そら 🌎

「ファミリーヒストリー」「ルーツめぐり」の時間旅行のためにnoteを始めたら、期せずして2023年からアメリカ暮らしが始まりました。暮らす旅人気分で少しずつ記事にしていきたいと思います。

そら 🌎

「ファミリーヒストリー」「ルーツめぐり」の時間旅行のためにnoteを始めたら、期せずして2023年からアメリカ暮らしが始まりました。暮らす旅人気分で少しずつ記事にしていきたいと思います。

マガジン

  • 図書館【アカデメイア共同運営マガジン】

    • 91本

    図書館は知の宝庫。noteの世界に存在する記事を集めて保存します。『アカデメイア』の有志が管理する共同運営マガジンです。

  • 大切なもの

    保存版✨

  • 旅日記

    のんびり旅日記

  • 旅エッセイ

    旅に関するつれづれ

  • 母方ルーツ

最近の記事

  • 固定された記事

新しい日々が始まる

年が明けてもう2週間も過ぎてしまいましたが、ようやく2023年の最初の記事を書いております。 実は1月から生活環境が大きく変わることとなり、新たな試みとして日々のことを書いてみようと思います。 備忘録、自分のためではありますが、引き続きお付き合いくださると嬉しいです。 今年もどうぞよろしくお願いします。 「旅人になりたいなぁ・・・」 この数年、自粛生活で思い通りに会いたい人に会ったり、行きたいところに行くことができない中、旅系YouTubeを見漁っては現実逃避とも言え

    • ほうき星の夕べ | 紫金山•アトラス彗星

      「ほら、あの小枝の少し上の方に見えるよ」 示された方向にじっと目を凝らすとぼんやりと星が尾を引いているのがわかる。 8万年に一度のチャンスということで天文好きの間で話題になっている、紫金山・アトラス彗星だ。 数日前からInstagramのタイムラインは私の“いいね”の嵐に呼応して彗星の写真で溢れていた。 土曜の偶然 私は夕日を見るのがとても好きだ。 毎日見ても飽きない。 近所で見るのも、遠出して見るのもいい。 じっくり太陽を見つめられるこの時間は至福の時。 空の色の変

      • ここは地獄か天国か | 湯けむり漂うイエローストーン

        8月上旬。 訪れたのは、ワイオミング州にあるイエローストーン国立公園。 正確にはワイオミング州の端にあるため、モンタナ州とアイダホ州にまたがる。 隣接するグランドティトン国立公園と合わせると、東京都ほどの広さとなるそうだ。 世界初の国立公園であり、世界遺産でもある。 そして何よりアメリカで最も人気のある国立公園でもある。 私たちにとっても、国立公園めぐりのハイライトと言っても過言ではない。 今回はモンタナ州ボーズマン空港でレンタカーを借り国立公園外のAirbnbを利用す

        • 夏山シーズン、ロッキー山脈をゆく

          車は一路南を目指す。 次の目的地はコロラド州デンバー。 コロラド州と聞いて浮かぶのは美しい山々が連なる風景。  州西部には4000メートル級の山々が連なるロッキー山脈を有し、全米一の平均高度を誇るコロラド州。 州都デンバーはアメリカ国内でも有数の大都市でありながら、自然との共生を大切にしている人が多く集まる街らしい。 今回はここからさらにロッキーマウンテン国立公園に向かう。 こんなにもせっせと国立公園をまわっているのは、今年ナショナルパークの年間パスを購入したから。

        • 固定された記事

        新しい日々が始まる

        マガジン

        • 図書館【アカデメイア共同運営マガジン】
          91本
        • 大切なもの
          38本
        • 旅エッセイ
          18本
        • 旅日記
          56本
        • 母方ルーツ
          25本
        • 第1回・真顔で文字を書いて笑わせる1グランプリ
          62本

        記事

          独立記念日に自由と平等を思う | マウントラシュモア 【サウスダコタ州】

          ワイオミング州から再びサウスダコタ州に戻ってきて、次なる目的地はマウントラッシュモア。 歴代大統領4人の顔が並んだマウントラッシュモアは、アメリカの象徴的な場所の一つだろう。 ここを訪れたのは7月4日のアメリカ独立記念日の翌日。 独立記念日は1776年にアメリカがイギリスからの独立を宣言した日に由来する。 アメリカではとても重要な祝日の一つで、各家々ではアメリカの国旗が掲げられ、BBQを仕込んだりして(巨大な肉を15時間くらいかけて低温スモーク調理するブリスケットは絶

