花粉症対策とアロマテラピー
こんにちは。元アナウンサーでAEAJ認定アロマセラピストのアンヌはるかです。
(Instagram https://www.instagram.com/aromatherapyanne?igsh=MWtpNjFiOGpuaG81NA== )
いよいよ花粉症も本格的に症状が出始めるか…と言う暖かい日が続いていますね。
本当にきつくて辛くて、花粉症をあらゆる角度から和らげたいと言う方が多いと思います。
アロマテラピーの研究結果でこのようなものがありました。
「アレルギー反応を引き起こす物質に対する精油の影響」
アレルギーは、
過度なストレスや生活習慣の乱れなどにより、免疫機能のバランスが崩れることが一因ともいわれますが、
精油がアレルギー症状を引き起こす物質の産生を抑える可能性について調べた実験があるんです。
ラベンダー、レモングラス、ゼラニウム、ティートリー、ユーカリ、ジャーマンカモミールを使用した実験です。
そもそも
アレルギー症状が現れる仕組みとしては、
①花粉などのアレルゲンがヒスタミンを放出させ、
②一酸化窒素が放出され、血管が拡張し、
③いわゆる辛いアレルギー症状が現れる…と言う流れになっています。
実は今回、
ティートリー精油とレモングラス精油が一酸化窒素産生に対して特に強い抑制作用を示しました。
ということで、
「ティートリー精油とレモングラス精油はアレルギー症状を緩和する可能性が示唆された」
と言うことになります。毎年毎年花粉症で苦しんでいると言う方は、このふたつを常備しても良いかもしれません。
ちなみに、ユーカリ精油は呼吸器系症状に広く使用され抗炎症作用に関する報告がありますが、この実験では抑制作用は低いという結果となりました。
アロマテラピーは、もちろん、いわゆる薬代わりや病院代わりと言う存在には決してなりませんが、
未病の段階から体調を整える一助として使う事はとても有益だと思います。こうした実験結果をもとに、得られたエビデンスを参考に、ご自分の求めるアロマテラピー精油を見つけてみてください。
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