人生をかけている
「あなたは人生をかけていますか」
仕事や好きなこと、なんでもいいのですが、そう聞かれて「はい!」と即答できる人はどのくらいいるのでしょう。
隣に座っている人が迷いなく答えていたら、きっとまぶしくて目を細めてしまいそう。
「人生をかける」という言葉には、オリンピックを目指したり、何か特別な才能をもって大きな事を成し遂げようとしている人が、それこそ命がけで努力しているイメージがあり、私ごときが使うには腰がひけてしまうと思っていました。
「時間とは、生きるということ、そのものだからです。」
今読んでいるミヒャエル・エンデの「モモ」の一節。「時間」をテーマにした名作の、そこからの考察。
「時間=生きること=人生」ならば、
「時間をかけること=人生をかけること」なのか・・・??!
そう考えると、「私はアロマセラピーに人生をかけている」と断言できる!
アロマセラピーについての学びや、仕事にかけた時間はここ20年続いていて、これからも続けていくつもりです。
「賭ける」と「掛ける」の違いはありますが、そんなヒリヒリとして、立派なものでなくとも、「自分には人生をかけてるものがあったのだなあ」と思うと、ちょっと誇らしいような、勇気がわくような気持ちになりました。
先述のモモの一節は、「そして人のいのちは心を住みかとしているからです」と続いていて、こちらもかなり気になるところです。
ちょっと不思議なタイミングで読み始めたお話。味わいたいと思います。
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