【読書会報告】「個人と社会のより良いバランスとは?」小さな組織の働き方を学び合う・読書会・イベントレポート
「小さな組織の働き方を学び合うコミュニティ」では、3ヶ月を1タームでテーマを決めて開催しています。
今回は、まさに「仕事と家族」がテーマとなるタームです。8月に男性の育休を先進的に推進している空き家買取専科・株式会社Sweets Investmentの黒田さん、三輪さんにお話しいただく形でスタートしました。
そして、3ヶ月目は実際に書籍を通して、自社や自組織での活用、運用を考える月となります。
今回の書籍:仕事と家族〜日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか〜(著:筒井淳也氏)
こちらをテーマにした読書会を2024年10月16日に開催しました。読書会にあたって事前に「仕事と家族」の中でのインプットとなる内容をまとめていました。
今回は、2つのパートに分かれて進行をしていきました。
1)「働く人(女性・外国人・高齢者)を増やすために、「あなたやあなたに関わる組織」が出来ることは?
2)パート1での対話を踏まえて、話し合いたいテーマを設定し対話する。
1つ目のパートでは、下記のような内容や問いが提起されました。
〇扶養について
103万円、106万円、130万円など、それぞれあるが実際にそれを理解して、勤務時間を調整している人は少ないのでは?
〇就業規則について
経営者の思いや、そのプロセスを従業員と共有して作成していくのが重要。
〇現場の課題感
・出来るだけ育休を長く取り、その後離職してしまう従業員が増えてきているのでは?
・個人のライフイベントや会社の福利厚生が、社会と接続していることを感じることが少ないのでは?
・キャリアと、社会がつながるようなデザインが重要では?
多様なメンバーがいるからこそ、自分の視点だけでは学べない内容が深められる貴重な機会です。現在はこのようなコミュニティメンバーがおります。多くが子育てというライフイベントを迎えている現在でもあります。
小さな組織の働き方の多様さについて、エビデンスとなる読書を基にその考えを深めて、それぞれの領域での仕事や活動に活かしていく経路があります。
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