ日本に戻っておりました。

元々10/5(土),6日にライブがあったので、10/4(金)に前乗りして10/7(月)に戻ろうと思っていました。

ライブ会場が関空の近くだったので、家には帰らずライブ会場とホテルの行き来でいいかな~と思っていたんですが、まさかの10/3(木)の授業が休校になり、10/2(水)は元々休み・・・飛行機もある・・・

ということで、10/2~10/7まで帰り、家にも戻れました。実家最高。


ニュースで見た方もいらっしゃるかも知れないですが、大阪・泉大津でやっていた野外イベントですね。

久々に4人を見れたのは嬉しかったですが、残念なことに中止となってしまいました。

被害者が発生してしまっているので中断は賢明な判断だと思います。

ケガをされた方が早く回復される事を祈りながら、メンバー・スタッフさんの皆さんも年末までしっかり対応していただく、そして年明けからまた元気な姿でみんなで笑って再会できることを祈っています。


帰国後からは実習が始まりました。

韓国語教育専攻の場合、語学堂の授業を見学してレポートを提出&模擬授業を行ったら韓国語教員資格を取得できます。

すでに3回終了して、残すは明日の1回のみとなりました!

語学堂の授業を見ながら、先生の一挙手一投足まで見逃さないようにメモしまくっています📝


話すこと(말하기)をどう教えるのかの授業では、会話の教材を作って出版しましょう!ということになりました。

授業には約15名いて、4グループにわかれてそれぞれ3課ずつ、計12課で構成した教材を作っている最中です。

班長&クラス長両方してますが、うん、まぁ「ですよね」という感じです。が、その話は後程・・・笑

さて、どういう教材になるんでしょうか・・・🤔


論文も相変わらず書き進めておりますが、11/1(金)に途中経過の発表会があり、現在その発表資料作成中です。

約80ページを12分で発表しないといけないので練習必須です。情報の取捨選択むずい。




そして、最近思っている事。

頼られるのは好きやけど、依存されるのは嫌。


とある同期が何でもかんでも聞いてきます。

初めこそ、

「慣れない土地で、海外で、第2言語で論文書いて課題やって発表して。一緒に協力して乗り越えようね!」

というマインドでわたしも助けていましたが、それがだんだん「ん?」と思うようになってきました。


というのも、その同期が聞いてくる内容は教授が授業中に再三言った事、HPに記載されている事、常識的に考えればわかる事など。

教授の言った通り、HPに記載されている通りにやればいいものを、逐一わたしに聞いてくる。

書き方やスペル合ってるか不安やから見てもらっていい?と20ページぐらいのレポートや発表資料を送ってくる(もちろん断る)。

メモした内容間違ってるかも知れへんから、〇〇(わたし)がメモして整理したもの見せてほしい。


という内容を仲良くなってからの約1年間ずっと送ってくる。


なんでわたしが一生懸命メモした内容を見せないといけないんだ?????あなたがスマホいじってた時、わたしはメモしていたが?????

なんでわたしがスペルチェック書き方チェックしないといけないんだ?????お金もらってませんけど??????

なんでいちいちわたしに聞いてくる?????ミスったらミスった時でしょうよ。責任転嫁されてる気分なんだが????????


と思ううちに、

「あれ、わいこの人友達やと思ってたけど、対価求め始めたな」

と気づきました。


他の記事でも書きましたが、基本的には私は自分の知識や経験を他の人のために使うことが好きです。

だから、韓国留学したことをこうやって発信したいなと思うし、自分も学習者として勉強してきた韓国語をよりわかりやすく伝えて「韓国語楽しい!」と思ってほしいなと、今韓国語教育専攻にいるんですが。