          独立記念日に自由と平等を思う | マウントラシュモア 【サウスダコタ州】

          ヘンテコNo.1 未知との遭遇 |デビルズタワー 【ワイオミング州】

          すでに車旅は3日目。 早朝サウスダコタ州からワイオミング州へ向け車を走らせる。 実は前夜ちょっとしたトラブルがあった。 サウスダコタ州ラピットシティのAirbnb(民泊)を予約していたのだが、オーナーに連絡がつかず予定外の車中泊となってしまったのだ。 Airbnbのカスタマーセンターは真摯に対応してくれたのだが、予定は狂うし、深夜まで振り回されるしで、疲労がどっと押し寄せ我々二人の間の空気が不穏に陥ったのはいうまでもない。 一息つこうと適当な店を探すも、この日は7月4日

          ヘンテコNo.1 未知との遭遇 |デビルズタワー 【ワイオミング州】

          悪い土地という名の絶景 | バッドランズナショナルパーク 【サウスダコタ州】

          グレートプレーンズと呼ばれる大平原を走ること15時間あまり。 サウスダコタ州までやってきた。 途中雨雲の下を通過し、雨と雷に肝を冷やしたが、その雲を過ぎると再び青空が広がっていた。 サウスダコタ州はアメリカ50州の中でも人口密度が最も低い州の一つだそうだ。 州の面積は北海道の約2.4倍、人口は約92 万人(長崎県くらい)。 ちなみに北海道は約530万人。 計算なんかしなくても、確かに人口密度の低さが納得できる。 アメリカ全体の人口は3億3500万人、最も人口が多い都市ニ

          悪い土地という名の絶景 | バッドランズナショナルパーク 【サウスダコタ州】

          北へ北へと向かう旅、グレートプレーンズをゆく

          すっかりハマってしまった車旅。 飛行機旅に比べコストも抑えられ、荷物もたくさん持っていけるのが大きなメリットだ。何よりダイナミックなアメリカ大陸を体感できる。 7月、往復3000キロのロードトリップでサウスダコタ州まで遠征してきた。 今回の旅は、 テキサス州ダラスを出発し、中央の大平原を北上するルートをゆく。 通過する州は、オクラホマ、カンザス、ネブラスカ、サウスダコタ、ワイオミング、コロラド。 4泊5日で往復3000キロの「ドライブ」は、目的地に向かうというより、た

          北へ北へと向かう旅、グレートプレーンズをゆく

          祝、私たちのルーツ完成!

          あっという間にアメリカ生活も1年半が経過しました。 3年任期の予定ですので、おそらく現在折り返し地点。 すっかりこちらの生活にも慣れ、お陰様で元気に過ごしております。 その一方で私の大切なライフワークであるルーツ探しの方はちょっとおやすみ中。 (noteのルーツ旅も中断しております・・・) 私個人の調査は進んでいませんが、ご一緒させていただいていたチーム長浜はその後も休むことなく前進され、この春「私たちのルーツ」という本が完成しました。 チームとして始動してから約2年の

          祝、私たちのルーツ完成!

          白い砂と黒い煙 | ホワイトサンズ国立公園 【ニューメキシコ州】

          どこまでも続くまっすぐな道路。 何もない景色が広がるが、道路脇の送電線だけはどこまでも伴走を続けてくれていた。 目的地はホワイトサンズ国立公園。 絶景ポイントと聞いて行ってみたかった場所の一つだ。 絶景に出会うその前に この国立公園はチワワ砂漠の北端、ニューメキシコ州南部にある。 メキシコとの国境とも近く、軍の重要施設であるホワイトサンズミサイル実験場もあるため途中の道路には検問施設があった。 セキュリティチェックおよび不法移民の取り締まりのためだろう。 陸路で国境を越

          白い砂と黒い煙 | ホワイトサンズ国立公園 【ニューメキシコ州】

          アブダクションされちょっと寄り道 ロズウェル編 【ニューメキシコ州】

          ニューメキシコで一番行きたかった場所。 そこはロズウェル! 有名な「ロズウェル事件」のロズウェルだ。 え・・・ご存知ない?有名ではない?そうですかそうですか・・・ ロズウェルはニューメキシコ州東部にある、人口5万人弱の州内5番目の都市だ。 大きな町ではないが、1947年に起きたロズウェル事件でその名前は世界中に知られることとなる。 旅の途中、アブダクション(宇宙人に拉致されること)され寄り道してきたので、報告したいと思う。 街全体がUFOカルチャーで溢れる 訪れたロズウ

