【父方ルーツ その1】父の記憶を頼りにしながら家族の物語を紐解いていく
前回のふりかえり
「おばあちゃんからおじいちゃんにお手紙(恋文)を送ったらしいよ」
そんな祖父母のエピソードを聞いたこと、若い頃の祖母と私がそっくりだということ、そして2人はいとこであるということから、一気に深まった祖父母への興味。
まずは祖父母それぞれの兄弟、両親(曾祖父母)の繋がりを調べ始めました。
調べるといっても、最初は父と母の記憶を頼りに確認作業といったところです。
父の記憶を頼りに ①祖母の兄弟と両親
祖母の名前はツナ。(私にそっくりのおばあちゃんです)
3人兄弟の長女で、妹と弟がいました。
どちらの方も、私が子供の頃から何度も会ったことがありましたので、顔と名前の一致もすぐにできました。
祖母ツナの旧姓は後藤で、父は兵蔵、母はミサ。
私ののひいおじいさんとひいおばあさんです。
曾祖父母は私が生まれた時にはもう他界していたので、会ったこともなければこの時点で名前すら知りませんでした。
父の記憶を頼りに ②祖父の兄弟と両親
祖父工藤金次郎については「たぶん、5人兄弟かな?」ということで、父も曖昧なところがあるというのです。
そんなことある?と思ったけど、たしかに昔のことだからそんなこともあるよね、と思いながら話を聞きました。
とりあえず父の記憶では祖父金次郎は5人兄弟の三男らしいということでした。
「本家」と呼んでた方が長男、そして次男がいて、その次に長女がいて、祖父である金次郎。
どの方も実際に会ったことがある気もするけれど、幼かった私の記憶にはやや曖昧…
もうひとり、祖父が可愛がっていた弟がいたそう。
四男さんは海軍へ入り戦死されているとのことで、
父も会ったことはなく、話だけの存在ということでした。
ということで、一応この時点では祖父は5人兄弟という認識でした。
この後、戸籍を取得するということで新たな事実がわかることになります。
(それはまた次回にします)
そして祖父金次郎の両親(私の曾祖父母)の名前は金治とリノ。
(金の文字が繋がりを感じさせます。でも祖父は三男だけど…)
こうして4人の父方曽祖父の名前がわかったのです。
私にとっては突然登場した新しい家族の登場人物!
なんだか嬉しくて楽しくて仕方ありませんでした。
いとこ同士ということは…
祖父母がいとこ同士ということは、曾祖父母が兄弟ということになります。
誰と誰が兄弟なんでしょうか??
曾祖父工藤金治、曾祖母工藤リノ。
曾祖母後藤兵蔵、曾祖母後藤ミサ。
工藤リノさんと後藤兵蔵さんが兄弟らしい。
そこは父の記憶でもたどり着くことができました。
父方ルーツは秋田
父の「たぶん〇人兄弟かな?」という曖昧な返答の理由は海軍で戦死した弟の存在によるものではく、
「秋田に子供を残して北海道に渡ってきたらしいんだよね…」
父方のルーツは秋田だということもは聞いたことはあったのですが、じゃあいつ頃どの辺りから来たのかということは、この時点で私も父も知りませんでした。
子供を残して北海道へ移住したということは、曾祖父の代ということになるということは想像できました。
では祖父や祖母は北海道で生まれたの?
それとも秋田で生まれて、北海道へ連れて来たの??
兄弟夫婦で北海道にともに移住してきたの??
まだまだわからないことばかりです。
わからないからこそがぜん興味がわいてきます!
次回はこの辺を中心にまとめてみようと思います。
まとめ この時初めて知ったこと
私がこの時に初めて知ったことは父方曾祖父母4人の名前と関係性でした。
工藤金治、工藤リノ、後藤兵蔵、後藤ミサ。
リノと兵蔵が兄弟であるということ。
まだまだ入口の扉を開いたばかり。
ここから、まだまだ新しいことを知っていきます。
続きはまた次回。
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