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媚びない生き方☆ジョン・キム氏と春馬くん

最近、文庫になったジョン・キム氏の
「媚びない人生」という本にはまっている。
実は、先にYouTubeを知り、穏やかな語りに魅せられ、
本を購入した。

自分を強くする「内面からの改革」という言葉。に心が響いた。
強くなければ、本当に自分が求める人生を生きることができない。
強さをふりかざす人ではなく、
ほんとうに心からやさしい人が、とても強い人だと私は思う。


そして、極めつけの言葉が、
「世界を征服するよりも、自分を征服する方が、はるかに難しい」
である。
まさにまさに。。腰を抜かしそうである。

2020年、新型コロナウィルスにより、
自分の内面と向かいあった方も多いと思う。
自分の心と向き合い、自分を征服することが、本当に自分が求める人生なのだろう。

何が大切か見極め、ただ従順な羊ではなく野良猫になれ
とも言っておられる。
社会にでれば、従順な羊にならなければならないこともある。
しかし、権威にはむかうことから抜け出せないという思い込みも健全ではない気がする。

野良猫は、自由で独立した存在である。飼い主はいるが縛られない。
愛嬌も振りまくが、魂までは売らない。いつでも飛び出す気持ちを持っていながら、今は飼い主にきちんと貢献する。

新しい時代を迎え、
雇用自体が難しくなってくると思われる時代に
やはり、野良猫のような強さを持ちたいと切に思った。

それは、何かを成し遂げるということではなく、
自分を信じて生きろということなのだと解釈した。

ジョン・キム氏は、YouTubeで、
私がファンである三浦春馬くんのことを、何回も語られている。
春馬くんの人生における想いや、精神性の高さなどを
実の弟のように愛おしく、やさしく、穏やかに語ってくれる。

キム氏が彼のことを心から愛おしく感じたのは、
彼こそが野良猫のような強さをもって生き抜いたと感じているからではないだろうか。
明日は、彼の四十九日。
傷ついた心と体を癒し、大きな羽を広げて、ペガサスのように天高く昇っていくにちがいない。


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