          アブダクションされちょっと寄り道 ロズウェル編 【ニューメキシコ州】

          カールズバッド国立公園 | 夕暮れの蝙蝠と異世界地底体験 【ニューメキシコ州】

          ニューメキシコ州南東部にあるカールズバッド国立公園。 ここには世界屈指の洞窟群があり、1995年には世界自然遺産としても登録されている人気のナショナルパークの一つだ。 この国立公園は壮大な洞窟に加え、夕刻に一斉飛翔するコウモリの大群が見られるということでも有名なのだそうだ。それは夏季の日没時に起こる不思議な光景なのだという。 ちなみにカールズバットという地名は蝙蝠(コウモリ)のバットに由来しているのかな?思ったら、カールズバッドの綴りはCarlsbadで、コウモリのbat

          カールズバッド国立公園 | 夕暮れの蝙蝠と異世界地底体験 【ニューメキシコ州】

          KFC始まりの場所 サンダースカフェで”アメリカ”を感じる 【ケンタッキー州】

          5月のある日、ロードトリップでケンタッキー州を通過した。 ケンタッキー州はアメリカ東部の内陸にある、緑が豊かな州だ。 道路両脇に見られる特徴的な断崖の地層からは水が滴り落ち、水を豊富に含んでいることが伺い知れる。 丘陵地帯には様々な種類の畑が広がり、牧草地には牛や馬などの姿も見られ、とてものんびりした穏やかな風景が広がっていた。 道路も大小のアップダウンが続き、北海道の美瑛に似た雰囲気。どこまでも平らなテキサスとは全く異なる。 ケンタッキーといえば、日本でもお馴染みのケ

          KFC始まりの場所 サンダースカフェで”アメリカ”を感じる 【ケンタッキー州】

          セコイア国立公園 | 樹齢2200年、世界一の木に会いにいく 【カリフォルニア州】

          とにかく何もかも大きなアメリカ。 都市部こそ繁栄した印象を受けるが、少し離れるとそこには広大な畑や牧草地、手付かずの自然が広がっている。大都会などほんの僅かな地域に過ぎない。 飛行機に乗って見える空からの景色も、車で行く地上の景色もどこまでも果てしなく「地球」という惑星を感じさせてくれるありのままの自然が広がっている。 カリフォルニア州ロサンゼルスを早朝に出発、車で約4時間ほど北上しセコイア・キングスキャニオン国立公園(Sequoia&Kings Canyon Nation

          セコイア国立公園 | 樹齢2200年、世界一の木に会いにいく 【カリフォルニア州】

          ビックベンド国立公園 | 謎の光、銀河鉄道の夜 【テキサス州】

          あれはいったい何を見たのだろう・・・ 狐につままれた気分とはまさにこのこと、星空の中を進むそれはまるで銀河鉄道そのものだった。 テキサス州ビッグベンド国立公園アメリカ国内にはたくさんの国立公園がある。 気候帯によりそれぞれ特色があり、ダイナミックなアメリカの自然をそのままの姿で楽しむことができる。 テキサス州は2つの国立公園を有するが、そのうちのひとつビッグベンド国立公園へ行ってきた。 メキシコ国境沿いにあるこの広大なビッグベンド国立公園は、どこまでも平らなテキサスでは

          ビックベンド国立公園 | 謎の光、銀河鉄道の夜 【テキサス州】

          ブルーボネットでテキサスの春を

          日本よりもひと足先に春の気配を感じるテキサス。 春分を過ぎた頃から日差しが強くなり、日によってはすでに初夏の陽気だ。 新緑が眩しく、日本同様に菜の花が黄色の絨毯のように咲き風に揺れ、穏やかな季節の到来をしみじみと感じさせてくれる。 4月ともなると側道には色とりどりのワイルドフラワーが咲き、目を楽しませてくれる。 中でもひときわ目を引くのが青い花、ブルーボネットだ。 3月末から4月末にかけてテキサス中央部によく見られる背丈20センチほどルピナスの一種でテキサス固有種なのだそう

          ブルーボネットでテキサスの春を