対価の全くない親切心にも限界があるんやなと思いました。


でも、長い間仲良くしている友達には対価なしでいくらでも尽くしてあげたい。

その違いはなんだろう。


ふと、星の王子様を思い出しました。

「友だちを探しているんだ。“飼いならす” ってどういう意味?」

「すっかり忘れ去られてしまったことだよ」キツネは言った。「 “絆をつくる” っていう意味だ」

「絆をつくる?」

「そうさ」キツネは言った。「きみはまだ、おれにとって十万といる少年と同じただの少年だ。おれはきみを必要としていない。そしてきみもおれを必要としていない。おれはきみにとって十万といるキツネと同じただのキツネだ。でももしきみがおれを飼い慣らせば、おれたち二人は互いを必要とするようになる。きみはおれにとって世界で一人の存在になる。おれはきみにとって世界で一匹の存在になるんだ」

「わかってきた気がする」王子さまは言った。「ある花がいてね…たぶん彼女はぼくを飼い慣らしたんだと思う…」

「そうかもしれないな」キツネは言った。

(中略)

王子さまは再びバラに会いに行った。

「あなたたちは全然ぼくのバラに似ていない、あなたたちはまだ何でもない」彼はバラの花々に向かって言った。「誰もあなたたちを飼い慣らしていないし、あなたたちは誰も飼い慣らしていない。ぼくのキツネもそうだった。十万といる他のキツネと変わらないただのキツネだった。でもぼくの友だちになった、だから今は世界で一つの存在なんだ」

バラの花々はすっかり困っていた。

「あなたたちは美しい、でも空っぽだ」彼は続けた。「あなたたちのためには死ねない。もちろんぼくのバラだって、通りがかりの人から見ればあなたたちと変わらないかもしれない。でも彼女ひとりだけで、あなたたちみんなよりも大切なんだ、だってぼくが水をあげたのは彼女だから。覆いをかぶせてあげたのも彼女だから。風よけを立ててあげたのも彼女だから。ケムシを殺してあげたのも(二、三匹、蝶になるから逃がしてあげたけど)彼女だから。愚痴や自慢話を聞いたり、ときには黙っているのを聴いてあげたのも彼女だから。だってぼくのバラだから」



そして彼はキツネのもとに戻ってきた。

「さようなら」彼は言った…

「さようなら」キツネは言った。「これがおれの秘密だ。とても簡単なことだよ。心で見ないとよく見えない。肝心なことは、目には見えないんだ」

「肝心なことは、目には見えない」忘れないように王子さまは繰り返した。

「きみがきみのバラのために費やした時間が、きみのバラをそれほど大切なものにするんだ」

「ぼくがぼくのバラのために費やした時間が…」王子さまは忘れないように言った。

「人間たちはこの真理を忘れてしまった」キツネは言った。「でもきみは忘れちゃいけないよ。きみは、きみが飼い慣らしたものにずっと責任を持つんだ。きみはきみのバラに責任があるんだよ…」

「ぼくはぼくのバラに責任がある…」忘れないよう、王子さまは繰り返した。

星の王子様(hibiki様の投稿から引用


うまく言葉にできませんが、なんか、なるほどと思いました。

(語彙力)


今仲がいい友達は王子様ときつねの関係で、お互いがお互いに時間を費やして「飼い慣らして」、お互いにとって唯一の存在になった。

でも同期はなんていうか、そういう感じではない。

説明が非常に難しいですが。

お互いがお互いに時間を費やしてこそ、そういう関係になれるんやろうなと思いました。

プラス、その人のために時間を費やすことに苦を感じない、見返りを求めないというのは、見返りを求めてるんじゃなくて、相手も自分の為に時間を費やしてくれているのがいわば見返りで、相手が費やしてくれているから自分も費やそうと思うんやろうな、とも思いました。

今は自分だけが時間を費やしていて、相手が私の為に時間を費やしてくれていると全く感じない、だから自分もその人のために時間を費やすことに嫌気がさして、はいもう知らないさようなら状態なんかな?と。


それが、今仲がいい友達と同期の関係の違いかなと思ったお話でした。


7年前のわたしと王子様 in プチフランス



hrk.

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