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Photo by
noouchi
愛おしい記憶。遠ざかる日々。
秋田に帰ってきました🌾🌄
もう、帰れると決まってから嬉しくて嬉しくてなんでも頑張れちゃった!
帰りの新幹線で窓の外を眺めてうるうる。(2ヶ月ぶり)農作業している、いかにも秋田県民っぽい第一県民発見したときは涙出ました。情緒どない👋w
隠れ大黒柱だったんだと、死んでから思い知らされた祖母がいなくなった実家の暮らしにはやっぱり慣れない。祖母がこの世から突然いなくなって、もう半年が経つ。あっという間に初盆がくる。
長野で日々頑張って過ごしながら実家を思うと、以前と変わらない情景が浮かぶ。実家で暮らす両親や弟、実家のそばにいる妹は祖母のいない生活に慣れたんだろうか。淡々と時は過ぎている。
お風呂上がりにそんなことを思いながら、随分と静かになった大きな家の座敷で、当たり前に一緒に暮らしてたのにもう会えなくなってしまった3人の顔(遺影)を眺めながら筋膜リリースのローラーに乗っかってる。
いないことに慣れることを知ってるから切ないんだよな。
家族が多いこと、人一倍幸せだと思ってたけど人一倍辛いなぁって30歳目前にして割と人生に絶望している。
こんな絶望を知ってることも幸せなんだろうか。絶望に変わりないけど。
鬱陶しさも愛おしかったな。
耳が遠いおばあちゃんに、若干キレながら話してた子どもでいられた日々もいつかなくなるんだ。残すところ祖父が二人。
反抗的でいられる人が減っていって、随分お利口な時間が増えたことすら寂しい。あと半年で30歳ですもんね、祖父母に恥じない立派な大人にならないと。
記憶は必ず薄れていくから、祖母と過ごした時間が遠い過去になるにつれて思い出せることは少なくなっていくんだろうな。
過去が大切で大好きすぎて、未来をあまり楽しみに思えない29歳。だいじょうぶかしら!