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“働く”の選択肢を拡げよう・自分のための「働き方」会議②-新潟市在宅テレワーカー育成・就労支援事業開催報告

2024年10月9日、新潟市テレワーカー育成・就労支援事業としてArrowArrowがデジタルスキルを習得する前の事前セミナーを担当いたしました。

今年7月にも登壇した同内容ですが、今回は10月から始まる2024年後半コースの皆さんへお届けしました。


1. 新潟市在宅テレワーカー育成・就労支援事業について

2024年は、新潟市において、デジタルスキルを得て自分らしい働き方にチャレンジしたい!そう思う人にとって学びと実践の場につながる支援事業が創られています。

さまざまな立場の方が時間や場所にとらわれることなく働くことできるよう、在宅テレワークをによる就労を支援しています。主に2つのデジタルスキルを学び得ることができます。

1つはIT事務コースと題して、リモートで働くための基礎的なITリテラシーと共にVBAを使いデジタルスキルを向上できるコース。
もう1つはWebデザインコースと題して、webデザインにまつわる基礎知識と画像・バナー・名刺・LP・webサイトなどを実際に作成しデジタルスキルを習得できるコース。

すべて無料で受けることができ、そして学習事業だけではなくそこから就業できるようなアドバイザーとのサポーターにつながることができるこの事業において、今回デジタルスキルを手に入れる前のインプットの時間としてマインドセットする時間をArrowArrowが担当いたしました。

2. 少し先を行くテレワーカーの人より学ぶ、テレワークの良き点・難しい点


今回は2024年からはじめてテレワーカーとして働いている方をスピーカーにお呼びし、以下のお話をいただきました。

  • 現在どのようなテレワーカーとして働いているか

  • テレワーカーの良き点、難しい点

スピーカーの方は、これまでは対人支援業務であったためテレワークすることは難しく、毎日出勤して人をサポートする仕事をしていました。
今年に入って初めてテレワークをしているということで、その良さの実感と難しさの体感についてリアルにお答えいただきました。

ライフイベントを迎えておられる人たちからは共感のうなずきが多くみられましたし、課題についても質問があがるほど参加者の皆さんと想いが重なる点がありました。

3. テレワーク就労をしていくために自分が準備できることはなにか・ワークショップ

最後にテレワーカーにシフトしていかれる皆さんとその場で考えやアイディア、気持ちを可視化できるツールをつかい、言語化していくワークショップをおこないました。

テレワーカーとして働いていきたいと思ったときに、このあと自分はどんなアクションが必要なのかという部分を言語化していただきました。

  • このあと職業訓練を受けて具体的なスキルを手に入れる

  • リモートで働くことができる企業を調べる

  • 機材、デスクなどリモートできる自宅環境を整える

  • 実際に手を動かしやってみる

アクションプランは具体的なものが多く、次のステップを見定めている参加者が多いことが分かりました。

4. さいごに


参加者の方々からいただいた声です。

  • リモートワークというとフリーランスのイメージだったが、企業に雇われるフルリモートもあると知れてよかった

  • 同じ志の方たちが、同じような不安や悩みを考えているのかわかって安心した

  • 周りでテレワークで働いている人はいないため、セミナー全てが新鮮で参考になりました

  • 実際に働き始めた方のお話を聞くことができ、また他の参加者の方と意見交換することができて、テレワークについてイメージしやすくなった

  • 自分の思っていることを言語化するのに慣れていないことを痛感し、そのスキルも磨かなければと課題ができたから

リモートワークで働いている人が周りにいないと、そもそもどのように働いているのか、働く企業をどのように探しているのか、実際に困った時にどうすればいいのか、そのすべてがなかなか分からないという点があり、ハードルを高めているように感じます。
今回のようなテレワーカーとして働くためにステップアップする事業があること、それを暮らしを支える自治体が創ってくれていることに大きな信頼を寄せられると思いました。

参加してくださった皆さん、新潟市ご担当の皆様、アデコ株式会社の皆様、ありがとうございました。

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