大嫌いな別居中の夫と久しぶりに会ったら外モード全開だった話【二回目の面会】
夫婦2人で過ごすのは1年以上ぶり
娘の保育園の行事があり、夫と一緒に観覧しました。
別居後に会うのは2度目であり、子ども抜きで2人で会うのは初めてです。
その時のことを記録しておこうと思います。
会うまで
保育園行事が終わるまでは娘との接触はなく、夫婦2人の時間でした。
お昼も一緒に食べました。
会うまではとってもとっても憂鬱でした。
大嫌いな夫、噛み合わない夫、LINEのやり取りもイライラ、
どうせ変な服装で来ます、嫌い嫌い嫌い・・・
待ち合わせ
はい、外モード!!!!!!
驚くほどの優しい夫。the 外モード!
服装がダサいのは置いといて、とにかく優しい。
結婚前にタイムスリップした感覚。
「寒くない?暑くない?荷物持つよ?大丈夫?その服かわいいね!」
恐るべし別居1年間!効果は絶大のようで、完全なる外モードです。
私が好きになって結婚した夫(=外モード全開の優しい夫)です。
観覧中
娘の頑張る姿を観覧中、今まではいつもウトウト寝ていた夫ですが、
今回はなんと寝ませんでした!
行事終了後
娘との面会。息子とも合流し、夕飯を食べに行きました。
平和。夫が怒らない。子ども達も楽しそう。
ついに娘5歳が言いました。
「パパ、変わったね!優しくなった!
抱っこのしかたも上手になってる!」
夫が「え、そう?前から優しいよ?」と言うも、すぐさま
「前はすごく怒ってたじゃん!嫌だったよ!!」と否定する娘。強い。笑
とにかく平和。みんな笑顔。なんだこれ?幸せな時間じゃないか・・!
これは何なのか
結婚してから今までの間に、こんなに幸せで穏やかな空気が流れたことがあっただろうか?と考え込むほどの、穏やかな時間でした。
夫は、私が「外モード」と呼んでいた状態だった。
ただ、無理して外モードをしているのではなく、
優しい心を持って優しく気遣ってくれているのは伝わってきた。
擬態でも演技でもなく、夫自身の優しさでした。
外モードだろうが何だろうが、私は夫の優しいところが好きで結婚したんだということを思い出させられました。
結婚して、お互いの距離が近くなりすぎて、
期待して我慢して失望して、お互いがキャパオーバー。
かつての優しさすら「外モード」と呼び、憎んでいた。
今回特に何か特別なことがあったわけではない。
ただ「優しさを感じた」、それだけ。
他の家庭であればこれは日常であり当たり前のことなのかもしれない。
でも、私にとってはものすごく幸せなことであり、やっと叶った空気感なのでした。
これから目指すのは
幸せに過ごせた。
やり直せるかも。
別居解消?
いや、違う。
別居によって日々の言い争いがなくなり、心の余裕を取り戻せた。
心に余裕がある状態で会えば、きちんと愛情を感じることができる。
別居は、継続です。この距離感が大事。
「一般的な幸せ同居家族」を目指すのではなく、
「たまに会う温かい別居家族」を目指す。
我が家にとってはこれが「幸せのカタチ」
私は夫のことをもう二度と好きになれないと思っていた。
嫌いだけど、家族を続けなければならないと。
でも、大丈夫かもしれない。
私の未来に希望の光が差し込んだ1日でした。