スコア停滞の原因は自由すぎる行動？ゴルフに制約をかけてみよう
こんにちは。MG（えむじー）です。
ゴルフのスコアをよくするためにあれこれ取り組んできましたが、結果は下記4つに分類できます。
①なかなか効果が出なかったもの
②すぐに効果が出たが長続きしなかったもの
③効果が出るまで時間がかかったけど効果が持続するもの
④すぐに効果が出て、かつ持続するもの
今回は私にとっての④「すぐに効果が出て、かつ持続するもの」を紹介します。
①②③も別途紹介しようと思います。
選択肢が多いとゴルフが苦痛になる
ゴルフ界隈には「クラブの本数を少なくするとスコアが安定する」という話があります。スコアを良くしたかった私はこれに飛びつきました笑
実際にクラブ6本でラウンドすると、確かにスコアが良くなりましたし、「なんかゴルフって簡単」という感覚になりました。今では「ゴルフが簡単」など恐れ多くて言えませんが、当時は確かにそう感じたのです。
「制約をかけるとゴルフが簡単だと感じる」
これは私にとって大きな気づきでした。
なかなかスコアが伸びない友人を見てると、プレーの自由度が高すぎるなと感じます。
セカンドショット地点ではたくさんクラブを持ち、あれがいいかな、これがいいかなと迷い、いざ打つ直前になって「やっぱりこのクラブで打つのはやめた」とクラブを変える場面をよく見ます。
自由度が高い、つまり選択肢を多く用意すると決断に時間がかかり集中力が下がっていきます。集中力が下がった状態でショットするから、難しいところにボールを落としてしまう。難しいところにボールがあるから、また判断に時間がかかる。プレーも遅くなり、迷惑かけてるんじゃないかと焦って疲弊していく。負のループです。こうなるとゴルフがどんどん苦痛になっていきます。
クラブセッティングやプレーに制約を作って選択肢を狭めていけば、最重要項目である「集中力の温存」ができるようになり、プレーが安定していきます。
制約の具体例
以下は私がいろんな人の本や動画を見てつくった具体的な制約です。
ティーショットの制約
ティーショットでは飛距離の80%分を狙っていきます。ひたすら80%です。これは、飛ばしすぎてもトラブルを招き、飛ばなさすぎても次のショットが苦しくなるためです。「ドライバーを捨ててフェアウェイウッドを使うべし」という話も聞きますが、個人的には採用しづらい。ドライバーの飛距離をフェアウェイウッドで稼ごうとすると100％の力でスイングしたくなるし、何より感情的にドライバーは使いたいのです。その代わり、結果はともかく毎回「縦の距離」をコントロールしようという意識で打ちます。このシンプルな基準を設けることで、無理なスイングを避けられます。
ショット時の制約
ショット前に考えることを3点に絞りました。「ライ」「風」「飛距離」のみです。たとえば、ラフでは芝生がクラブに絡みそうな場合、迷わずアイアンを選ぶ。また、左足下がりなどの傾斜ではフルショットを避けます。風の判断も簡単です。芝生を散らして飛び方を確認し、45度以上なら2番手、45度以内なら1番手変えるだけです。
クラブセッティング
持ち歩くクラブは6本に限定しました。ドライバー、ユーティリティ、8番アイアン、9番アイアン、ピッチングウェッジ、パター。サンドウェッジも難しいので使ってません。それでも80切りはできます。
パッティング
ピンまでの距離は必ず歩測しています。パッティングの名手に感覚派が多いとは聞いてますが、私の場合、距離の感覚が不安定で再現性が低いためです。
歩測の仕方も、大股で歩くのではなくトボトボした感じの歩き方の距離をベースにしました。ラウンドの後半になると疲れて大股の距離が変動するので、変化が少ないトボトボ歩きの方がブレが少ないです。自宅でトボトボ歩きした時の距離を測っておき、ラウンド中はピンまで歩数で脳内計算してからパッティングします。
制約がもたらす意外な効果
一見、制約は窮屈に思えます。しかし、それがもたらす効果は想像以上でした。制約を設けることで、結果が良くても悪くても反省がしやすくなりました。基準があるため、「なぜ失敗したのか」が明確になり、次に活かしやすいのです。また、メンタル面でも楽になりました。選択肢を減らすことで迷いが消え、ゴルフに集中できるようになったからです。
私自身、この方法でスコアが安定し、何よりプレー中の負荷が軽くなりました。制約をたくさん作っていくことがゴルフライフを変えてくれます。
ぜひ、ご自身にあった制約を作ってみてください。
ラウンド中の制約の作り方等は無料相談でサポートしますので、興味ある方はXのDMかコメント、メールでご連絡ください。
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