上手い人がやってる!オーバークラビングゴルフで手前から攻める戦略
こんちには。MG(えむじー)です。
今日は「オーバークラビング」について書きます。
スコア安定の秘訣:オーバークラビングゴルフとは?
みなさん、残り距離に合わせてクラブを選び、「しっかりフルスイング」を心がけていませんか?150ヤードなら7番アイアン、120ヤードなら9番アイアン、といった具合に。かつての私も同じでした。でも、これがスコアの不安定さを招いていることに気づいたのは、ある日のラウンド中にもらったアドバイスでした。
その日、感覚的にはいつもと変わらないのに、アイアンでフルスイングしてもグリーンに届かない、力みすぎて引っかけてしまうなど、ミスが続きました。それを見かねた同伴者の70台ゴルファーが一言、「大きいクラブで軽く振りなよ」とアドバイスをくれました。彼のプレーを観察してみたところ、たしかにフルスイングではなく、力を抜いて打っていることが多いと気づきました。
このときに出会った考え方が「オーバークラビング」という考え方でした。これは、一つ大きいクラブを使い、軽く振ることでショットを安定させる方法です。さあ、このオーバークラビングがどのようにスコアを安定させるか、具体的に見ていきましょう。
オーバークラビングの基本:距離感をつかむ鍵
「オーバークラビング」とは何でしょうか?これは、普段の距離感に対して1番手大きいクラブを選び、軽く振ることで安定性を高める戦略です。
例えば、150ヤードならいつもは7番アイアンを使うところを、6番アイアンを選びます。そして、「力を7割に抑えて軽く振る」ことを意識します。この方法の最大のメリットは、力みが防げることです。力みがなくなると、スイングの精度が上がり、ショットの安定性が高まります。
さらに、ゴルフは「手前から攻める」のが基本です。オーバークラビングを実践すると、フルスイングしたら目標を超えてしまうのが感覚的にわかるので、ミスはだいたい飛距離不足(ショート)になります。たとえ距離が少し足りなくても、グリーン手前に置いておけば大きなミスを避けられます。これが、オーバークラビングのもう一つの魅力です。
実践編:オーバークラビングを試してみよう
オーバークラビングを実践するのは簡単です。以下のステップを試してみてください:
1. 残り距離を測る:例えば、150ヤード残っているとします。
2. 普段より1番手大きいクラブを選ぶ:いつも7番アイアンを使う距離なら6番アイアンを選びましょう。
3. スイングは力を7割に抑える:軽く振り抜くイメージを持ちます。
例えば、150ヤードの距離で6番アイアンを軽く振ると、無理のないスイングでグリーン中央を狙いやすくなります。これを何度か繰り返すと、距離感が安定し、結果としてスコアも安定するでしょう。
クラブ選択だけの問題なので、誰でもできます。本番でできるか不安な人は練習場で試してみるのをオススメします。
ゴルフを楽しむ新しい視点
これが一番伝えたいことですが、オーバークラビングを取り入れると、距離感をコントロールする楽しさに気づくはずです。飛ばすだけがゴルフではありません。戦略的に距離を計算し、ショットを工夫することこそが、ゴルフの醍醐味です。
150ヤード、パー3のホールをあえてドライバーで距離をコントロールして打ってみる。100ヤードのアプローチをユーティリティで打ってみるなど、遊べるところはたくさんあります。成功した時の達成感は格別で、ラウンド中の満足感もアップします。
最後に
ゴルフは距離感を制する者が勝つスポーツです。一つ大きいクラブを選び、軽く振る「オーバークラビング」を実践することで、スコアが安定し、より戦略的なプレーが可能になります。次回のラウンドでぜひ試してみてください。スコアの変化に驚くこと間違いなしですよ!
では、みなさんも一緒に新しいプレースタイルを楽しみましょう!